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娯楽の国とエルフの暇  作者: ヒロミネ
216/266

ドカポソの始り ですわ

「ですわ!」

「あん?」


 いつも通りの休日、いつも通り無駄にだらだらしていると、急にシュエリアが叫んだ。

 しかもなぜか語尾を。


「どうした」

「作者がお嬢様言葉好きを発症したせいで『ですわ』って言わされた気がしますわ」

「意味わからん」


 相変わらずうちの嫁は意味の分からない発言をよくする。


「冗談はさておき、ゲームをやりますわ」

「ん、おう」


 そう言ってシュエリアが取り出したゲームは……。


「ドカポソですわ」

「最高の友情破壊ゲームじゃねぇか」


 ドカポソは最高の友情破壊ゲームだ。

 楽しいのは楽しいがとても人間関係に影響するゲームな気がする。


「誰とやるんだ?」

「アイネ、トモリ、アシェとやりますわ」

「ふむふむ」


 なるほど、俺は解説でもすればいいのかな?


「ユウキは実況と解説ですわ」

「一人で?」


 ていうか実況は実プレイする奴でいいだろ。


「実況はお姉ちゃんがやるよ!」

「でたな義姉さん」

「出ましたわねぇ」


 義姉さんが実況、俺が解説かあ。


「いいけど、義姉さんドカポソの経験は?」

「あるよ!」

「なら大丈夫ですわね」


 シュエリアはそう言うと、先ほど挙げたメンバーに連絡を取り、呼び出した。


「で、ゲームするのよね」

「ですわ」

「何のゲームでしょうっ」

「ドカポソですわ」


 シュエリアがゲーム名を言うとみんな微妙な顔をした。


「私は良いけど、アイネとトモリは大丈夫なわけ?」

「友情が崩れ去る危機を感じてますっ」

「ふあ~ん~かん~?」


 どうやらアイネとトモリさんはちょっと不安があるようだ。


「まあまあ、皆いい大人だし大丈夫ですわよ」


 シュエリアはそういうとそそくさとゲームの準備をする。


「兄さま達はどうするんですかっ?」

「うん? 俺は実況するよ」

「お姉ちゃんが解説するね」

「なる~ほ~ど~?」


 と、いう訳で。皆のポジションも決まったところで、ゲームが始まろうとしていた。


「ちなみにドカポソのどれだ?」

「キングダムコネクトですわね」

「switchの奴か」


 なるほどなあ。アレかあ。


「というわけでさっそくルール設定ですわルールは20週でより多くお金を稼いだ人の勝利としますわ」

「わかりましたっ」

「はい~」

「まあ無難よね」


 というわけで始まるドカポソキングダムコネクト。

 最初はキャラ作成からだ。


「わたくしは緑、魔法使いで行きますわ」

「魔法使い、これは良いチョイスだ」


 魔法使い、シュエリアらしいチョイスだ。

 本人も魔法使いみたいなものだしな。


「さて、アイネの番だ、どんな職業を選ぶのか」

「私は白でウォーリアーにしますっ」

「ここで職被りを避けた形ですねー」


 アイネはウォーリアーになった。まあ勇者だし、戦士でもいいのかな。


「アシェは一体どのキャラを選ぶのか」

「もちろん赤で魔法使いよ」

「ここはシュエちゃんと張り合っていくようですねえ」


 とてもアシェらしいチョイスだ。


「さて最後はトモリさんだが、どう出るのか」

「黒でシ~フにしま~す~」

「これもキャラ被りを避けた結果でしょうね、イメージとしてはウォーリアー辺りでした」


 義姉さんの解説通り、キャラ被りを避けた結果なのだろうなあ。


「さて、これで準備は整いましたわね!」

「ここからドカポソが始まって来るわけだ」

「どんな展開になるか、ワクワクしますね」


 そんなわけで始まった友情破壊ゲーム。

 誰が勝つのかはわからないが、俺と義姉さんはそれを実況解説として見守ることとなったのであった。

ご読了ありがとうございました!

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次回更新は次回日曜日の21:00までを予定しております。

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