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第14話:悪役ジジイ、腹いせにぶつかったイケメンの悪行をなぜか暴いてしまう

「……ジグ様、すごい活気があふれています!」

「おおっ、これは見事じゃな」


 駅を出ると、中世ヨーロッパな大都会が俺たちを出迎えた。

 交易都市ブライトミアに着いたのだ。

 道路と歩道は段差で分けられ、石畳できっちりと整備されている。

 建物も今までの村や町では簡素な木造建築が多かったが、ここの建造物は喧噪な石や煉瓦造りだ。

 この都市はその名の通り、活発な交易で発展した歴史がある。

 街を飛び交う陽気な声や喧噪の中にいると、今もその歴史は脈々と受け継がれていることを感じる。

 さっそく情報収集に向かおうと思うが、気になることが一つ。


「コレットよ、フードは被らなくていいのかの? "狼人族"だとバレると面倒になってしまうぞよ。なんかやたらと衛兵が多いしな」

「問題ありません。収納モードで仕舞っていますので」

「そうかそうか、それならよかった。では、冒険者ギルドに行こう」

 

 たしかに、そう話すコレットの頭にいつもの狼耳はない。

 よく見るとほんのり段差があるので、収納モードとやらで仕舞っているようだ。

 この旅で、未だ"狼人族"には出会っていない。 

 やはり珍しい存在なのだと実感する。

 街の西側にある冒険者ギルドに歩いていると、議事堂みたいな巨大でおしゃれな建造物が現れた。

 地上棟は横長に伸び、真ん中の屋根には小さなドームが乗っかる。

 入り口はパルテノン神殿みたいに柱が等間隔に並んでいた。


「なんじゃこれ。宮殿みたいじゃのぉ……ん? ブライトミア美術館……じゃと? ほぅ、この街に美術館ができたのか」

「すごく知的な感じがしますね~。私は絵画や彫刻には疎いですが、建物も芸術性が高いんだなと思います」


 興味が惹かれ近くに行ってみる。

 ゲーム時代の『蒼影のグラシエル』では、ブライトミアに美術館などなかった。

 単なる交易と商売の街で、むしろ芸術なんて高尚な世界とは無縁だったはずだ。

 とはいえ、50年も経てば変わる物は変わるらしい。

 美術館か……。

 前世では好きな場所だったが、いつも騒がしい老人ばかりで何を鑑賞しに来たかわからなかったな。

 この世界の高齢化率は低いし、夢の落ち着いた鑑賞をしたい。

 シニア割り引きだってあるかもしれないぞ。


「ついでに、後でちょっと覗いてみるかの……なに、臨時休業じゃと? 間の悪い美術館じゃな」


 ゲーム世界のレアアイテムを実際に見れると思ったのに、閉まってた。

 美術館は年中無休ということだが、なぜかこの一週間はピンポイントで臨時休業。

 クソが、俺の楽しみを邪魔しやがって。

 まぁ、臨時休業は今日までだったのが、俺の前世の善行のおかげだろうな。

 そう思って歩き出すが、コレットは美術館の前に立ったまま動かない。


「どうした、コレット。ギルドに行くぞよ。美術館はまた明日来ればよかろう」


 いつもは素直についてくるのに動かない。

 知らないうちにフードを被り、狼耳の収納モードを解除していた。

 耳はピクピクと忙しなく動かし、硬い表情で語り出す。


「館内の会話を聞いているのですが……どうやら、美術館は今日の夜に"怪盗クロニクル"という有名な怪盗から、盗みに入るという予告状を受け取ったらしいです。この一週間の臨時休業は、警備を強化するためみたいですね。街中にも警備の衛兵をたくさん配置している……と、関係者が言っているのを聞きました」

「……有名な怪盗、"怪盗クロニクル"とな?」


 なんだ、それ。

 ゲームでそんな奴聞いたことないぞ。

 衛兵が多いのもそいつのせいってわけ。

 ……単なる迷惑なこそ泥じゃねえか。


「ジグ様、警備の援護に行かなくていいのですか? "正義の賢老"が来たとなれば、衛兵の皆さんも士気が上がるはずです」

「そんなもの放っておくんじゃ。下手に首を突っ込むものではない。さぁ、さっさと冒険者ギルドに行こうぞ」

「わかりました!(ジグ様のことだから、絶対に何か策があるはず! ここはギルドに行きましょう!)」

 

 怪盗なんてどうでもいい。

 逮捕や警備は衛兵の仕事。

 この俺を働かせようとするな。

 美術館を後にし、西に歩を進める。

 なにげに、ギルド関連は記憶が戻ってから初めて訪れる場所だ。

 ファンタジーと言えば……という場所なので、どんなところか普通に楽しみだ。

 中心部に歩くと、冒険者ギルド――"紅蓮の旅団"はすぐに見つかった。


「ジグ様、これが冒険者ギルドなんですね! いかにもな建物です!」

「ふむふむ、立派立派。悪くないの~悪くない」


 "紅蓮の旅団"。

 ここガルシア王国でも、五本の指に入るくらいの規模を誇る冒険者ギルドだ。

 魔物の討伐や商人の護衛と言った依頼以外にも、飼い猫の捜索やちょっとした荷運びまで何でもござれ。

 原作主人公クラウスとして遊んでいるときは、長期滞在してレベリングに勤しみつつ、憧れの冒険者生活を楽しんだものだ。

 ゲーム時代では四階建てだったが、今は六階建てに増築されていた。

 所々年季は感じるものの、ゲームでもプレイヤーを圧倒した威厳は未だ健在だ。

 近くには大きな別棟も建っているので、この50年で一段と規模が拡大したと思われる。

 中に入ると、そこはもう冒険者の世界。

 剣や盾を装備したお決まりの人間はもちろんのこと、身長より大きな杖を持った魔法使いに、弓や槍などの玄人向けの武器を携えた冒険者……。

 このギルドだけは木造建築で、ケルト音楽が聞こえてきそうな温かい雰囲気がとても素晴らしい。


「さて、コレットよ。いよいよ本番じゃ。情報収集といこうかの。ここでは一旦、別行動とする。ワシは一階から三階を探すから、お主は四階から上を頼む。ついでに、"狼人族"の行方についても聞いて回るが良い」

「承知しました! 自由に行動させてくださるなんてありがとうございます、ジグ様! 必ずや、有力な情報を掴んで参ります! それでは、また後ほど!」


 コレットはずいぶんとテンション高く、ギルドの階段に消えていった。

 ククッ、うまい具合にコレットを上の階に誘導することができたぞ。

 俺は老体なのだから、六階まで階段を昇りたくなどはないのだ。


(ジグ様はこんなときでも私を訓練してくださる! 人混みを避けながら勢いよく階段を昇るのは、剣士ゴーレムとはまた違った修行になる!)


 一緒に行動したのでは効率が悪いし、泉について聞く横で"狼人族"の件を尋ねられると話がややこしくなりそうだ。

 ククッ、そろそろ行動開始だ。

 ギルドにいる人間は多い。

 これだけいれば、何かしら泉に繋がる情報が入手できるはずだろう。

 まぁ、今回だけは老害ムーブは見逃してやる。

 情報が手に入ればそれでいい。

 そう思い、俺は近くにいた冒険者の若者グループに声をかける……。



 □□□



 手分けして情報を探すこと、およそ数時間。

 ギルドのベンチでコレットと合流した俺は、彼女が買ってきてくれた冷茶を飲みながら絶望していた。

 俺たちは…………何の成果も! ……得られなかった!

 ……マジか。

 冒険者への聞き込みは元より、受付嬢などのギルド職人、建物の隅っこにいる怪しい風体の情報屋に聞いても成果は0だった。


「ぐぬぬ、手がかりすら入手できないとは想定外じゃ……。"若返りの泉"はそれだけレアな存在というわけかのぉ……」

「私の方でも、名前は知っていても場所はわからない方ばかりでした。若返りなんて夢のような効力ですから、探している人は多いと思うのですが……」

「そうじゃな……。逆に考えれば、ライバルも多いということか。考えてみれば、貴重な情報を他人に渡すわけがなかろう」

 

 コレットの言葉に力なく返す。

 ちなみに、"狼人族"の手がかりもなかったらしく、俺たちは行き詰まってしまった。

 クソッ、こういうときは"あれ"しかないか……。 


「仕方がない、ギルドに依頼を出しておこう。コレットも一緒に依頼書を出しなさい。これだけ人の出入りがあれば、何かしら情報が入るはずじゃ」

「いいんですか!? ありがとうございます、ジグ様! すぐに依頼票を持ってまいります!(依頼金や報奨金だってあるから、ご自身の依頼を出すだけでもいいのに……! やっぱり、ジグ様はお優しい!)」

 

 もしかしたら、"狼人族"繋がりで泉の情報が入手できるかもしれないから、コレットと共に依頼を出す。

 こればかりは地道に待つしかないな。


「……さて。情報収集は一旦ここまでにして、宿を取ることにするかの。老体に長旅は堪えた」

「そうですね、仕切り直しといたしましょう。ジグ様のお身体も心配です」

「休んでいるうちに、情報が舞い込んでくるとありがたいのじゃが」


 俺とコレットは宿を探し、ブライトミアの街を歩く。

 これまた宿の店主やメイドが泉の情報を持っている可能性もあった。

 とはいえ、「このまま見つからないのでは?」という焦燥感と不安感を胸に街を歩いていると、前方からずいぶんとカッコいいイケメンがこっちに来た。

 濃いめのやや長い茶髪に、涼しげな茶色の瞳。

 来ている服は手入れの行き届いたジャケットにパンツ、適度に磨き上げられた革靴だ。

 衣服自体は上等なものの決して目立つような格好ではない…………のだが、どことなく目を惹く。

 そこら辺の美男モブとは異なる、ネームドキャラのオーラだ。

 前世で散々このゲームをやり込んだ俺が言うのだから、間違いはない。

 時たまDLCで追加される強いキャラと同じ波動を感じる。

 今も通行人の娘が、すれ違う度にチラチラと嬉しそうな視線を向ける。

 これが本当の雰囲気イケメンか?

 ちくしょう……ムカつくな、アイツ。

 前世の俺は雰囲気すらモブだったのによぉ。

 突き刺さるような視線しか味わったことねえんだぞ。

 泉の情報が見つからなかったことや、前世の非モテなストレスが沸々と沸き、入り交じっては一段と黒い感情に昇華する。

 腹が立つので、すれ違いざまに八つ当たりで思いっきりぶつかってやった。


「うわっ!」

「なにぶつかってんじゃ、コラッ! お前のせいで肩の骨が折れたぞ! どうしてくれんじゃ! 責任取れ! 損害賠償を100億払え! 未来永劫、外に出るな!」


 別に骨は折れてないが、力の限り怒鳴りつける。

 イケメン歩行罪だ。

 万死に値する。

 イケメン野郎はぶつかった拍子に小さな箱を落としたので、拾い上げる前に思いっきり蹴り飛ばしてやった。

 ククッ、大事な物なんだろう?

 予想通り、大慌てで追いかけるイケメン野郎。

 これぞ老害ムーブ。

 ざまぁみろってんだ。

 蹴り飛ばされた箱の進路上には衛兵がいて、箱から転がり出た白く光る何かを見た瞬間、大声で叫んだ。


「これはブライトミア美術館の至宝、"星霜の涙"じゃないか! 貴様ぁ、怪盗クロニクルだな!?」

 

 …………は?


「チィッ……!」

「「な、なんだ!?」」


 突然、イケメン野郎は煙玉らしき物体を地面に叩きつけ、周囲に濃厚な白い煙が立ちこめた。

 な、何がどうなっている。


「ジグ様、私が追いかけます! 音で追えますので!」


 えっ、だから何を?

 魔法で白い煙を払ったら、コレットがすごい勢いで近くの建物を駆け登っていた。

 屋上からドカバキッ!「ぐあああっ!」という音が聞こえた後、コレットがイケメン野郎を抱えて飛び降りてきた。

 ドンッ!という地響きが消えるや否や、イケメン野郎が集まった衛兵にきつく縄で縛られていく。

 通行人の令嬢からは黄色い悲鳴が上がる一方で、縛り付ける衛兵たちの顔は恐ろしい。

 やはり、イケメン歩行罪は重いのか、ずいぶんと気合いが入っているな……などと思っていたら、隊長らしき衛兵が俺に敬礼しながら話した。


「ご老人、ご協力に感謝申し上げます。私はブライトミアの衛兵隊長、デリクと申します。このイケメン野郎――怪盗クロニクルは、各地で貴重な宝物を盗んでいたのです。本日の深夜0時に盗むという予告状を送ってきましたが、まさか星霜歴における深夜0時……つまり、今この時間とは思いませんでした」

 

 いや……そんなの知らんし……。

 他の衛兵も次々よ俺の周りに集まってきては礼を述べる。


「イケメン野郎はご丁寧に、宝石のイミテーションを残していきやがったんです! そのせいで、盗難の発覚が遅れてしまいました!」

「お爺さんがいなかったら、今頃王国の宝は闇の中に消えていました! 本当にありがとうございます!」


 概ね、コレットが狼身に挟んだ内容を改めて伝えられる。

 まさか、このイケメン野郎が怪盗だったとはなぁ……。

 人生には不思議な出来事があるもんだ。


(私の完全犯罪が破られたことは今まで一度もないのに……! 寂れた見た目に完全に騙された! この老人、いったい何者……!?)


 イケメン野郎……もとい、怪盗クロニクルは俺をきつく睨む。


(……いや、ずいぶんと長く怪盗をやってきたが、私はもう潮時だったのかもしれない。この老人は怪盗として無様な醜態を晒す前に、終止符を売ってくれた……というわけか。案外、私と同じ悪の側だったりしてな……)

 

 と思いきや、どこか幸せそうな表情に変わって、衛兵の馬車に押し込まれた。

 通行人の喧噪が馬車に移ると同時に、コレットが光り輝く瞳で俺を見る。


「ジグ様、さすがでございます! 美術館を訪れたとき、すでに怪盗が宝石を盗んだことを看過していたのですね! だから、敢えて関わらず、街中で怪盗を探したのです!」

「いや、違っ……」

「「なるほど! 先見の明が素晴らしい! いやはや、参りました!」」


 コレットの想像に衛兵が乗っかる。

 ちょっと待て。

 勝手に話を進めては広げるんじゃない。


「「ぜひ、ご老人のお名前を!」」


 と言われた瞬間、コレットがいつもの得意げな表情で前に出た。

 ククッ、まぁいい。

 こいつらに俺の存在をぶちかましてやれ。


「こちらにいらっしゃるのは、ジグルド様。私は敬意を込めてジグ様と呼んでいますが、他の方がそう呼ぶのは許しません。この世界にのたまう悪を破壊し、正義の鉄槌を下す"正義の賢老"様でございます。この旅で罰を下された悪は数知れず。ジグ様が旅をされるたび、悪がこの世から消えているのです」

「「"正義の賢老"! なんて素晴らしいご老人なんだ!」」


 ……って、おい。

 だから、なんでそうなるの。

 やめなさいと何度も言っているのに……。

 コレットに再び注意をしていると、デリクが興奮した様子で俺に話す。


「ジグルド様のご功績はベアトリーチェ館長と町長にご報告させてもらいますからね。きっと、お礼ということで後日会食などにお呼ばれされるかと思います」

「おぉ……それはけったいなことじゃ……」


 デリクの言った名前に、心臓が冷たく脈打つのを感じた。


「も、もしかして、そのベアトリーチェとは…………"天穹のベアトリーチェ"かの?」

「さすが、よくご存じですね。現役引退後、今は館長として文化と芸術の発展に寄与してくださっています」


 話を聞きながら失神しそうになった。

 "天穹のベアトリーチェ"…………『蒼影のグラシエル』のメインキャラだ!

 勇者クラウスのパーティーで、女魔法使いとして活躍した。

 膨大な魔力で放たれる魔法は余波で雲を消し飛ばし、天候が変わるほどだった。

 まずいまずいまずい!

 刑期を終えたとはいえ、もし俺と会ったら何をしてくるかわからない。

 ……いや、"ルブラン"という名字はコレットにも伝えてないし、名前だけなら誤魔化せるかもしれない。

 

「あ、生憎じゃが、ベアトリーチェ……館長と町長には、すぐに会えないと伝えてくれ。見ての通り、ワシは老体じゃ。このようなイベントがあると心臓が辛くての。しばらく休まないとならんのじゃ」

「おや、そうですか。それは残念だ。もちろんお伝えしておきますよ」

「じゃあ、ワシらはそろそろ失礼しようかの。今日止まる宿を探さんといけんし……。行くぞ、コレット」

「はい、まいりましょう!」

「「"正義の賢老"様、コレット嬢、お元気でー! お身体にお気をつけてー!」」


 笑顔でいつまでも手を振ってくる館長や衛兵を後に、気を取り直して宿探しを再開する。

 ……これはまずい。

 メインキャラがこの街にいるとは思わなかった。

 しかも、勇者パーティーで激強だったベアトリーチェだ。


「……ジグ様、心臓の方はは大丈夫ですか? だいぶ顔色が悪いようですが」

「あ、ああ、大丈夫じゃ。心配するでない。少し休めばよくなる」


 とりあえず、安くて居心地のいい宿を見つけたいところだ。

 そして、一刻も早く情報を集めてブライトミアを去らなければ……。

お忙しい中読んでいただき本当にありがとうございます


【読者の皆様へ、青空あかなからのお願いでございます】


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