いずも型航空母艦
全長:265m
満載排水量:4万トン
基準排水量:3万8000トン
全幅:46m
速力:30ノット
機関:ガスタービン四基、電気推進装置
乗員:800名
航空能力:30機程度(後述)
兵装:76ミリ速射砲二基、個艦防御ミサイル二基、高性能20ミリ機関砲二基、各種防御システム
本型の建造にあたっては米海軍のような10万トン級空母のような超大型空母建造の主張もあったが、用兵側の意向や財政的な事情もあり、22DDHを拡大修正するという案に落ち着いたとはいえ、戦後初の空母は海上自衛隊を名実とともに外洋海軍として進化させたと言えるだろう。
全長が265mと中型空母に分類される本艦であるが、早期警戒機E-2Dを運用するためにカタパルト一基並びに着艦拘束ワイヤを三索を備えるほか、目玉とも言える短距離離陸垂直着陸機であるステルス戦闘機F-35Bは現状、新世界で唯一のステルス艦上機である。
なお本型は空中給油・輸送機としてV-22を搭載するほか哨戒・救難ヘリコプターとしてSH-60Kを備える。
個艦防御としてはSeaRAMやCIWSに加えて自爆ボート対策などの近接防御として76ミリ速射砲を二基装備する。
下記は本艦の標準艦載機編成である。
F-35B戦闘機20機程度
E-2D早期警戒機2機
V-22オスプレイ4機
SH-60K哨戒ヘリコプター4機