貴方に会えたら
枯れ枝のような腕をとる
いつの日か見た腕が蘇る
あの、柔らかく優しい
貴方の掌はどこへ?
こんなにも、細く寂しく
静かに眠りについたのは
誰のせい?
貴方の優しい瞳が好きだった
貴方の優しい手が好きだった
いつまでも、あると思ってた世界は
呆気なく呆気なく崩れてく
いつも見てた貴方は
いつの間にか枯れ果てて
私の腕をすり抜けるほど弱り果てていた
今のいままで
寄りかかって
寄りかかって
気づけなかった
貴方の優しさに甘えていたのに
貴方を守ってる
そう思っていた
貴方の優しい瞳が好きだった
貴方の優しい手が好きだった
いつまでも、あると思ってた世界は
呆気なく呆気なく崩れた
痩せこけた頬をそっと撫でて
貴方が私を見る時が来ると
信じて信じて信じる事が
私が出来るただ一つの行動
いつの間に痩せこけた?
可愛らしいエクボもなく
ただ、眠ってる
貴方の優しい笑顔が好きだった
貴方の暖かな声が全てを溶かしてくれていたのに
いつまでも、続くはずの世界は
呆気なく呆気なく消え失せた
いつも見てた貴方は
いつの間にか痩せこけて
私の腕をすり抜けるほど細く切なく
今のいままで
寄りかかって
寄りかかって
気づけなかった
貴方の優しさに甘えていたのに
貴方を支えてる
そう思っていた
貴方の優しい瞳が好きだった
貴方の優しい手が好きだった貴方の優しい笑顔が好きだった
貴方の暖かな声が全てを溶かしてくれていたのに
失った後に自分の無力さを悟った
何もできないまま貴方は眠りに落ちた
もしも、もしも、もしも貴方に
もう一度、会えたら
その時はぎゅっと抱きしめて伝えたい
私も貴方のような
貴方のような母になれましたか?
私を愛してくれてありがとう




