表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Give me ~転生者の受難~  作者: 屋久 咲夜
11/38

ギャフンと言わせたい。

編集しました。

私「とりあえず、この事は内緒にして墓場まで持ってくよ。じゃあ僕もう行くから。のど乾いちゃったし。父さんも母さんもあんまり危ないことはしないでね。」


僕は今度こそ秘密の部屋から出ようとした……が、出来なかった。肩には母さんの手、がっしり掴まれていて動けなかった。


私「か、母さん?」


母「もうちょっといいじゃないの。飲み物ならここにお茶があるし、パパとアーロンならまだまだ帰ってこないわよー。」


母の手にはティーカップ……いつのまに、なんか笑顔が怖いんですけど。


私「……お茶、もらうよ。ありがとう。」


母「いいのよー。私ものど乾いたし。お茶飲みながら話しましょう。」


私「そういえば、なんで母さんは父さん達がまだ帰って来ないってわかるの?」


母「パパとアーロンが『今日は遅くなるから、夕飯は2人で食べてくる。男同士の話があるんだ。』って言ってたから。」


男同士って、私も一応男なんだけど。てか、話ってなんだ?なんか嫌な予感がしてならない。


私「そうなんだ。さっき僕にはまだ早いとか言って僕だけ仲間はずれなんだよ。勉強もしたいし、魔法も使いたいし、なによりもまず強くなりたいのに。」


母「あら、じゃあ私が教えてあげるわよ!パパよりママのほうが教えるの上手だから。」


私「ホント?」


母「いいわよー。私も仲間はずれにされたみたいでちょっとムカついてたのよ。さみしくなっちゃって、つい昼間のうちからこの部屋に来ちゃったし。」


なんだか母さんのテンションが上がっている気がする。ついでになんかちょっと、怒ってる?


母「私だって息子達に教えたいのにパパったらひとりじめしようとするし。こうなったら、クロードに私の全てを教えこんで、パパ達をギャフンと言わせてやるわ‼」


私「ん?私の全て?」


母「なんだか燃えてきたわ!アーロン、夕飯食べたらすぐ始めるからね!」


私「うん、わかった。僕頑張るよ!」


母「パパ達をギャフンと言わせるのよ!必要な物を調達しなきゃ!アーロンサイズのカツラとドレスと靴とスーツと…本も必要よね、知識は大事だわ。それから、もっと使いやすくて小型の銃って何かあるかしら…ブツブツ。」




私の全てって、ブルームーンの全てって事なんだろうか…。先行きが激しく不安です。



~3年前のお話~ END




母の暴走が始まります。誰にもとめられない。母は強しです。


あ!まだまだ話は続きます。次からやっと八歳の話に戻るんです。


なんかタイトルとかわかりにくいから、いい感じにまとめられる方法考えます。そしたらまた編集するかもです。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ