13.事件は向こうからやってくる
アキネが当たりました!
しかも1発目で‼︎めっちゃ嬉しいです!!
空には赤橙色の日が昇り、美しい青空が広がっている。
旅立ちにはピッタリな天気だ。
城では経験したことのない甘い香りや美味しそうな
匂いが、寂しさと期待でこんがらがっている僕の
気持ちを程よくほぐしてくれる。
きっとアリアさんや大英雄グランもこんな日を
経験したのだろう。
ただ、その二人と少し違うところがあるとすれば、
その少年は生粋のトラブルメイカーだということ
だろう。
ドンッ
「いってぇ、どこ見て歩いてんだ!!」
考えに夢中で周囲の確認を疎かにしてしまい、
男性にぶつかってしまう。
周囲にはその男性の荷物が落ちていた。
「すみません!拾うの手伝います!」
落ちていたのは紙と袋で、僕は紙を集めていく。
その中で一枚だけ他とは違う大きさの、メモ用
みたいな紙を見つけついつい気になって見てみる。
■
レクリアで袋を受け取ってリ
ーネに行け。そこに着けば、
ヴェノアという男が待っている、そいつに袋を渡せ。
■
ん?これは依頼書かな?でも何か違和感を感じ…
「おい!勝手に触ってんじゃねぇ!」
「うわぁっ」
男性は叫びながら走ってきて紙や袋を無理やり
取り、大事そうに抱え込む。そしてそのまま
走り去ってしまった。
「なんだったんだろ…」
結局、微かに感じた違和感の正体も掴めず、
僕は1人賑わっている街の中にポツンと取り
残されているような気持ちになる
「まぁいっか早くギルドに行って冒険者登録しよ!」
結局、そんな事どうでもいいや!と、冒険者になる事で頭がいっぱいになり、期待に胸を躍らせながら、
冒険者ギルドへ向けて足を蹴り出したのだった。
それを見ていたのは赤橙色の太陽と、1人の
女だけだった。
『なに⁉︎ガキに見られただと!』
「…はい、申し訳ありません」
『ガキすぐに始末しろ、誰かに話されたら面倒
なことになる』
「…わかりました。では」
ーープツン
「…くそっ!!ミアーダ様、私はどうすればっ…」
敬愛する主人の名を呼びながら、女が悔しそうに
手を握り締める。
掌から滴り落ちる血が地面を濡らしていた。
表現や情景豊かに書こうと頑張ってみましたけど、
とってもムズいです!今まで読んできたなろう小説の作家さんを心から尊敬します。笑
最後まで読んでくれてありがとうございます!




