僕はまだ力が足りない
文章おかしいかも知れません。
昨日の事件のこともあり、僕は一人暮らしをするとルナの両親に言った。
すると、二人とも反対したが、僕はこれ以上自分のせいで、人が傷つくのを見たくはない。
そう言って説得すると二人は黙って頷いた。
ルナには目覚めてから話をするつもりだ。
僕は次の日から一人暮らしをする事になった。
場所は学校から近くにある屋敷を借りることにした。
幽霊が出るとの事で家賃は安く、ちょうどいいと思い借りた、お金は両親が残した一生遊んで暮らせる程の財産があるので心配は無いが...極力親の財産を使わないように僕は安い家賃の屋敷にした。
次の日。
「では、行ってきます」
「行ってらっしゃい...今日で冬夜ちゃんともお別れね」
べルーシュはまるでもう会えないかのように言った。
「あの...またいつでもきますよ」
「あら、ホント!じゃあ毎日来なさいな、ついでに毎日泊まっていきなさいよ」
それじゃあ引っ越した意味がないなー
「ま、まぁルナが目を覚ましたらまた来ます」
そう言ってデスト大学へ向かった。
昨日は入学式に出れなかったしな、今日は何も無いといいのだけれどね。
この大学では、授業を選択して取ったりなどしない。そして、入学してから最初に実技試験を受け、自分に合った特訓、勉強を擬人した召喚獣が、指導してくれるというものだ。
召喚獣とは、特別な聖地でしか呼び出すことは出来ず、ここ周辺にある聖地はデスト大学だけだ。
召喚獣は、人によって呼び出されるが、人よりか数段は上位の存在であり、呼び出すことが出来れば自分の好きな用に言うことを聞かせることが出来る。
そして、このデスト大学では召喚獣を召喚する事が出来なければ、退学となる。
そう、第一関門は入学してから直ぐに訪れる。
この学校の制度をまとめてみよう。
・入学早々、試験が行われる(試験を行うには召喚獣が必要だが、召喚出来なければ退学)
・召喚獣を擬人化させ、自分だけの講師にする。(擬人化には、この大学にいる古代の召喚獣にしてもらう以外ない)
・授業は召喚獣が決める。
・定期的にテストを行うが、テスト内容は、自分の召喚獣が決めた街のギルドにあるクエストをクリア出来るか、出来ないかで合否が付き、不合格なら、即退学になる。そして、召喚獣の擬人化も解けてしまう。合格し続け、卒業まで出来れば、召喚獣の擬人化し続けられる特権も貰える。
・大学に通い続ける期間は決まってない。これは、実力が達しさえすれば、いつでも卒業出来るという事だ。
※※※
「では、今から召喚獣儀式をし、その後続いて試験を行う」
校長が言った。
召喚獣儀式は皆が輪になりその中心で緊迫感の中、行う。
今年の入学者は120人。3000人が受けた中、120だけしか残らなかったのだ...僕も一応その中に入れたらしい...
120ともなると全員の召喚にかかる時間は、ざっと計算して6時間ほどだ...長いな...一人約3分だが、あれだな、塵も積もればなんとやらだ...
まぁ耐えるしか無いけど...
開始3時間が経ち、次々と召喚獣が召喚されて行く。火の召喚獣、水の召喚獣、風の召喚獣、多くの属性の召喚獣が召喚された、中には脱落者も多くはは無かったが居た。
次はルナの召喚だ、さぁどうなるかな、召喚獣は、自分の得意な属性魔法を魔法陣に注ぎ込み、その属性の召喚獣が召喚される。
まぁ、僕は得意と言うか、氷魔法だけしか使えないけど...
まぁそんな事はどうでも良くて、
彼女の得意属性は「夜」。
属性は単に炎や、よく知られているものだけではなく、ルナの様に、夜や魂なんてのも様々存在する、新たな概念が生まれれば属性も増えると思ってほしい。
ルナの召喚が始まった。
魔法陣が夜の暗闇色に染まると漆黒の柱が天へと向かい立った。
そして、召喚するには対価が必要となり、誰しもが対価を払う。それが承諾されれば召喚成功となる。
漆黒の柱が段々と縮まり、形を整えて行く、どうやら承諾されたようだ。
そして、姿を表したのは、闇の騎士...だった...
召喚獣が人として現れる事は非常に珍しく、擬人化せずとも人と話せる。
周りでは、「え、凄いよアレ!レアものじゃん!」
なんて声も聞こえてきた。
僕もかなり驚いた。不覚に少し嫉妬もしてしまった。
.........と言うか...ルナは...今...家で...寝てるはず...
「...おい、お前誰だ...ルナは家で寝てるはずだからここには居ない...」
まだ僕の順番じゃあ無いのに円の中心に歩いていき、ルナの姿の何かに聞くと
「アイツ何してんだ...アイツの番まだだよな」
なんて話している声がチラホラと聞こえる。
「チッ バレたか、俺は24愚者の一人、アリーべ・カーブ」
24愚者?聞いた事が無いなだが、魔族の魔力オーラをしている...もしかすると...
「ん?やっと気づいたか?俺、いや、俺達はお前の、昔からの敵だ、そして、お前の持っている能力も知っている、俺達はお前の様な忌々しい能力の継承者を殺している組織さ」
やはりそうだったのか...
そう言うと奴はルナの姿から全身スーツ姿の男に変わった。
それを見て校長は生徒を避難の行動へと移した。
そして、能力と言うのは僕の前世の記憶を確認出来るものの事だろう。
だけど、この能力がそんなに魔族に取って厄介な物とは考えにくいが、過去の僕は何かを知っていたのだろうか。
「そして、今、お前をここで殺す為に来た、本当は隙を見て殺すつもりだったが、しょうがねえよな」
そう言うと暗黒騎士が暴れだしたが、校長がいつの間にか自分の召喚獣を呼び出し、暗黒騎士を食い止めていた。
「クソっ まぁお前さえ殺せれば今日はいいか...」
「冬夜くん、その魔族は君だけが目的だ!私がコイツを倒すまで逃げるなり戦うなりで、保ってくれ!」
「おうおう、それは無理じゃあないか?お前が俺の攻撃に耐える事は無理だと思うがな、かと言って逃げても直ぐに追いつくし、どうするか?戦って即死か、逃げて1秒でも長く生きるか、選べよ」
「僕は逃げたりはしない、そして絶対に死なない、君たちを殺すまではね」
「そうか、じゃあ即死だな!!!」
奴は急に邪気に溢れ返った禍々しい紫色レーザーを撃ってきた。
これは...光魔法...の応用か、凄まじいな、こんなの受けたらたまったもんじゃないな…
光魔法なら対策は一応あるが...やってみるか。
僕はアリーべが次魔法を撃つ瞬間を見て、アイスゲートをレーザーの先に展開した。アイスゲートは通した魔法を氷属性とする性能がある、人が通れば、氷魔法強化が付与される。
アリーべの後ろにゲートの出口を展開させて、レーザーを当てようしたが当たらなかった。
「惜しかったな」
「いや、まだだよ」
今のスピードが近距離で避けられたなら...スピードを早くすればいい。
逃したレーザーの射出された方向にゲートを開き、無限にレーザーがループされる状態にし、ひたすらスピードを早めてから、アリーべにレーザーを放った。
「ほぉ、良く考えたじゃねーか、でも...」
「アースウォール!」
アリーべは何十本ものツルを重ねた防御癖を作りレーザーの威力を分散させ、完全に防いだのだ...
今のを防がれては、僕だけの力で勝つことは完全に無理だろう。
校長は、まだ暗黒騎士を自分の召喚獣と共に相手している。
もう...手段が...
《俺を使えよ》
そんな言葉が直接、脳にに語りかける...
質問、コメント、文の書き方の指摘などあったら
聞かせてください。
学校も始まり忙しくなってきたので次からは、短く区切って投稿するかもしれません。
そして、今回も文章酷かったので次からは、書き方をもしかしたら変えるかも?知れません。




