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第11話:悪役ジジイ、魔導列車のチケットを奪おうと若者カップルにケチつけたはずが、密輸入を捕まえる

「……ここがエルサシティですかぁ! 大きな街ですねぇ!」

「ああ、そうじゃな。これも魔導列車の恩恵じゃよ」


 嬉しそうに話すコレットに答える。

 三日ほど馬車に乗り、俺たちは魔導列車の停車駅――エルサシティに着いた。

 俺は前世のゲームで何度も訪れたことがあるが、やっぱり実際に来てみると違うな。

 50年でだいぶ発展したのか、見たことない建物も増え、人通りは何倍もある。 

 日本の新幹線で喩えると、だいたい小田原駅くらいの規模だろうか。

 前世の記憶が戻ってから、一番大きな街だ。

 チケット売り場に行く前に、一度街のギルドに向かう。

 コレットと手分けして素材や諸々の装備品を売ると、結構な金額になった。


「ジグ様、こちらが私の討伐した魔物を買い取ってもらったお金です。お受け取りください」

「おおっ、ずいぶんと高く売れたな。これだけあれば釣りがくるぞ」


 コレットから金を受け取る。

 馬車でここまで来る途中、何度か魔物や山賊に襲われた。

 強くなったコレットと一緒に全て返り討ちにしたため、素材やら装備品やらがたくさん溜まっていたのだ。

 ククッ、いいぞ。

 老害を兼ねた節約と魔物などの討伐のおかげで、魔導列車のチケット代は確保できている。 まさしく、計画通りだ。


「私がここまで強くなれたのも、全てはジグ様のおかげですね」

「うむ、そうじゃな」

 

 ドロッセ村で襲ってきた魔物使いを倒してから、コレットには修行をつける日々を過ごさせている。

 訓練にかこつけて老害ムーブするため、とても厳しい指導をした。

 結果、コレットはめっちゃ強くなった。

 "狼人族"のポテンシャルは高いからか、予想以上に強くなっちゃったのだ。

 今では特製剣士ゴーレムを、三体くらいで戦わせないと訓練にならないほどに。

 

(ジグ様の造っていただいた剣士ゴーレムの訓練は、本当に私を強くしてくれている。厳しく指導してくださるのは、私の成長を願ってのこと。これほど幸せなご指導はない。徐々に難易度が上がる仕組みも私に合っている。ジグ様はいつも身体が壊れる前に訓練を止めてくれる。それも私の未来を案じてのこと……。今よりもっともっと強くなって、ジグ様に恩返ししたい……!)


 コレット、なんか固く拳を握っているのだが、俺に復讐しようとか考えてないよな?

 止めてくれよ~、マジで。

 とはいえ、魔導列車に乗れば交易都市ブライトミアはすぐそこだ。

 金も調達できたし、さっそくチケット売り場に行くが……。


「……ずいぶんと混んでますね」

「ああ、そうじゃの……」


 チケット売り場大行列。

 受付が見えないくらい並んでやがる。

 周りの乗客の話からも、いつもこれくらい込んでいるらしいことがわかる。

 ゲームの時代より利用者数がだいぶ増えたってことか。


「どうしましょう、ジグ様。こんなに並んでちゃチケットが買えるかわかりません」

「まぁ、並ぶしかないの。こればっかりは仕方がないことじゃ。むしろ、待てば待つほど価値が生まれるというものじゃよ。いやはや、楽しみ楽しみ」


 敢えて大人しく並ぶ。

 ククッ、受付の若者に「こんなに待たせるとは何事だ!」と怒鳴りつけてやる。

 前世では10秒待たせただけで老人どもに怒鳴られ、殴られ、蹴られてきたからな。

 やり返せると思うと楽しくてしょうがないし、若者が怯える顔を想像するとそれだけで愉快極まりない。


(待つことで価値が生まれるなんて考え方、初めて知った。待ったり並んだりなんて、ただ時間を無駄に使ってしまうことだと思っていたのに、すごく貴重な体験に変わってしまった。ジグ様の老練な精神が体現したかのような言葉ね……。やっぱり、ジグ様は優しくて余裕があって素敵な人……)


 コレットも受付の末路を想像したのか、ふるふると小さく震えている。

 ククッ、これは老害しがいがある。

 列に並んで一時間以上も経った頃…………ようやく俺たちの順番が来た。

 

「……ジグ様、大丈夫ですか? お顔の色がだいぶ悪いようですが」

「う、うむ、問題ないぞよ……ごほっ」


 先ほど待つのは楽しいと言ったが、老人の身体で長時間の行列は思いのほかきつかった。

 おまけ、途中から日が照りだして、俺の体力を余計に奪いやがった。

 ちくしょうが……さすがに疲れたぞ。

 まぁいい、受付にストレスをぶつけてやる。

 覚悟しとけ。


「おい、このワシを待たせるとはいい度胸……」

「は? はよ要件言えや、じいはん。後ろ並んどるのわからんのか、ワレェ」


 老害してやるつもりだったが、受付は謎に虎柄の服を着たパンチパーマのおばちゃんで、これまた謎の関西弁と威圧感に怖じ気づいてしまった。

 

「ブ、ブライトミアまでのチケットを二人分欲しいんじゃが……」

「は? いつ乗るん? はよ言わんかぁ」

「きょ、今日じゃ……」

「今日の予約なんてもういっぱいだわな。考えんでもわかるやろそれくらい」

「じゃ、じゃあ、明日……」

「明日ぁ? ……んなの取れるわけないやろうが。最低でも四ヶ月先になるわ。魔導列車の人気振り知らんのか、この田舎者ぉ。出直してこいや」


 数多の暴言やチケットが取れない事実を知らされ、俺は徐々に意識が遠のくのを感じる……。



 □□□



 チケット売り場近くにある、待合室のベンチにて。

 受付のおばちゃんに泣かされた俺は、コレットに慰めてもらっていた。


「うっうっ……何もあそこまで言わんでもいいじゃろうに……」

「……ジグ様、どうかお気を確かに」


 ……クソが。

 関西系のおばちゃんはずるいだろ。

 このゲームは日本製ということもあり、所々日本的なキャラや街などが出てくる。

 とはいえ、このタイミングで関西のおばちゃんはずるいよ。

 だがしかし、いつまでも凹んでいる俺ではない。

 わずか数分よしよしされるだけで精神を持ち直し、すっくと立ち上がることができた。


「ワシ復活!」

「ジグ様、お見事でございます!」


 拍手され気分が良い。

 ククッ、やっぱり連れてきてよかったな。

 ひとしきり俺を讃えたところで、コレットは心配そうな顔で話し出す。


「しかし、チケットはどうしましょう。買えもしないのでは困りましたね。ここで四ヶ月待ちますか?」

「いや、老い先短いワシにそんな時間はないからの。どうにかして今日中にチケットを手に入れるぞよ」


 四ヶ月なんてとても待てない。

 しかし、チケットの入手ができないのもまた事実。

 ちくしょう、どうする。

 しばし考えたところで、ふと少し離れたベンチの若い男女が目に入った。

 チッ、モブだろうがこいつらも美男美女だな。

 足下には茶色い毛をした、犬の高価そうなペットを連れているぅ。

 クソが、若いくせに金持ちか?

 腹立たしい……いや、名案を思いついた。

 まずは情報収集だ。


「コレット、あの男女二人は今日の魔導列車に乗るかわかるか? ちょっと会話を聞いてみてくれ」

「わかりました。…………ええ、どうやら乗るみたいですね。チケットの番号や席をしきりに確認しておりますので」

「ふむ、なるほどの。コレットよ、ワシについてまいれ。面白いものを見せてやる」

「え……? は、はい、わかりました」


 ワシは待合室を歩き、二人組のカップルに近づく。

 あいつらにケチつけてチケットを奪い取ってやる。

 俺はカップルの前に仁王立ちで立つ。


「おい、そこの若者二人よ。お主らは今日の魔導列車に乗るようじゃのぉ」

「……え? ええ、そうですよ。僕たちは本日の魔導列車に乗る予定です。ですが、お爺さん。それがどうされたのでしょうか?」

「チケットはきちんと持っておりますわ。何ヶ月も前に予約しましたの。……ほら、こちらでございます」


 ご丁寧に、カップルは二枚の紙を俺に見せてくる。

 俺の欲しかった魔導列車のチケット。

 チッ、別に見せる必要はねえだろうがよ。

 手に入れられなかった老人への当てつけか?

 ……まぁ、いい。

 とぼけた顔をしていられるのも今のうちだ。


「おい、まさかとは思うが、その犬を連れて行くわけじゃあるまいな? ペットは同伴禁止なことを知らんとは言わせないぞ。ククッ、困ったなぁ。見たところ、そいつはまだ子ども。世話をしなかったら数日で死んでしまうだろう。この街に残るしかないんじゃないのかぁ? だが、貴重な魔導列車の席が空くのはもったいない。お前たちがキャンセルしたチケットを、ワシが特別に買い取ってやってもいいぞよ?」


 そう、乗客の安全性を確保するため、魔導列車にペットや使役した魔物は持ち込めない決まりだ。

 ガキの犬を置いてはいけないだろうから、どちらか一人がエルザシティに残るのは確実。

 仲よさそうな桜満開の青春カップルが、片割れを残して列車に乗るとも考えにくい。

 はい、これで俺とコレットの分のチケットゲット(断じて、ジジイギャグではない)。

 定価の半分で買ってやるよ。

 ククッ、手数料だ。

 困惑したカップルは顔を見合わせると、恐る恐る切り出した。

 さあ、さっさとチケットを……。


「お爺さん、お言葉ですが魔導列車はペット同伴可能ですよ。だから、キャンセルする必要はないんです」

「10年くらい前から規定が変わって、大事なペットや使役魔物と同乗することができるようになりましたの」

 

 なん……だと…………規定が変わったぁ?

 ……聞いてないぞ、そんなの。

 難癖をつけてチケットを奪い取る、俺の華麗な老害プランが台無しじゃねえか。

 愕然としていると周囲の喧噪が聞こえてきた。


「……おい、どうした? トラブルか? 若いカップルが問い詰められているぞ」

「なんかお爺さんが怒鳴っているみたい。駅員さんを呼んだ方がいいかしら」

「さっきチケットを寄越せ、とか言ってたよな。もしかして強盗か?」


 騒いだからか、乗客が俺を見ながら好き勝手言いやがっている。

 戦略的に一時撤退しようと思ったが、何人かの駅員が来て俺を取り囲んだ。


「チケットが買えなくてイライラしているのはわかるけど、困るんですよねぇ、こういうことされちゃうと。お爺さん、ちょっと事務室でお話しいいですか? こちらの青年たちは怯えているようですし」


 なんか連行されそうな雰囲気なんだが……。

 ちくしょう、ふざけるなよ。

 まだ何もしてねえだろ。

 若者カップルがぽかんとする一方で、コレットがそっと俺に耳打ちする。


「あの、ジグ様……ここは謝られた方が……」


 嫌だ。

 俺は絶対に謝らない。

 謝ったら負けを認めたことになる。

 何か逆転の目はないか?……と探していたら、ふと若者カップルの犬が気になった。


「その犬、何か変じゃの。もっとよく見せるんじゃ」

「「あっ……! お爺さん……!」」

「《鑑定》」


 若者カップルや駅員の制止を振り切り、鑑定魔法を使う。

 なぜか抵抗感を覚えたので、さらに魔力を込めた。

 首輪が弾けた瞬間、犬の姿が徐々に変わっていった。

 茶色の毛は金色になり、眩いほどに光り輝く。

 ……んんん?

 こいつは金色宝犬じゃないか。

 体毛が金糸のレアな動物だ。

 おいおい、何がどうなっていると思ったら、駅員が驚きの声を上げた。


「こ、これは特定保護生物の金色宝犬じゃないか! エルサシティから持ち出すことは禁止されているぞ! お前ら、別の犬に見せかけて密輸しようとしたな!?」

「……クソッ! ずらかるぞ!」

「窓から逃げるわよ!」


 若者カップルは金色猟犬を置き去りにして、壁の窓ガラスを叩き割って逃げる。

 駅員たちが後を追いかけ、力の限り叫んだ。


「「誰かそいつらを捕まえてくれ! 密猟者だー!」」

「ジグ様、私が追いかけます!」


 コレットが猛然と駆け出し、あっという間に追いつく。

 素早い回し蹴りを二発。

 俺たちが追いつく頃には、若者カップルは地面で倒れていた。

 即座に衛兵が縄で縛り始めると、凄まじい悪態を叫ぶ。


「てめぇ、このクソジジイ! よくも俺たちの計画を邪魔しやがったな! ぶっ殺すぞ! 金色宝犬がいくらで売れるか知ってんのか! 余計なことしないで死ぬの待ってろ! 地獄に落ちろ! 死ね! 今すぐ死ね!」

「この魔物売れば遊んで暮らせたのに! なに善人面してんだクソジジイ! 死ぬ前に善行働いて天国行くってか? 調子乗んな! こいつを売れば、あたしら人生上がりだったんだぞ! 死ね! たった今死ね!」


 若者カップルは鬼のような形相で叫ぶ。

 ……いや、めっちゃ豹変するじゃん。

 怖えって。


((隠蔽能力が滅茶苦茶高い一級の魔導具を使ったのに……! このジジイ、いったい何者なんだよ!))


 コレットの後ろに隠れていたら、若者カップルは罵詈雑言を吐きながら衛兵に連行されていった。


「まったく、最近の若者は恐ろしいの。寿命が縮んだわい」

「ジグ様、お疲れ様でした! 今気づいたのですが、最初の呼びかけでは自首を促していたのですね! 一目で密輸人を見抜く洞察眼、さすがでございます!」

「う、うむ……」


 拍手しては褒め称えるコレットに賛同するように、周りの乗客と駅員たちも歓声を上げ始める。


「あの犬が金色宝犬なんてまったく気づかなかったぜ! 爺さん、すげえな! やっぱり、長く生きてる人は経験値が違え!」

「先ほどはお爺さんを疑って本当にすみませんでした! 密輸人は普通の見た目でしたから、完全に騙されてしまいました! 駅員一同、感謝申し上げます!」


 大騒ぎしないでいただきたいのだが……。

「「お爺さんは何者なんだ!?」」と一斉に尋ねられると、得意げな様子のコレットが観衆の前に出た。

 おっ、いいぞ。

 俺がどれだけ素晴らしい人物か、お前の口から説明してもらおうか。


「こちらにいらっしゃるのはジグルド様です。"正義の賢老"の二つ名を欲しいままにする、人類史上最高に高貴なお方でいらっしゃいます。この世に蔓延る悪を裁き、正義を実行する偉大な紳士でございます」

「「"正義の賢老"!? まさしくその通り! いやはや、素晴らしいお方だ! "正義の賢老"!」」


 大喜びする観衆。

 だから、やめなさいって。

 コレットにその呼び名は他人に言うなと、もう何度目かになる注意をしていると、立派な制服と制帽を着た駅員が歩いてきた。


「私はエルサシティ駅の駅長です。このたびは密輸人確保のご協力、誠にありがとうございます。危うく、街の発展と生活に欠かせない魔導列車が犯罪の片棒を担がされるところでした。改めまして深く感謝申し上げます」

「お、おぉ……」


 駅長は至極丁寧に頭を下げては礼を述べ、さらには素晴らしい提案をした。


「先ほど受付嬢から、お二人はブライトミアに行きたいという話を聞きました。密輸人たちの座席が空きましたので、あなたたちにお譲りできますがどうでしょうか」

「それは真か!? ぜひ頼む!」

「やりましたね、ジグ様! 魔導列車に乗れます!」

 

 コレットと一緒に喜ぶ。

 ありがとう、関西系のおばちゃん。

 ところが、コレットは気になることでもあるのか、顎に手を当て何か思案している。


「……しかし、受付嬢とは妙ですね。見たところ嬢という年齢では……もががっ!」

「コレット! 口を慎め! 死にたいのか!?」


 受付はだいぶ遠いのに、例のおばちゃんがギロリとこちらを見た。

 地獄耳恐ろしや。

 駅長からチケットを貰い、俺とコレットはホームに向かう。

 階段を上るまで、乗客や駅員、そして関西系のおばちゃん受付嬢が俺たちにずっと手を振っていた。


「まさか、あんたがこんなにすごい爺はんだとは思わんかったわ! "正義の賢老"なんてなんやねん! めっちゃかっこええな! 渋くてええわ!」

「ジグルド様、本当にありがとうございました! 今日の出来事は駅の史料に刻ませていただきます!」

「"正義の賢老"様とそのお孫様、お元気でー! また遊びに来てくださいねー!」


 あの呼び名が連呼されるわけだが、チケットが入手できたから見逃してやろう。

 ホームで待つこと、しばし。

 魔導列車が汽笛を鳴らしながら走ってきた。

 何度もゲームで見た光景だが、線路を走る振動や煙の焦げた匂い、そのどれもが現実であることを実感させる。


「おおっ、来た来た!」

「ジグ様、これが魔導列車なんですね! かっこいいです!」


 スチームパンクの世界にあってもおかしくない、レトロな蒸気機関車を思わせる車輌だ。

 ゲーム本編から50年も立っているが、デザインはあまり大きく変わっていなくてなんだか安心した。

 近未来感出てたらどうしようかと思ったぜ。

 俺たちの席は二等車両だからか、椅子はなかなかに座り心地がいい。

 二等以上は全席個室なので、静かに過ごせるのも快適だ。

 コレットは子どもみたいにはしゃいでは、車窓にしがみついていた。


「私、魔導列車に乗るのは初めてです! どんな景色が見られるのか今から楽しみです!」

「ああ、そうじゃな。せっかくの列車の旅じゃし、存分に楽しもうの」

 

 ククッ、手始めに車内販売で酒と飯でも頼むとしよう。

 ゲームでは色々とメニューがあったことを覚えている。

 さあ、魔導列車に務める若者よ。

 旅の友たる酒と飯、這いつくばって思う存分持ってきてもらおうか!

お忙しい中読んでいただき本当にありがとうございます


【読者の皆様へ、青空あかなからのお願いでございます】


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