表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
第十三地区  作者: こみたかずとも
第一章
1/4

どっかで見たような設定が随所に放りこまれてます。

書きたい事を楽しく書いていくので、見たことがあってもこっそり見守ってくれたら嬉しいです。


「おめでとう、ユウキ。

今日は貴女が産まれて18年、やっと大人の仲間入りね。」


「ありがとう、お母さん。」




今日は私の晴れ舞台。


そして、旅立ちの日でもある。




私の名前は早見有紀。


"この世界"での名前は"ユウキ"。




私は18年前の今日、この世界のユウキとして産まれた。








ユウキとして物心つくときにはもう既に、この世界への違和感を感じていた。

それから少しずつ、前世の記憶を思いだして数年。

今でははっきり、早見有紀だった頃の記憶がある。


前世で、私はしがないフリーターのコンビニ店員だった。

就職氷河期真っ只中の年に、学も芸もない私は見事に就職活動に惨敗し、泣く泣くフリーターへの道を歩む事となる。

そんな悲壮感の中始めたコンビニのアルバイトだったが、これが中々楽しくて、いつのまにか28歳になっていた。

等々マネージャーにまで昇格し、更に社員の方から「準社員の試験も受けてみたら?」なんて素敵な言葉をかけてもらった記憶がある。

しかし、それより先はユウキとしての記憶しかない。


多分私はその辺りで事故か何かで死んだんだと思う。


そしてこの世界に転生したのだ。



この地球ではない、異世界に。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ