結果
まぁそれを見て不思議に思うよね
だから聞いたんだ、何を洗ってるのかその子は最初から僕に気づいてたかのように答えたんだ
「猫を洗ってる」
聞いて驚いたよね、だって猫っていうのはもっと骨格がしっかりしててふわふわしてて可愛らしいじゃないかでも違ったよそれは確かに猫だったんだお腹辺りを裂かれていてね内臓なんか排水溝にこれでもかって詰まっていたその猫だったものに気を取られているといつの間にかその子はぼくのことを見ていた、
目を合わせちゃったんだよその子の顔は並程度に整っていたけれど目だけが違った、人の目をしていなかったんだ それまで無かった恐怖心がいまに湧き上がってさ
その子を力一杯突き飛ばして家に向かって走ったよ、その後家中を施錠したあとも怖くて怖くて仕方がなかった、だってまだあの子が近くにいるからね丁度ぼくの部屋の真下が水道だからそこから確認しようとおもって二階にあがったんだそしてそこからゆっくりゆっくり外を見た
その子は変わらず水道から僕のことを見ていたんだ
そのあとデジタル時計の10:00のアラームで起きた、半袖のシャツは汗でグッショリ おでこに張り付いた前髪が鬱陶しかった
とても恐い夢を見たなと思ったけどすぐに紫蘇に水をあげなきゃ!と飛び起きて階段をおりたんだついでに水遊びをしようと考えながら水道に向かっていったよ
その子はいなかったけど水道の周りの血を見て気がついたよあれは夢なんかじゃないって
震えが止まらなかった夏だっていうのにね。




