何でもないよ
特別なものはいらない
二人にとって特別なものがなにかって
まだ気づいていないから
落ち着いたら
きっとキミは
答えを出してくれるはず
僕はそれまで待っていようと思う
髪を短くしたキミは
次の季節に向けての意思表示だと言ってたけど
僕からしたら
何か新しい恋に出会ったのかなと
思ってしまう
「何でもないよ・・・」キミ
その何でもないよ・・が気になるのは
誰でもおんなじこと
キミがそのあとに
僕のとまどった態度を見て
僕が傷つかないようにと
優しい言葉をかけてくれたから
余計に気になってしまうんだ
キミが照れて笑えば
ココロが踊らされ
僕はキミに
とっておきの笑顔をおくる
僕にとっては「特別」な笑顔なんだけど