表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Give me ~転生者の受難~  作者: 屋久 咲夜
28/38

首筋

お久しぶりです。

なんとか一話投稿しました。

短いですごめんなさいm(_ _)m




「おい、お前…何故この部屋に入れる?」




こんにちは!皆のアイドル、クロードです。私は今、首筋に冷たい金属を添えられています。そう、ナイフだね!ここは誰もしらない秘密の隠し部屋のはずなのに、背後に人がいるよー!




ゴホン……失礼。

つい取り乱しましたが、王族しか知らないこの部屋を知っていて、なおかつこの聞き覚えのある声……。




うん…王子様だねー。ウチのバカ兄貴の親友だねー。




そんなことを考えていたら、首筋にナイフを強く押し付けられた。




王子「何故ここに入れるか聞いている…答えろ!」




あ、当たってるから!ばっちり血が出てるから!痛いから!




私「…っ!も、申し訳ありません!何故か壁の隙間から光が漏れていたので、興味本位で入ってしまいました!」




王子「人目を忍んでいるように様に見えたが?」




私「じ、じつは侍女長にさっき叱られて。……逃げたんです。」




王子「何故叱られた?」




私「あの…舞踏会の様子を一目見てみたくて。」




王子「……。」




信じたかなぁ…?てか、いい加減首筋のナイフはずしてほしい。血拭きたいんだけど。




王子「……。」




私「あのー……。」




王子「なんだ?」




私「首が痛いです。」




無言でナイフをはずされたので、ゆっくり振り返りながらお辞儀をする。




私「申し訳ございません。入ってはいけないと知りませんでした。お許しください。」




王子「もう良い。顔を上げよ。」




ゆっくり顔を上げると、無表情の王子様にハンカチを押し付けられた。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ