表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/11

僕の初めての引っ越し

4/9 日間42位って……ブクマも評価も増えてるし……

真面目に読んじゃいけません!

今すぐ画面を変えましょう!

作者の息抜きのようなものなので


来月から僕は小学校に行くことになりました。

なんでも偉い人が決めたことだから仕方ないんだって。

僕は生れ育ったお家から、何度か来たことがある近くの村まで車に乗ってきました。

母ちゃんの話だと、ここまで2時間ぐらいかかるんだって。

僕は、いっつも途中で寝ちゃうから起きたら着いてるんだ。

村に着くと、お手紙やお米とか届けてくれる阿部のオバさん家に行くのが決まりになってるみたい。

阿部のオバさん家には電気がきてて、テレビがあるから凄く楽しい。

今日は泊まるって母ちゃんが言ってた。

お風呂には、家には無いシャワーってのがあるから面白いんだ。

それで、明日は村の先の町に行くんだって。

僕が赤ちゃんの時に1回だけ、行ったことがあるって聞いたけど、僕は覚えてないから楽しみだな~。




次の日に僕は町にきました。村からだと1時間掛かるんだって。

なんか村と違ってお家が沢山並んでて、車も沢山走ってた。

本でしか見たことなかった電車があったり、大きな消防車があったり凄くわくわくした。疲れてお昼寝しちゃったけど。

町にきたのは、父ちゃんの妹の絵美子おばさんに会うのと、僕の住む準備をするためなんだって。

父ちゃんは旅館のお仕事で、母ちゃんは3才になる妹の面倒をみないといけないから、僕1人がお引っ越しすることになりました。

絵美子おばさんと2人で暮らすんだって、父ちゃんと母ちゃんと離れて暮らすのは淋しいけどお兄ちゃんだから我慢できるもん。

絵美子おばさんは、よくわからないけど[コンカツ]って言うことをしているんだって、どんな仕事かな?

でもこんな高い[まんしょん]って言う家に住んでるから、凄いお金持ちなのかな?

町って凄いな~本でしか見た事ない物がたくさんあるから、これから毎日が楽しみ。

でも、小学校って所でお勉強しなきゃいけないから怖いんだ。

なんかランドセルって言う物を背中に背負って行かないといけない決まりなんだって、なんか爺ちゃんが枝を集めて背中に背負うのと似てるから、これもお仕事の練習なのかな?

母ちゃんが、妹が大きくなって僕みたく小学校に行くようになったら一緒に住むからそれまで我慢してねって。

あとよくわからないけど、[手当て]はみんなの前で使っちゃダメなんだって。

なんでかな?

それから、知らないおばちゃんとかに絶対ついて行っちゃダメなんだって、僕もお兄さんだからそのぐらいわかるもん。なんでかわからないけど危ないって。

あと、女の子がたくさんいるけど仲良くしちゃダメだって危ないからだって、なんでだろ?妹も女の子だけど危なくないよ?

それから男の子と遊びなさいって、1人にならないように一緒にいるのよって、よくわからないけどわかった。

なんか母ちゃんすごくうるさく言ってくるから、眠くなっちゃた。

来月から、ちゃんと小学校に行くぞ。

おやすみなさ~い。



---------------------------------------------

私は神手美香

真守の母だ。

うちの息子を小学校に通わせる事になったので、絵美子さんのマンションまで移動中。

隣の村には小学校が無いから仕方なく、絵美子さんのいる町の小学校に入学させる事になった。

町には飢えた女が沢山いるから、本当は行かせたくないのに……

真守には、何回も知らない女についていっちゃ駄目と教えたし、同じ学校の女の子達と仲良くしちゃ駄目とも教えたけど、本当に心配。

男の子の友達と仲良くなって、1人にならないように言って聞かせたけど大丈夫かしら。

絵美子さんには、真守が生まれる前からセキュリティーのしっかりした所に住むようにお願いしてあったから大丈夫だと思うけど、たった4階建てしかないから心配。

小学校には送り迎え用の車を国に申請して手配したし大丈夫だと思うけど、心配。



本当は真守と一緒に暮らしたいけど、娘のセレンと真人さんが心配で行けない。

セレンが小学校に入る時に私も町に引っ越してくる事にしてあるけど、それまで真守大丈夫かしら。

心配だわ。



読んじゃったの?

ブクマ禁止!評価も禁止で!

感想だけは欲しいかな

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ