10.限界を超えて
アキネが当たらない…ぐすん。
「シン、ここはギルドの武器庫だ。どれでも
好きなものを使って良いぞ」
「わぁ〜!かっこいいー‼︎」
部屋の中は辺り一面武器だらけ
剣、槍、弓、斧、レイピア、ハンマー、両手剣…
様々な武器が揃っている。
「え〜と、刀は…あれ?ガラルさん、刀って無い
んですか?」
「刀?また珍しいもんを使うんだな。ここは
冒険者たちが昔使っていたものを捨てずに
置いているだけだからな、全種類揃ってる
わけじゃない…すまんな」
「いえ、別にガラルさんのせいじゃないですよ。
…この片手剣を使わせてもらいます」
「分かった。準備ができたら隣にある訓練場に
来い」
「わかりました!」
ガラルさんが部屋から出ていく。
ふっはっとりゃっ…
「ふぅ、このぐらいでいいかな」
剣が手に馴染んできたところで素振りをやめる
よし、行くか!
ガチャリ
「すみません!遅くなりました‼︎」
「いや、大丈夫だ」
そう言ってガラルさんは目を瞑る。
すごいプレッシャーだ。
でも…すごいワクワクする!
「…ルールは簡単、俺を認めさせたら勝ちだ!
本気で来いシン!!」
「もちろんだ‼︎」
身体強化魔法を発動させてガラルさんに突っ込む。
今回は小細工なしで真正面から全力をぶつける。
【氷魔法】アイスソード
「はぁっ」
「ほう、固有魔法使いか。…だが、まだまだ
甘いな」
キィィィン
力の差がありすぎるッだったら!
【氷魔法】アイスランス!
体制を整えながら魔法を放つ
魔法は空気を切り裂くように飛んでいき…
「スモール・ファイア」
ドゴーン
スモール・ファイアで相殺⁉︎
魔力量でもここまで差があるのか!
その事実に愕然としていると
「おいおい、そんなもんか⁉︎その程度の力と覚悟
で冒険者になろうなんて笑わせんな!男なら
態度で示せ!そんなんじゃアリアには一生掛か
っても追い付けねぇぞ!!」
頭の中に美しい緑髪の幻覚が映る
ッッそうだ、このままじゃあの人に追い付けない!
でも、どうすればっ⁉︎
…そうだ、これならッ
「はぁぁぁ‼︎」
最高速度でガラルさんに向かって行く
「お、やっとか!待ちわびたぜ!!」
右、左、上、下と何度も何度もガラルさんに
斬りかかる。
「そんなんじゃ、俺は倒せねぇぜ!!」
そして、ガラルさんに斬りかからながら…
詠唱を開始する
「…《冥界の氷王よ、万物の創造主よ…」
「ッッ詠唱戦闘かッ」
「大海を凍らすその力、万人が平伏すその姿…」
ガラルさんは基本属性魔法を使っていた、もしかしたら基本属性しか使えないのかもしれない。
それなら…勝機はある‼︎
「今こそここに顕現せん》
いけぇ!これが僕の全力だー‼︎」
「【氷魔法】アイス・ワールド」
その瞬間、世界は氷の吹雪に包まれた。
あらゆるものが凍り、固まる。訓練場は人間が生きてはいられないほど過酷な環境へと変貌した。
…1人を除いて
一面銀世界の空間で1人、何故か嬉しそうに笑う
男がいた。
「ガラララ!まさか俺にこれを使わせるとは!!」
その男は身体が燃えている。
いや、身体中に炎を纏っていた。
「全く、ガレスの言う通りとんでもない素質を
もっておる。…これから忙しくなるわい」
男の近くに倒れている子供の顔は、気絶している
にもかかわらず、どこか満足気な笑みを浮かべて
いるように見えた。
ガラルさんつっっよ!
戦闘描写って難しいですね。頑張ります‼︎
最後まで読んでくれてありがとうございました!
よければ僕がガチャでアキネを当てるのを願っててください‼︎




