20:地獄、そして……
歴史書を読んでいると小原2佐のような悲劇は先の大戦だけでなく全ての戦争においてもあったんだとつくづく思います……。
今更ですが異国であるミレリヤ側がメートルなどの単位を使用しているのは読者の皆様の理解が進むようにするためです。(本当は作者が描きやすいから……)
そして重ねて申し上げますが本作に登場する国家、組織、団体、個人、その他諸々は全て架空のもので現実世界とは一切関係しておりません。
よって現実世界と同じ名前の兵器や企業が登場しても全て架空であります。
同日 午後19時55分 サドレア大陸 ノダ-ヴィアの森
『防衛線が突破された!』
その凶報を聞いた直後、小原2佐は思わず瞑目した。
連隊長が戦死し、連隊長代理として小原2佐が指揮を引き継いだが、こちらの”不幸”を敵は見抜いたのか中央即応連隊の陣取る位置に向けて集中攻撃をかけて来ているーー。
「ここが正念場ですな」
副官の呟きに思わず頷いた。
先程の一斉砲撃で死者こそ比較的小規模に収まったが、負傷者は今もなお増え続けている。
そこに敵の総攻撃ーー。
指揮系統も一部とはいえ寸断されており、正確な損害は把握しきれていなかった。
そして敵味方が入り乱れる最前線では少なからぬ“悲劇”が起こっていた………。
ハァッ……ハァッ……
己の息遣いが尋常ではないほど苦しいことに池田 2等陸士は判っていた。
所属部隊から逸れ、自分がどこにいるのかも分からないーー。
疲労によって悲鳴を上げる身体を叩きながら滝の如く迫り来る敵兵の群れに向けて89式の5.56ミリ弾をばら撒く。
フルオートでばら撒かれた弾丸はミレリヤ兵を薙ぎ倒すかのように襲い、味方がいるであろう方角へ向けてヨロヨロと走るーー。
「これで最後……」
池田2士は最後の30発弾倉を89式に叩き込むように装填した。
コイツが無くなれば俺はどうなるんだーー?
一瞬よぎったそれを振り払い、照星に映る敵に銃弾を撃ち込む。
同時に斃れる敵兵ーー。
「ニホン兵が居たぞ!」
喚き立てるミレリヤ兵に再び銃弾を浴びせるが、わらわらと湧いてくる敵には無意味であった。
そして気がつけば四方八方を敵に取り囲まれようとしているーー!
「死ね!ニホン人……!」
突如として目の前に現れたミレリヤ兵は小銃の先端に据え付けられた銃剣を池田2士に突き出したーー。
「ウッーー!」
咄嗟に避けたことで銃剣は腹部を逸れたが、防弾ベストを喰い破り脇腹を抉るーー。
湧き起こる激痛ーー!
痛みに耐えながら敵兵に銃撃を浴びせた。
これで残弾は十五発………。
敵の小銃を拾っても機構が違うからか撃つことは出来ても上手く装填するはできなかったーー。
加えて負傷の身となれば重いミレリヤの小銃は堪える。
脇腹から流れる鮮血はまるで底が空いたバケツから水が溢れるかのように迷彩服を赤々しく染めている……。
もう痛みは感じなくなった。
アドレナリンが出ているからかーー?
それとも神経がイカれたのかーー?
そんなことよりも脳裏にあるのは本土の家族のことだった。
グレていた青年時代には特にお袋に迷惑をかけてしまったーー。
バイクを乗り回し、喧嘩で警察に補導された時には夜中であろうと迎えに来てくれ、そして泣かれながら頬を引っ叩かれた………。
出征前も「必ず生きて帰って来なさい」と涙ぐむ父親と妹の前でお袋は泣くのを堪えながら気丈にそう告げたのだったーー。
「生きて帰ってやるよ。誰が死ぬもんか……!」
十四発、十三発、十二発ーー。
蛮声を上げ、最後の弾丸を撃ち尽くすまで池田2士は闘い続けた。
そして小銃弾が尽きた時ーー。
「この蛮族め!くたばりやがれーーっ」
ダンッ!ダンッ!
銃口より硝煙を上げながら黒光りする拳銃ーー。
腰の軽収納袋から取り出したそれは敵兵の胴体に風穴を開けたのだった。
ミレリヤ軍の将校から拝借したオートマチックピストルは自衛隊のそれと変わらない機構に思えた。
だが悲しきかな。それに装填すべき弾丸は有らず、今の二発と過去に発砲した四発で有るのは残る六発だ………。
一発……二発……三発……四発……そして五発目の射撃ーー。
半ば呆然とした表情で池田2士は一本の大きな大樹の傍まで追い詰められた。
自身を取り囲むのは分隊規模のミレリヤ兵ーー。
ここに至るまでに脇腹だけでなく被弾した部位から今更のように激痛が訪れ始めた。
「お袋……みんなすまん」
銃を向けながら何言かを喚き立てるミレリヤ兵らに目を遣る。
皆、こちらと変わらず一様に殺気だった形相で脳裏には開戦初期に孤立してやむを得ずに降伏した同僚が嬲られながら虐殺されたのが浮かんでいた。
「生きて虜囚の辱めを受けず……」
そう呟いた池田2士は左手に握りしめた一枚の写真に目を落とした。
「靖国から見守ってるぜーー」
パァンーーッ!
それは乾いた銃声だった。
目の前のニホン兵は迷うことなく拳銃を側頭に当てて引き金を引き、そして崩れ落ちた………。
第25師団の一部隊に属する軍曹は配下の兵と共に占領区域内で暴れ回る一人のニホン兵を大樹の麓にまで追い詰めていた。
「降伏せよ。我が軍は貴完を丁重に扱う。約束する!」
軍曹にとってできればこの勇敢なニホン兵を射殺したくはなかった。
コイツは戦友を殺したとはいえそれは任務であり生き残るためだったからだーー。
こちらに向けられた銃口ーー。
いつ引き金を引かれるかも判らない状況に部下は射撃の許可を口々に求めたが、眼光で押さえつけた。
ミレリヤの軍法で捕虜の取り扱いは明確な規定はなかったが、勇敢な敵兵には丁重に扱うのが道理だという慣習がある。
友軍の中には恥ずべきにも虐殺行為に走ったろくでなしもいたが、軍曹は自分達はそうは有りたくないと心に決めていたーー。
だが目の前のニホン兵は何事かを呟いたのちに自決した………!
「クソーーッ!」
吐き捨てて絶命したニホン兵に駆け寄る。
そして左手に握りしめられるのは家族であろう人間と微笑むニホン兵の写真ーー。
軍曹は思わず目頭を押さえて膝をついた。
戦争は無情だーー。
敵も味方も問答無用で命を奪ってしまいやがるーー。
このような出来事が両軍問わずにノダ-ヴィアだけでなくサドレア各地で発生し、戦役後は国際的に条約制定に向けて動き出すがそれは後の話であったーー。
場面を第25師団に移す。
ノダ-ヴィアのニホン軍守備隊を追い込み、後はトドメの一撃を加えるだけまでとなっていた第25師団司令部は安堵の空気に包まれているはずだったが、何故か幕僚たちは口々に吐き捨て、あの冷静なカーダスですらも苦い表情を隠せないでいた。
「ここまで犠牲を払って屈辱だが司令部には逆らえん……師団はノダ-ヴィアより撤収。これより南下を開始する」
あまりの不条理にカーダスは思わず天を仰いだ。
まさかここで口を出して来るとはーーっ!
発端は数分前のヒガリのケンドラン方面軍総司令部からの通信であった。
『こちらは方面軍司令官である。第25師団はノダ-ヴィアから転進し主戦線へ突入せよ。ノダ-ヴィアは代わりに後備旅団が引き継ぐーー』
その勅命を一同が理解するには少なからぬ時間が必要だった。
何の支援も受けられずに司令部の命令を忠実に実行するため夥しい犠牲を払いながらノダ-ヴィア制圧を成し遂げかけているこの時に転進せよーー?
損耗の多い師団を主戦線に投入する意図が見えないばかりか、直後にカーダスらの腹が煮え繰り返ったのは後備旅団の指揮官の名前であった。
あの糞狸の意図は分かっている。
身内贔屓で旅団長になった甥に敵の重要拠点を制圧させることで勲章を授からせてやり、自らにも“箔”をつけようとしているのだーー!
単に身内贔屓ならまだマシだ。
だがそれが横取りとなればあのカーダスでさえ激情に震えていた。
だからこその即時転進であったのだ。
命令には後備旅団が来訪する前に転進してはならぬとは一文字も存在しない。
従って直ちに転進することこそがカーダスのささやかな嫌がらせであったが、連れてこられた一般兵からするとたまったものではないだろうが………。
かくして中央即応連隊と第13普通科連隊は皮肉にも“敵の助け”によって窮地を脱したのであった。
そして事態を把握しきれない小原2佐らーー。
「一体どういうことだ……?」
敵軍の圧倒的な攻勢を前に13普連は後退を余儀なくされ、我が連隊に至っては敵機甲部隊に包囲されあわや全滅という所まで追い詰められていたのだ。
だが敵は我々に最後の一撃を加えることはなく、撤退をし始めた………。
「あまりにも妙ですね。主戦線に合流しようとするのならば我々を壊滅させてから向かうはずですがーー」
「全くだ。連中に助けられたことに感謝すべきか……各員は損害報告!再編次第、陣地を再構築する」
そこへ届いた司令部からの通信ーー。
『ノダ-ヴィア守備隊、そちらに爆装したP-1哨戒機が2機急行している。到着まで30分、コールサインはオリオンだ』
「今更来ても遅いってんだ!のろま野郎……」
思わず吐き捨てた一同だったが、監視所からの急報が届いた。
『ウォッチャーより指揮所。撤退した敵軍に代わって、新たに接近する部隊あり。規模は旅団規模と思われるが兵士と装備はあまりプロとは言えない動きだーー』
顔を見合わせた一同に小原2佐は言った。
「そらお客さんが来たぞ。迎撃準備を急げ!」
ーーー
6月14日 午前0時05分 サドレア大陸中部ノダ-ヴィアの森 ケンドラン方面軍後備旅団
旧式の装甲車と錆び具合が目立つトラックは隊列と言い表すには烏滸がましいまでに密集し、目前のノダ-ヴィアへの疾走を続けていた。
会戦からあと数時間で丸一日が経過しようとしているが戦況は思わしくない………。
主戦線並びに南部戦線はニホン軍の圧倒的な火力と機動によって戦線は崩壊寸前にまで追い込まれている。
そして北部戦線はーー。
あの帝国軍人にあるまじき振る舞いを見せる男にしてはよくやった方だろうーーと地図を眺める准将の階級章をつけた青年は笑った。
それにしてもあの男と第25師団はよくやってくれた。
将兵二千名以上が死傷したとはいえ、ノダ-ヴィアのニホン軍守備隊は壊滅し、そのおかげで我ら後備旅団は簡単にノダ-ヴィアを手中に入れることができるーー。
ケンドラン方面軍は開戦後、一個歩兵連隊にミレリヤ人開拓団に属する予備役の人間を招集することで後備旅団として編成し、兵力を集結させつつあるディトランド軍へ向けて国境部に二個師団と共に貼り付けていたが「ただの嫌がらせ」と“たか”を括った方面軍司令官のアルヴィス大将は甥のファラドという名の青年将官に箔を付けてやろうと、サドレア戦線に向かわせていた。
その中でもノダ-ヴィア陥落寸前にまで追い詰めている第25師団を主戦線に投入するという名目とし、その後備旅団はノダ-ヴィアの麓まで辿り着いていた………。
「全将兵、突撃準備完了であります」
幕僚たちが深刻そうな表情でノダ-ヴィアを見つめる中、准将は威厳というものを心得ていた。
戦場ではないとはいえ、社交界で錬磨を積んできたファラドにとって高貴なる者は常に冷静に振る舞い、下々を従えねばならないという独自の観念の元にあった。
「斥候によれば敵部隊は友軍の攻撃で一個大隊規模にまで減少しているという。ここで蛮族を屈服させねば栄えあるミレリヤ軍史に土を付けることとなるだろう………全軍、前へーーっ!」
敵味方問わずに散乱する遺体や折れた木々を踏み潰しながら後備旅団は焦げた匂いが立ち込める魔境を登り始めた。
その数はおよそ3000名。
一見、怖気付く普通科隊員らだったがよく見れば連中は先ほどの敵軍とは違い、何の警戒もせずにただ行進を続けている。
「アイツら何しに来たんだ……?」
無鉄砲に前進する敵の姿に戸惑いながらも、中央即応連隊と第13普通科連隊はこれをチャンスと捉えてノダ-ヴィアの一角にある渓谷に敵を誘い込むべく陽動を始めた。
ドンドンドンーーッ!!
空気を揺るがす重機関銃の威圧的な発砲音ーー。
「敵襲だ!」
動揺するミレリヤ兵の目前に普通科隊員が現れ、カールグスタフ84ミリ無反動砲を放った後にすぐさま後退する。
『敵が逃げますーー!』という前衛部隊からの報告に若い准将は深く考えることもなく命令を下した。
「追え!地獄の果てまでも追うのだ。もはや敵は逃げることしかできんぞーー」
あまりに短絡的な思考に思わず参謀の一人が警告した。
「閣下、これは敵の罠かもしれませんぞ。麓の砲兵中隊に更なる事前砲撃を要請すべきです……!」
それは准将にとって傲岸不遜な言葉のように思えた。
口先だけの役立たずの無能が何を言うのだーーという内心毒付いたファラドであったが、続けて言う。
「ではなぜ敵は散発的にしか現れんのだ。本官の見立ては敵兵は我らの事前砲撃で完全に撃破され、独自の判断でしか抵抗していないと考える。その証拠にーー」
准将らも前衛部隊に続いて溪谷に差し掛かった時だった。
ヒュルルルーーッ!
空気を切り裂く甲高い飛翔音ーー。
それは数秒もせぬ間に森を揺るがす地響きへと変わるーー。
「敵の砲撃です!」
「馬鹿なーーっ!?」
それはやがて嵐の如き鮮烈な砲撃へと移り変わり、榴弾は将兵を薙ぎ倒し准将座乗の指揮車も倒木によって立ち往生した。
砲撃の正体は120ミリ迫撃砲や155ミリ榴弾砲だった。
特にFH70は数門を陣地転換させ、対戦車砲のような扱いをすることで直射撃ちを可能に至らしめていた。
そして状況を理解できない准将らに最後の一撃が空から下されようとしていたのだったーー。
闇夜に包まれた高空を飛翔する四発機ーー。
四発機は一糸乱れぬ左エシュロン隊形を維持しながら緩やかな下降を遂げていた。
その両脇を固めるのは護衛のF-15戦闘機ーー。
P-1哨戒機がサドレア戦争において航空支援機として活躍するようになってからちょうど一週間の時が過ぎようとしていた。
本来、対潜水艦作戦の要としてのP-1に対地支援というスポットライトが当てられたのは、やはりその圧倒的な搭載能力だろう。
対地誘導弾四基、JDAM十二基、クラスター爆弾を二基を装備したP-1哨戒機は戦術爆撃機としてサドレアの空を縦横無尽に飛び回り、地上部隊の指定する座標に圧倒的な火力を叩き込むのだーー。
前身のP-3Cも同様の運用が成されているが、攻撃能力という点で見れば後継のP-1の方が優れているのは一目瞭然であろうーー。
そのP-1の操縦席はP-3Cがアナログ計器類で埋め尽くされるのに対して、旅客機を思わせるディスプレイ式のデジタル計器類ーーグラスコックピットを採用していることで、すぐさま機体の状態を識別できるようになっている。
事実、P-1は新世界の旅客機需要の増大から従来のボーイングシリーズと共に国内線や国際線の一部で民間機として就役するほど性能が優れていた………。
「ノダ-ヴィア守備隊、こちらはオリオンだ。たった今ノダ-ヴィア上空に到達した。座標指示を送れーー」
『ーー13普連よりオリオン。点滅するIRストロボが見えるか?それが敵だ』
そして数秒の後に翼下のハードポイントや爆弾倉から次々と誘導爆弾が投弾されてゆく。
「オリオン、JDAM全弾を投弾。これより効果確認に移行するーー」
爆炎と閃光に包まれる下界は敵の生存を許さない業火が支配していたーー。
爆撃の嵐が去ってどれほどの時間が過ぎただろうかーー?
目の前の世界は尋常ではないほどに土煙が巻き起こっている。
だがついさっきまでの銃弾が飛び交い、砲弾を落としあっていた”戦闘の音“は嘘のように聞こえず、一帯はただ静寂に包まれているーー。
「終わったのか………?」
不思議と、勝ったぞーーと叫ぶ声は聞こえなかった。
周囲から湧き起こるのは、ただ”地獄“がようやく終わったことへの安堵ーー。
小原2佐も例外に漏れなかった。
脱力し、その場に崩れ落ちた時に思わず呟いた言葉ーー。
「みんな、死んじまったよ………」
仲の良かった戦友は死んだ。
ミレリヤ人も死んだ。
「死んじまったんだーー」
ーーー
6月15日 午前11時15分 サドレア大陸
サドレア大陸中部において生来した大会戦は勃発から丸二日が経過していた。
戦況は事実上の泥沼と化しているーー。
なるほど、確かに陸上自衛隊は破竹の勢いでミレリヤ軍を撃ち破り、機甲部隊の大旋回によってケンドラン方面軍を全周包囲目前にまで追い詰めていた。
加えて24時間以上の激闘の末にノダ-ヴィアを守りきったことで、自衛隊の勝利は目前と言ってもいいーー。
それなのにミレリヤ帝国陸軍ケンドラン方面軍は撤退を決断しなかった。
将兵はただ生きて帰るために引き金を握りしめて、遥か後方でのうのうと過ごす政治家連中や無能な司令部を恨んだ。
誰もが傷つき、そして斃れていこうとも将兵は撤退することを選ばなかったーーいや、選べなかった。
撤退をしてしまえばそれは先人たちの血で積み上げてきた勝利の偉業に泥をつけてしまうだけでなく、本国に帰れば売国奴のレッテルを貼られ、家族は後ろ指を刺されながら生きていくこととなるーー。
きっかけが欲しかった。
撤退するきっかけだ。
誰もが”撤退“を切望したのだーー。
そして時にして午前11時15分のことであった………。
『ーー繰り返すディトランド軍の南侵を確認した!直ちにケンドランまで引き返せーー!なに……?馬鹿め!ニホン軍など後回しに決まっておろう!」
ちなみに捕虜を丁重に扱ったのは25師団だけでなく他の部隊も実施していますが、同じく虐殺行為に走る部隊もあるという設定です。
正直、作者の力不足でこれ以上サドレア戦争を継続することが難しくなってきました。
後2話か3話で第一章は完結しますが、この場を借りて報告を……。
第二章プロローグがほぼ完成しました!
これで作者が逃亡することはないでしょう笑
一章全て描き切ったら誤字を修正します。




