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高校が始まる前の休み期間②

ひっさしぶりに書いてみました。

ちょっと初めから書き直したいな~なんて思ったりもしてますが……

まだ読みます?


「ただいま~」


居間にいた爺ちゃんは嬉しそうに「おかえり」って言ってくれた。

やっぱり実家はいいな~


そんな風に思っていたのだが、よく見れば爺ちゃんの向かいには知らないオジサンが座っていた。


お客さん?


するとそのお客さんがこちらを向き


「おっ、お前の孫か?ほほう、二人か……男の子は…まっ普通か。おっ!オイオイ女の子の方は生まれ変わりじゃないのか?」


ん?普通?生まれ変わり?


それを聞いた爺ちゃんは「もしかして初代様の生まれ変わりなのですか?」驚いた顔をしていた。


ん?なんで敬語?どう見ても爺ちゃんより若いよな……


俺と妹は話がわからず困っていると、爺ちゃんが紹介してくれた。


「お前達、この方はな信じられんかもしれないが初代様と一緒にこちらの世界に来られた方で、亜熊あぐま 神之助しんのすけ様だ。ご挨拶しなさい。」


「オイオイ、一緒に来た訳じゃないぞ!たまたま同時に来ただけだ。」


初代?こちらの世界?亜熊 神之助様?同時?

意味わかんないんだけど?

まっいいや


「え~と、初めまして兄の神手真守です。」

「え?あっ初めまして妹の神手セレンです。」

 

「おう!よろしくな。ってかその顔だとお前らな~んにも聞いてないんだろ?」


俺は何の事かわからず困惑すると


神之助さんは笑いながら「そっかそっか、まだなんだな。なあ~幸助こうすけ坊主ぼんず、俺から話してもいいのか?」


え?爺ちゃんを坊主?


「ちょうど良い時期かも知れませんね……神之助様から教えて貰えるとは運がいい、お願いします。」


「おう!いいか?お前らよく聞けよ!お前らのご先祖様は違う世界からこっちに来た、今風に言えば[異世界]って言えばわかるか?あっちの世界には魔法もあったし、勇者も魔王もいたんだぞ。それとお前らの初代様はな何と……聖女様だ!驚いたか?」


そう言って神之助様?は大声で笑いだした。


はい?異世界?魔法?勇者?魔王?ご先祖様の初代が聖女?


俺は理解できずに固まっていた、多分妹もだと思う。


「なんだ?信じられないって顔だな。お前らもヒールぐらい使えるんだろ?おかしいと思わなかったか?」


「神之助様、おいそれとは信じられない事ですから……私の時もそうでした。」


「おう、そうだったな。俺はお前らの驚く顔を見るのも楽しみで来てるからよ、今回も来たかいがあったってもんよ。」


神之助様?は嬉しそうにしていたが、爺ちゃんが固まった俺と妹に優しく


「真守にセレンや、帰って来るのに疲れただろ?後で詳しく教えて貰うとしてとりあえず休んできなさい。」


そう言って爺ちゃんは俺と妹を部屋から戻してくれた。


俺も妹も無言で廊下に出て2階の部屋に向かった。


部屋の前まで来ると後ろから


「お兄ちゃん!意味わかる?」


いや、全然わかりませんって!



また読みました?

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