ウチ大人気やん!?
翌日はいつもより少しだけ早起きして、私専属メイドのルーナに気合いを入れて身支度を整えて貰う。
ルーナは地方男爵家の娘さんで20歳の可愛い系メイドさん。
いつも朗らかで優しく、私の事を本当に大切にしてくれる。
ルーナには歳の離れた妹弟が3人もいるからか、幼児のお世話はお手の物。
それ故、乳母兼メイド長のパトリシアから身支度等のお世話を任されたと言う。
もう少し喋れる様になったら、リアルメイドさんに〘美味しくな〜れ 萌え萌えきゅん♡〙ってやって貰わねば。
そんなルーナだが、最近少し元気が無い。
スキルのビジョンって、相手の頭の中も視えるのかな?
【ルー、あっこ】
〘はい。お嬢様(笑)〙
私は徐ろにルーナのほっぺを両手で挟みルーナのおデコを近付け互いのおデコをくっ付けた。
凄い!本当に出来た。
ルーナの視点の巨大モニターが頭の中に浮かぶ。
ルーナの真ん中の弟君、顔色悪いな……。
次々に映し出される映像は声が聞こえ無くても胸が苦しくなる。
かなり容態が悪い……。
ここまで悪いと状態異常を部分的に治すポーションでは治せない。
って言っても、治癒魔法も万能じゃないしなぁ、何しろ高いから高位の治癒魔法士はおいそれと呼ぶ事が出来ない。
今の私が出来る事は……コツコツ共済金を集める事だ。
勿論、共済金なのでルーナにも払って貰う。
【ルー、くたい♡】
〘あ、奥様が仰っておられた小銀貨集めですね(ニコッ)どうぞ♡〙
【ルー、あぁーと♡】
ほっぺにチュをどうぞ。
〘お嬢様、ありがとうございます♡〙
【ルー、いくぉ】
〘はい!使用人の所を練り歩きましょう(笑)〙
午前中をかけて使用人の所を練り歩き、小銀貨が30枚を超えて来ると私の握力では持ちきれなくなり箱を手放さなくてはならなくなった(泣)
その為、ままんと市井に小さなポシェットを買いに行き、ポシェットに少し溜まったら箱に入れると言う方法に変更。
使用人達の間では、いつお嬢様が来てもいい様に小銀貨をポッケに忍ばせておくと言う謎のルールが公爵家に出来たのだった……。
そう……皆私からの何かしらのご褒美欲しさに。
チューは貴重だから家族と乳母とルーのみ、それ以外のご褒美ではほっぺでスリスリかほっぺぷにぷにが人気だった。
使用人全員からは集めたので、次の目標は私の誕生日会だ!!!




