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魔法の練習
この宿には中庭があり、そこは自由に使ってよいようだ。
というわけで、早速魔法を使ってみることにした。
(まずは集中して、魔力の流れをイメージ……だったな)
魔力、といっても良くわからないので、血液をイメージしてみる。
(次にそれを流し、ものに力を加えるようにするっ!)
集中するために閉じていた目を開けると、自分の影が大きく広がっていた。
大地のほうは、地面が盛り上がり巨大なとげになっていた。
「意外と簡単だな」
「そうだね」
その後も連中を続け、俺は光の剣が使えるようになったし、大地のほうは錬金術が使えるようになった。
そして、就寝前に明日の予定を話し合う。
この宿が使えるのは今日までで、明日には出発しなければならない。
「俺が思うにはこれ、どうだ?」
そういって、一枚の紙を見せる。
そこには、『闘技大会』の詳細が書いたあった。
「ふむ、力試しにもなるし、お金も手に入れるチャンスがあるってことか。うん、いいんじゃない」
「よし、それじゃ明日出発だな」
短いですね。すみません。
感想などがありましたらおねがいします。