トラブル解決!化け狐のツネ
初めて「小説家になろう」に投稿した小説です。初めてにしては、思ったよりいい小説になりました。友情の素晴らしさと、決して諦めない気持ちの大切さを書き表したつもりです。できるだけ多くの人に読んでもらえると嬉しいです。
さて、ツネはトラブルを解決できるのでしょうか?勇たちとのおもしろいやりとりも必見です。
ぜひ、お読みください!
1.親友の悩み
キーンコーンカーンコーン。チャイムが鳴り響き、私は深く息をついた。
「ふぅ〜やっと終わった。よし、早く帰ろうっと。」
私の名前は化森ツネ。どこにでもいるような中学2年生。のフリをしている化け狐。
かばんの中に教科書、ノート、筆箱などを入れ、背負って帰ろうとした。
「ツネちゃん、もう帰るの?」
声の主は私の親友、美咲だった。
「そうだけど、何で?」
「いや、ツネちゃんと一緒に帰りたいな〜と思って。」
「本当!?実は、私も美咲と一緒に帰ろうと思ったところだよ。」
中花美咲。転校してきたばかりの私に、最初に話しかけてくれた女の子。学校の楽しさを教えてくれたのも、美咲だった。
「私、ツネちゃんに相談したいことがあって。」
「何?」
「実は、真波ちゃんとケンカしちゃって…。」
「えっ!?荒川さんとケンカ!?」
荒川真波。とても真面目な女の子。なぜか私のことが嫌いみたい。
「でも、美咲と荒川さんって仲良しだったよね。何で?」
「今日の朝、真波ちゃんと少しもめちゃって、『美咲なんか大嫌い!絶交よ!』って言われちゃって…。」
「そんな、信じられない!あんなに仲良しだったのに!」
「私、真波ちゃんに謝りたい。」
美咲の真剣な表情を見て、私は思った。
(私も何か協力したい。)
そして、美咲の手を握り、言った。
「私も手伝うよ!」
「ツネちゃん、ありがとう!」
私は、家(というか山のほら穴)で一人叫んだ。
「あぁ〜どうしよう!あんなこと言っちゃったけど、どうすればいいんだろう?私は荒川さんのことが苦手だし、荒川さんも私のこと嫌いみたいだし…」
「いや、その状況、協力したほうがいいだろ、絶対。」
そう言ったのは、私の話を聞いていた勇だった。
勇は、私がここに来たばかりのとき、私にすみかを教えてくれた男の子。学校では、神山勇と名乗っているけど、その正体はオオカミ男。
「じゃあ、どうしたらいいのか教えてよ。」
「そうだなぁ、お前が荒川さんに話しかけるとか。」
「なるほど。明日さっそく話してみよう!ところで、なんて声かけたらいいかな?」
「それぐらい自分で考えろ。」
その言葉を最後に、勇は宿題をやり始めた。集中力がものすごい勇だから、もう何を言っても聞かないだろう。
(仕方ない。自分で考えよう。)
2.仲直り作戦
次の日の朝、私は早めに家を出て、荒川さんが来るのを待つことにした。
(あっ、荒川さんだ。よ〜し、話しかけるぞ〜。)
偶然にも、荒川さんは私のことを見た。私は、思い切って言った。
「おはよう、荒川さん!」
返事はない。
「荒川さん、今日のテスト自信ある?私は全然ないよ。」
荒川さんは、深く息をつき、言った。
「しつこいわ。私に近づかないでくれる?」
そして、早足で行ってしまった。
(う〜ん、失敗。何がいけなかったのかな?)
昼休憩…
「美咲、私じゃあ全然話せなかったよ。」
「そっか。じゃあどうすれば…。」
「中花さんが話しかけたらいいんじゃないか?」
突然、勇が話に入ってきた。あまりにも突然だったから、美咲は少し驚いたみたい。
「か、神山君…。」
「勇、いきなり会話に入ってこないでよ。びっくりしたじゃない。」
「じゃあどう入ればよかったんだよ。」
「…あの、ツネちゃんと神山君って、友達だったの?」
「うん。あれ、言ってなかったっけ?」
「完全に初耳。」
(確かに、美咲に勇のこと、話したことがないや…。)
すると、美咲が言った。
「私、神山君と友達になってもいい?」
「もちろん。これからよろしくな、美咲。」
「こちらこそよろしく、勇君。」
「話はもどって、どうやって仲直りしよう?」
「だから、美咲が話せばいいんじゃないかって言っただろ。」
「その手があったか!さすが勇!」
早速、美咲は荒川さんに話しかけた。
「真波ちゃん、この前は…」
「私、図書室に行くから。」
荒川さんは足早に教室から出ていってしまった。美咲は顔をくもらせ、不安そうに言った。
「やっぱりまだ怒ってるんだ…。」
「だ、大丈夫だよ!荒川さん、本を返しに行っただけだよ!」
「そうだな。確かに荒川さんは、よく本を読んでるしな。」
「でも…。」
私は、どうにかして美咲を元気づけたかった。でも、私には、どうすればいいのか分からなかった。
授業中、私はずっと、仲直りの方法を考え続けていた。
(どうすればいいんだろう…。)
ふいに私は、勇に目をやった。
(勇のことを見たところで、なんにもならないか。…あっ!)
私はひらめいた。あまりにいい考えだと思った私は、思わず大声をあげた。それも、立ち上がって。
「そうか!あの手があったか!私天才かも!」
そこで気がついた。クラスメイトの目線が、私に集まっていることに。先生が呆れた様子で言った。
「…化森さん、発言は手をあげてからにしてください。」
「あっ、はい!すみません!」
私は、おずおずといすに座った。でも、先生に注意されても、この喜びは消えなかった。
放課後、家で…
「勇、私ひらめいたよ!」
「おっ、仲直りの方法だな。どんな方法なんだ?」
「勇が荒川さんと友達になるの!」
「それで?」
「それで、どうしてケンカになったのか、荒川さんから聞き出すの!」
「なるほど。お前にしてはいい考えだな。」
「でしょ〜。」
そして、一瞬の間の後、勇はハッとして言った。
「んっ、待てよ。それはつまり、後のこと全部俺にやらせるってことか!?」
「…そっ、そんなことないって〜。」
「嘘ついても無駄だぞ。」
「でも〜、勇なら荒川さんと上手くやれると思うんだけど。」
「そうか?お前の魂胆は分かってるんだぞ。」
「そこをなんとか!」
勇は、しばらく考えた後、ようやくうなずいてくれた。
「ありがとう!勇ならやってくれるって、分かってたもん。」
「じゃあ、早速明日の朝、荒川さんに話しかけたらいいんだな?」
「そのとおり!」
すると、日が沈み、月が輝きだした。そのせいで、勇は狼の姿になってしまった。
(そっか。月が輝いたら、勇は狼の姿になるんだった。)
狼になった勇とは、やりとりが出来ない。これ以上の作戦会議は出来なくなってしまった。でも、狼になっても、勇はまだ考えているようだった。
3.勇と荒川さん
翌朝私が起きた時、勇はもういなかった。おそらく、早く学校に行って、荒川さんを待つ作戦だろう。
(さて、私も行くか!)
私は手早く身支度を整え、かばんを背負って学校へ向かった。
教室には、まだ勇しかいなかった。もう準備も終わったようで、昨日の授業の復習をしていた。
「勇、おはよう。朝から勉強なんてすごいね。」
「勉強することで、人間のことをより深く知れるからな。」
「さすが勇!ところで、覚えてるよね?」
「もちろん。荒川さんのことだろ。」
「正解!」
「丸投げされた気もするが、俺なりにがんばってみるな。」
「うん、よろしく〜。」
噂をしていると、荒川さんが教室に入ってきた。
(荒川さん、来るの早っ!)
「おはよう、荒川さん!」
…やっぱり、私じゃだめみたい。私は、勇に合図した。勇はうなずいて、荒川さんに言った。
「おはよ。荒川さん。」
「…。」
やっぱりだめだったか…。そう思った瞬間。
「神山君、おはよう。朝から勉強?」
なんと、返事をした上、話しかけた!
「あぁ。今日は漢字の50問テストがあるから、漢字の勉強もするつもりだ。」
「えっ、今日って漢字テストがあるの!?」
テストがあることを知らなかった私は、ひどく驚いた。荒川さんは、私を無視して言った。
「そうなのね。私も勉強しようかしら?」
「じゃあ、俺と一緒にするか?」
(うわっ、勇!さすがに無理だよ〜。)
荒川さんは言った。
「迷惑じゃない?」
「もちろんさ。」
「じゃあ、遠慮なく。」
2人は、一緒に勉強を始めた。私はもう、驚くことしか出来なかった。
放課後、私は1人で学校から帰っていた。そして、見てしまった。
(ギャーーーーーっ!勇と荒川さん、一緒に帰ってる!もうそんなに仲良くなったの〜!?)
家で…
「勇、どうしてあんなに早く、荒川さんと仲良くなれたのか、薄情しなさい!」
「いや、ムキになりすぎだろ。ただ2人で勉強して、ちょっと話しただけだぞ。」
「だってだって!荒川さん、私にはすごく厳しいもん!なんで勇にはあんなに優しいの?」
「そうなのか?真波、とても優しかったぞ。」
「もう下の名前で呼んでるー!」
「これは俺の想像だが、お前のそのテンションの高さに真波は困ってるんじゃないか?」
「そんなこと!……あるかも。」
確かに荒川さん、私みたいな感じの人、苦手そう…。
「ところで、ケンカの原因は?」
「まだ聞き出せてないぜ。」
「そっか。でも美咲が待ってるし、出来るだけ急がないと!」
「そうだよな〜。…ん?」
「どうしたの?」
勇の表情が、どんどん明るくなっていく。そして、勇は叫んだ。
「そうだ、ひらめいたぞ!」
「うるさっ…。さすがオオカミ男。」
「なんか言ったか?」
「い、いや、なにも…。で、『ひらめいた』って?」
「それはな、お前を利用するんだ!」
「…はっ?」
「いや、いい意味でだ。お前、化け狐だろ?」
「え?…うん、そうだけど?」
「だから、お前が美咲に化けるんだよ。」
「は、はぁ…。」
私は、勇の言っていることの意味がよく分からなかった。
「なんで美咲に?」
「お前が直接真波と話しても、きっと真波は聞いてくれないだろう?だから、真波と仲のいい美咲の姿で話すんだよ!」
「あ、あぁ〜!なるほどね!そういうことか!」
私はようやく理解した。でも、1つの問題に気づいた。
「えっ?でも、いつやるの?学校じゃあ美咲が2人いることになっちゃうし、休みの日だったら家に行かないと。でも家の場所知らないし…。」
「家の場所はもう聞いた。」
「おお〜さすが勇!」
「じゃあ今度の土曜日に作戦実行な!」
「うん!上手くいったらいいね!」
私達は、土曜日が来るのを楽しみに待っていた。
4.真波の思い
土曜日、私と勇は、荒川さんの家の前にやってきた。
「勇、ほんとにここであってるの?」
「ああ、もちろんさ。」
勇は、チャイムを鳴らそうとした。そこでふと思った。
「あっ、ちょっと待って!」
「ど、どうした?」
「美咲に化けても、荒川さんは美咲とケンカしたんだから、余計に大変なことになりそうじゃん!」
「…そう言われたら確かに。もっと早く気づくべきだったな。」
「というわけで、あとはよろしく!」
「おい!」
私がいると荒川さんがちゃんと話してくれない。やむを得ず、私は家に帰った。
(勇ならきっとやってくれる。)
ツネが帰ってしまい、俺は1人になった。
「全く。あいつは無責任だな。」
(俺がこの作戦の欠点に気づかなかったのも悪いけどな。)
軽く文句を言いつつも、俺はチャイムを鳴らした。
「はい。」
モニターから、真波の声がした。俺は言った。
「真波、俺だ。突然来てすまない。」
「勇!全然大丈夫よ。」
「そうか?ところで、いきなり悪いんだが、出てきてもらってもいいか?」
「分かった。ちょっと待ってね。」
少し待つとドアが開き、真波が出てきた。
「勇、わざわざ来てくれるなんて。でも、どうして?」
「いや、それがな。ちょっと聞きたいことがあるんだ。」
「なに?なんでも答えるよ。」
俺は、一息ついて言った。
「ツネから聞いた。美咲とケンカしたらしいな。」
「化森さんから?」
「ああ。それで、どうしてケンカになったのか、聞かせてほしいんだ。」
真波は、言おうかどうか迷っているようだった。俺は言った。
「真波、きっと真波は、辛いと思うんだ。美咲と絶交だなんて、そんなことを言って後悔しているはずだ。真波の思いを、俺に聞かせてほしいんだ。」
「勇…。私のことを心配してくれてありがとう。分かった、全部話すね。」
真波は、胸の内を俺に聞かせてくれた。
5日前…
私はいつものように朝食を食べていた。すると、お母さんが言った。
「真波、行きたい高校は決まった?」
「いや、まだ…。」
「全く、早く決めないと。3年生になってからじゃあ、もう遅いんだから。」
「でも…。」
「ちなみに、お母さんは、真波には1番いい高校に行ってほしいんだけど、どう?」
「……。」
「真波は勉強得意でしょう?それを活かして、将来いい仕事についてほしいの。だから、辛いかもしれないけど、がんばってね。」
「…嫌だ。」
「真波?今なんて言ったの?」
「嫌だって言った!」
私はもう、我慢の限界だった。私は言った。
「なんで?なんで勉強が得意だから、いい仕事についてほしいの?なんでいい高校に行かないといけないの?自分のことくらい自分で決めさせてよ。お母さんなら分かってよ!」
そしてかばんを背負い、走って学校に行った。
学校で、美咲にこのことを相談した。美咲は、真剣な表情で話を聞いてくれた。
「なるほど。真波ちゃんは、自分のやりたいことをしたいんだね。」
「うん。それなのに、お母さんは全然分かってくれないの。」
(やっぱり。親友の美咲なら、分かってくれると信じてたわ。)
ところが美咲は、こう言った。
「でもきっと、真波ちゃんのお母さんは、真波ちゃんのことを思ってそう言ったんだよ。だから、きちんと謝るべきだよ。」
美咲に分かってもらえなかった。そのショックから、私は言った。
「そんな…。美咲にも分かってもらえないなんて…。」
「でも真波ちゃんのお母さんは…」
「うるさい!」
美咲は、突然の私の大声に驚いたようだった。私は続けた。
「もういいわよ!美咲に相談することが間違いだったわ!」
「ひどいよ真波ちゃん!私は精一杯がんばったのに…。」
「もう美咲なんて大嫌い!絶交よ!」
そして私は自分の机に戻り、読書を始めた。美咲の方を見ると、目に涙があふれていた。そこで私は気づいた。
絶対に言ってはいけないことを、大好きな友達に言ってしまったことに。
「…だってさ。真波、相当落ちこんでたぞ。」
「そんなことが…。」
私は狐だから、人間のことは詳しくは知らない。だから、私は思った。
「勇、これは、動物の私達には解決出来ないよ。やっぱり、美咲が直接話すべきだと思う。」
勇は言った。
「実は、俺もそう思っていたんだ。」
5.仲直りの時
次の月曜日、私と勇は美咲に言った。
「美咲、真波がどう思っているのか、やっと分かったよ。」
「ツネちゃんが聞いたの?」
「いや、俺が聞いたんだ。真波はこう言っていた。『出来ればもう一度、美咲と仲良くしたい。でもあんなひどいこと言った私のことを、もう許してはくれないわよね。』って。」
「真波ちゃん…。」
美咲は、ふと荒川さんの方を見た。荒川さんは、1人でなにかを考えているようだった。
「ツネちゃん、勇君、私決めた。」
「なにを?」
「私、真波ちゃんに謝る。勝手なこと言ってごめんって。」
「それは私のセリフよ!」
「えっ?」
声の方には、荒川さんが立っていた。
「真波ちゃん?」
「美咲、あの時はごめん!私が自分勝手だったの。…こんな私のこと、許してくれる?」
美咲は、今までで最高の笑顔でこう言った。
「もちろん!真波ちゃんのこと、大好きだよ!」
「美咲…。ありがとう。」
6.4人で過ごす最高の日々
「おはよう、みんな!」
次の日私は、3人にあいさつをした。勇と美咲と、真波に。
「おはよう、ツネちゃん!」
「遅いぞ〜ツネ!」
「まったく、うるさいなあ、勇は!」
「まあまあ。ところでツネちゃん、真波ちゃんが言いたいことがあるって。」
真波は、私に言った。
「ツネ、昨日は本当にありがとう。あと、ごめんね。」
「?なんで謝るの?」
「今までツネのことを嫌ってたこと。私、テンション高い人が苦手で、仲良く出来ないって、思い込んでたの。でも、ツネと友達…いや、親友になって、そんなことないって思えたの。」
「そうなんだ。いいよ、謝らなくて!過ぎたことは気にしない気にしない!」
「俺の予想通り、真波はツネみたいなやつが苦手だったんだな。」
勇が私に小声で言った。
「その言い方何!?誰も勇のことほめないからね!」
「まあまあ、ケンカしないで。真波ちゃんと仲直り出来たから、それでいいの。」
「そうだね!」
「そうだな!」
私は、人間に化けて学校に来たこと、最初は後悔してた。賢い人ばかりで、上手くとけこめなくて、とても不安だったから。でも、学校に来たから、美咲という親友ができて、勇という仲間の存在を知れて、真波という新たな親友もできた。学校に来て、本当に良かった。
「なんだ、ツネ?急に1人で笑って。」
「別に笑ってないし。」
「ツネちゃん、なんで笑ってるの?」
「だから、なんでもないって〜。」
すると、ドアが開き、先生が言った。
「そこの4人、今日は生徒朝会ですよ。早く廊下に並んでください。」
周りを見ると、教室にいるのは私達4人だけだった。私達は、小声で話した。
「時間が経つのって早いね。」
「うん。思うよりずっと。」
「ところで、結局なんで笑ってたんだ?」
「それは、その…あっ、早く並ばないと!」
「あとで絶対聞き出してやる。」
「そうはさせないよ、勇!」
「覚悟しとけよ、ツネ!」
「ケンカしない!」
美咲と真波が、声をそろえて言った。私達は、くすくす笑いながら列に並んだ。
最高の1日が、今日もまた、始まった。
「トラブル解決!化け狐のツネ」はどうでしたか?前書きでも言いましたが、この小説は、私が初めて「小説家になろう」に投稿した小説です。少しでも多くの人に気に入ってもらうため、我ながらかなりがんばったつもりです。化け狐やオオカミ男には、あまりいいイメージがないような気がしますが、もし化け狐やオオカミ男が、仲直りの手伝いをすることになったら…。そう思って書きました。ツネたち4人がいつまでも幸せでいてほしいですね。
最後に、この物語を最後まで読んでくださり、ありがとうございました!今後も小説を投稿する予定です!もしよかったら、そちらの小説も読んでいただけると光栄です。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!