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Give me ~転生者の受難~  作者: 屋久 咲夜
25/38

確認

更新遅くなってすみませんでした。



城への侵入でさえヤバイのに、機密文書とか、宝物庫とか、王冠かぶっちゃったとかを若気の至りですます母に、思わず全力で引いてしまった。



うん、聞かなかったことにしよう…。






それから舞踏会までの一週間は、準備や潜入・脱出ルートの確認、情報の整理ですごく忙しかった。父と兄には怪しまれないように、舞踏会に連れて行ってもらえないからふてくされているという演技をした。



二人に気付かれると、計画が全てダメになる。しかも、準備で忙しいから、『拗ねてるんだからほっといて!』というふりをしていたのに、全くの逆効果で、むしろやたらとかまってきて凄くうっとおしかった。



そして当日の朝が来た。父と兄が出掛けた後に、母と最終確認をする。




母「潜入する時の人物の名前、素性、顔、服装、性格などなど、とりあえず一通り言ってごらん?」



私「名前はマリア。侍女見習い、茶髪茶目頬にはそばかす、侍女服、大人しく控えめな性格。潜入後しばらくは侍女として行動。城内に怪しい動きが無いか探る。」



母「敵襲があった場合は?」



私「青いドレス、金髪碧眼、手袋、マスカレードに変装を変えて、舞踏会が行われている大広間の外にいる敵を殲滅。


次に、敵に気付かれないように大広間に侵入。隙をみて敵を殲滅した後、怪盗ブルームーンの復活をにおわせて、すぐに逃げる。」



母「オッケーだけど、一応様々な状況を考えてプランBを用意しときなさい。」



私「了解。」



母「じゃあ、あと一時間で変装と準備を終わらせて、城に向かいなさい。パパとアーロンには、クロードが1人は心配だから近所のアンおばさんの家に預けたことにしとくから。



正体がバレないこと、捕まらないこと、死なないこと。この3つだけは必ず守りなさい。」



私「うん。頑張るから。」





一時間後、私は出発した。








いよいよ次から、潜入開始!




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