何ておっしゃいました?
「おい」
「おい」
「おい……いい加減目覚めよ!!」
【ったく、うるさいなぁ……ゴリじゃない部長ちゃんと契約取って来ましたよ!!】
ん……?って、ここどこ?
(諸々回想)
【うわぁあああ!!えっ?あっ?!ハア?!死んだ?ウチ死んだの??】
【どーしよう?どーする?マジでかぁ(泣)】
【チビ達とお母さん大丈夫かなぁあああ、大丈夫じゃないよねぇ((汗))】
【女の子助けようとしたけど消えちゃって、消えたからウチは勝手に飛び出した事になって……うわぁあああ、保険加入から2年経って無いから自殺扱いだと保険金出ないじゃん(泣)】
…つけ…
落ち着け……
「落ち着けと申しておるだろう!!!」
【ぬぅ〜わ〜にが落ち着けよ!!この状況で落ち着ける人がいるかっつーの!!】
「お主が気にしている保険金?とやらの事はイマイチよく分からぬが、お主の死因は自殺では無く事故と言う事にしてある。」
【は?どうやってそんな事出来るのよ?】
「今回そなたに見えたのは此奴で間違え無いか?」
後ろから鷲掴みにされた女の子(ぶら〜ん)
【あぁぁぁぁ!!その子よ!?やっぱり一緒に居て死んじゃったの?!】
「此奴は精霊アルマ。お主をこの世界に連れて来る為、勝手に飛び出して行ってしまったのだ……」
【……精霊?……ポクポクポクポク……チーン】
「まぁいきなり精霊だなんだとお主に伝えた所で理解は出来まい。」
「少しは落ち着いた様なので今回お主に起きた事を順を追って説明する。」
「まず我はこの世界の創造神デュアルゴである。お主は当初の予定では天授を全うしてからこの世界に転生する手筈であったのだ。お主の世界の創造神ともその様に話を付けてあったと言うのに此奴ときたら(怒)」
ミシミシミシミシ
《痛い痛い痛いですぅ〜デュアルゴ様〜ごめんなさい〜》
「此奴にお主の話をするのは時期尚早であった……。話をした途端、此奴が」
《お迎えに行ってきま〜す》
「と、勝手に飛び出して行きお主に逢えた喜びからお主に近寄ろうとして今回の事故が起きた。これは完全に我のミスなのでお主が引かれたのは事故に合いそうになった子供を助けた事による事故死と言う扱いになっておる。」
【……】
「因みに助けた事とした女の子は海外の財閥の一人娘にしておいたので、息子二人と母親の生活は今後手厚く保証されたゆえ安心するが良い。」
うわ〜マジで?これマジで異世界飛ばされ系?
ってか、もう日本じゃ死んでんだウチ……
ポロポロ涙が零れた。
息子二人の成長途中で、ウチの母親に預けて大丈夫かなぁ……。
お母さんご飯作らないからなぁ……。
反が合わないから息子二人喧嘩しょっちゅうしてたしな……。
逢いたいなぁ……。
息子二人に心から愛してるよって伝えたかったなぁ……。
いつも寂しい思いさせて、沢山我慢させてごめんねって……。
お母さんが死んでもずっとずっとずっとずっと貴方達の幸せを願っているよ……。
あと……ばあちゃん頼むねぇ((汗))
我儘な人だから大変だけど、ボケたらホームに入れてあげてねぇ(笑)
《ごめんなさい……ごめんなさい……ヒックグス》
「誠に申し訳ない……」
ウチは泣き疲れるまで大声で泣いた……。




