異世界クロスオーバー物語《ストーリー》

この話は３人の特別な女性たちの３つの物語が織り成すクロスオーバーストーリーになります。

【マジシャン・カルテット】
立花風雅は風の女神のうっかりによって死亡する。
自分のミスを隠すために女神が取った方法は風雅が好きそうな剣と魔法の異世界へと彼女を送ること。
風の女神の加護を受けた風雅は風の魔法使い・グリーンマジシャンになり冒険者を目指す。
そして、出会った３人の仲間。軽装の剣士、法衣を纏った神官、重鎧の騎士。しかし、その正体は全員がマジシャンだった。
これはうっかりによって異世界で生活する事になり、うっかりによってマジシャンのみのパーティーを作ってしまった立花風雅が、冒険したり、強くなったり、お金稼いだり、恋をしたりして普通に過ごす冒険譚である。

【怪物と呼ばれた少女、神の願いを聞き世界を救うために異世界へ渡り英雄となる】
桜花は怪物と呼ばれている。
唯一の家族である祖父から習った格闘技を操り、幼いながらに様々な大会にて優勝を続ける花は畏怖と尊敬を込めて怪物と呼ばれていた。
祖父が亡くなった日、一人になってしまった花の前に現れたのは別の世界を統べるという神を名乗る女性。
「私の世界を救ってほしい。」
その願いを聞き入れた花は異世界へと渡り、第二の人生を歩み始める。
これは強い力を持っていたがゆえに化け物と呼ばれた桜花が、神の願いを叶えるために渡った異世界にて、正義とは何か、救うとは何か、本当の強さとは何かを学び、英雄になるまでの物語である。

【亜人国家の救世主《エンプレス》】
片原涼は突然異世界に召喚される。
涼を召喚したのは人間ではなくオーガと呼ばれる亜人であった。
残念ながらオーガの求めた人材ではなかった涼ではあったが、医師をやっていた地球での知識と、世界を渡ったことによって得た薬学知識の技能にてオーガの里にて独自の地位を築いていく。
その後、近隣に住む様々な亜人たちとの出会いによって涼は亜人たちのこの世界での不遇を知ってしまう。
これは亜人に愛された異世界人片原亮が、亜人たちを救うために、亜人たちのための国を作ろうとした結果、どういうわけか人間なのに女帝にされていた笑い話である。

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