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魔王じゃが、平和に暮らしたい  作者: りょうたろうたち
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零戦目 魔王じゃが、勇者が攻め込んでくる




突然じゃが、わしは魔王じゃ。



お前達が思い浮かべる魔王は、好戦的で傍若無人なのじゃろう。

勇者と戦い、倒され、世界は平和。

そんなありきたりなストーリーが今は人気らしいのう。




じゃが、、、じゃがなぁ!!!!



お前達は魔王や魔族と接したことはあるのか!?

直接話を聞いた事があるのか!?



お前達は、想像でわしらを悪者にしているみたいじゃがな。

わしらだって人間と変わらないのじゃ。

小さな頃から大人達に悪いことをしてはいけないと教えられて育つ。むしろ平和主義者といってもいい。



無論、悪いことをするやつだって居る。

それは人間も同じじゃ。

見た目が少し怖いからって、魔法が使えるからって、殺してもいいのか!?違うだろ!?



じゃが、1か月前からわしらの国を脅かす"勇者"と名乗る人間が現れるようになった。

そいつは、わしらの話も聞かないで「正義の為にぃー!」などと馬鹿げた声をあげながら武器を振り回しわしを殺そうとしてくる、、



ぶっちゃけ言うが、もう疲れたのじゃ。

もう無理じゃ。駄目なのじゃ。



何故そんなに疲れているのか、、じゃと?



まあ、よい。聞かせてやろう。

勇者が初めて襲ってきたのは今から1か月前。

無論、武器を振り回してるやつを野放しになどできまい。

仕方がないから殺してやったわ。



じゃがな、、そいつは、、



次の日も同じように武器を振り回しながら現れたのじゃ!!




怖いじゃろ?無理じゃろ?疲れるじゃろ?




どうやら、人間共がわしらを倒すために勇者を改造したようじゃ。人間には魔法は使えないからのう。



そんな訳で、わしらは仕方なくあやつらとたたかっ「魔王ーーーーーー!!でてこーーーーーい!!!!」




はあ、、今日も仕事じゃ、、、






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