出張中ですっ(わ)
今回はアイネ視点です。
「(ぼけー)」
「むむぅっ」
いつもと違う休日。シュエリアさんはいつも兄さまと過ごすソファの上でボーっと宙を見つめています。
「あのー、シュエリアさんっ。暇じゃないですかっ?」
「え……? あー……まあ、そうですわね……」
いつも暇だ暇だと、何かしらか兄さまや周りを振り回すシュエリアさんがボケーっとして、暇してるのにそれを気にもしないどころか何もしない。
明らかに異常です。やっぱり兄さまが居ないからでしょうか。
「兄さまは出張中ですけどっ、すぐに帰ってきますよっ!」
そう、兄さまは実は探偵さんの仕事でちょっと三日ほど家を空けています。
いつもはそういう事は無いのですが、どうやら地方の愛猫家にお呼ばれしたらしく、報酬の払いも良いと言う事で私に後の事(主にシュエリアさん)を任せてお仕事に出たのです。
本当は兄さまの助手として付いて行きたいところですが、仕事より大切な事。それは兄さまに対して素直な理解ある妹であることですから、仕方ないです。
「……アイネ、こっち」
「ふにゃっ?」
シュエリアさんは相変わらずボケっとした顔で私を手招きしました。なんでしょう。
「なんですかっ?」
とりあえずシュエリアさんの隣に座ってみました。何かするのでしょうか。
「……猫の姿になって膝上に」
「にゃっ?!」
なんでしょう。本当に、何でしょう。
「な、何をされるんでしょうかっ」
「何で怯えてるんですの……ただ何となく、撫でてみたいだけですわ」
「にゃんっ?!」
シュエリアさんが、私を撫でる? どういうプレイでしょうか。
「シュエリアさん、私はそっちの気はないですっ」
「猫の姿でって言ってるのになんでそんな誤解されるんですの……」
シュエリアさんがちょっといつもの表情に戻りました。しかしですね……。
「私は人なので、猫の姿でも心は人ですからっ。猫の姿ともなるとほぼと言うか、いっそハッキリ言ってしまえば全裸なのでっ、撫でまわされるのはちょっとっ!」
「ユウキにはいつも撫でまわされてますわよね……」
「兄さまは良いんですよっ! 好きな異性相手でも触られるのが嫌とかめんどくさい女の子じゃないのですっ」
「サラっと毒吐いてきますわね……でもトモリにも撫でさせてるって聞きましたわよ」
「トモリさんは親友なのでっ」
「わたくしは何なんですの……」
「泥棒ね……いえ、兄さまの体裁上の妻ですっ」
「何か今凄いこと言いかけた上に、言い直した言葉も大分失礼ですわね!」
「あれ、違いましたかっ?」
「違いますわねぇ!」
おぉ、そろそろいつも通りという感じですね。元気で何よりです。
「大体、体裁上って、それなら本命は誰なんですの」
「もちろん姉さまですっ」
「そこで自分を推してこない辺り本気で思ってそうで嫌ですわね……」
「兄さまはシスコンですからねっ」
「確かにそうなのだけれど」
シュエリアさんがなんかちょっと心配そうにしています。
もしかして冗談が通じてないのでしょうか。
「シュエリアさん、冗談ですよっ?」
「えっ? あ、あぁ、えぇ。分かってますわよ?」
これ、絶対分かってなかったですね。目が泳いでます。
「兄さまはシュエリアさんが一番ってアレだけ態度に出てるのに心配ですかっ?」
「うっ……まあ、その、そうですわね」
「シュエリアさんめんどくさいですねっ」
「ストレートに切り捨てましたわね!?」
「トモリさんから抜刀を習った成果ですねっ」
「本当バッサリですわよ!」
シュエリアさん、本当に兄さまのこと好きだなぁ。まあ、私の方が兄さま大好きですが。
それにしても、シュエリアさんって心配性です。特に兄さまとの関係になると。
「アレだけ暇を見てはシュエリアさんと一緒に居ようとして部屋に顔を出す兄さまを見て、妹的には凄く妬けるくらい仲良しなのですがっ」
「え、何の話ですの」
「兄さまはシュエリアさんの事好きですよって話ですっ」
昔なら暇さえあれば私を構って、暇がなくても一緒に居たくて私を膝や頭、肩に乗せていた兄さまが、今やシュエリアさんにべったりですからね。
まあ、私から兄さまに寄っていけば構ってくれるし、大事にもしてくれるので不満は無いのですが、ちょっと寂しい気はします。
「まあ、そうだろうけれど。でも心配ですわよ。わたくし……こんなんですわよ?」
「あー」
納得です。
「ちょっと、素で納得するの止めて欲しいですわ」
「おっとっ」
「ホントそれ、キャラ付けですわよね」
「シュエリアさんもですけどねっ」
つい、シュエリアさんが本気の相談してきたものだから、私も本気で納得してしまいました。
「しかしシュエリアさんっ、これはキャラ付けではなく差別化ですっ」
「えぇ……?」
「特徴的な喋り方をしていないと誰か分からないくらい、作者に書き別ける能力が無いのですっ」
「とんでもないこと言い出しましたわね……」
「本当の事ってえてしてそういうものですよねっ」
「なんかわかった風に纏めましたわね」
とは言っていますが、なんかちょっと楽しそうです。兄さまと居る時程では無いですが。
「それでアイネ、撫でちゃ駄目なんですの?」
「むっ、仕方ないですねぇ」
私は猫の姿になって、シュエリアさんの膝上に丸まります。
「にゃーっ」
一応「良いですよ」と言ったのですが。よく考えたらシュエリアさんなら思考するだけで伝わる気がしますね。
「それじゃ、遠慮なく」
シュエリアさんに撫でられると……なんとビックリ。
「みゃっ……」
「うん?」
むぅっ……これはっ!
「ふみゃっ」
「あら」
つい、うっかり。コロンとお腹を出してしまいました。
「ふむ。なでなで」
「フー。ゴロゴロ」
あの、これ、凄く気持ちいいのですが。何なのでしょう。
兄さまに撫でられるのは、気持ちいいのと、好きな人と触れ合うドキドキと幸せで一杯なのですが、このシュエリアさんのナデナデはすっごく気持ちが良いです。
正直、気持ちよさだけなら兄さま以上なんですが。え、何ですかこれ。
「ふにゃんっ」
「あ」
ちょっと、このままだと何かイケナイ扉を開きそうなので、撤退です。
もう既になんか、クセになりかけている気がします。凄く勿体ない感出てきてますから。
「何か駄目でしたの?」
「い、いえ。まあ、はい」
これ以上シュエリアさんに撫でまわされて気持ちよくされたら、ちょっとヤバかったです。浮気してるみたいな背徳感も凄いですけど、なんか、シュエリアさんに依存しそうで怖いくらい気持ちかったので、アレはもうやめておきましょう……。
「ユウキみたいに上手く行かないもんですわねぇ」
「そ、そうですねっ」
でも多分あれ、私以外の猫なら即落ちだと思います。兄さま愛があるから我慢出来て、離れる勇気も持てたというものです。そうじゃなかったら……。
「シュエリアさんって、何でも出来ますねっ」
「今それ言うんですの……?」
シュエリアさんは上手き出来なかったと思っているから嫌みに聞こえたかも知れませんが、いえ、本当に。シュエリアさんって天才なんだなって、思い知りました。
「……人の姿で撫でたらちょっとは感覚つかめたりするのかしら」
「駄目ですよっ! 今はその気は無いですっ!!」
「今はって何ですの……」
はっ。ついシュエリアさんに開かれかけた扉を意識しすぎて変な言葉を使ってしまいました。これだとその内やる気みたいです。
「ま、いいですわ。はー、暇ですわねぇ」
どうやら今の話にはあんまり興味が無かったようですが、それでも少し楽しめたのか、いつも通り暇だと言い出しました。
ですが、さて、これからどうしましょう。
「兄さまが居ないから出来る事しますかっ」
「え、何ですのそれ」
兄さまが居ないと言う環境があまりないのでなんとなく言ってみたのですが、思いの外シュエリアさんが食いつきました。
「そうですね……兄さまの部屋で過ごしてみるとかっ」
「……そういえば、いつもわたくしの部屋で過ごすけれど、ユウキの部屋って行ったことないですわね?」
あれ、シュエリアさん行ったこと無いんですか。そういえばいつもここか、厨房か、寝室くらいしか行かないですね、シュエリアさん。そっか、行ったこと無いんですねぇ。
「止めておきましょうかっ」
「え、何でですの」
「シュエリアさんが行ったことないとなると、兄さまの部屋に入ったことあるのが一種のステータスな気がしてきましたっ」
「え、すっごくどうでもいい理由でビックリですわ」
「いえいえ、正妻すら入った事のない部屋にしょっちゅう入り浸っているというのは一種のステータスですよっ」
「なんか言い様が愛人か何かみたいになってきましたわね」
「愛らしい音と書いてアイネっ。愛する人と書いてもアイネですっ」
「それでいいんですの……?」
まあ愛する人と書くくらいですし、妻が居るのに他の女性を愛するから愛人なのですから、妻が居るという前提があって、それでもより好きになった愛する人、それが愛人。ふふん、悪く無いですね。
「アイネって結構黒いですわよね」
「にゃっ? 何処がですかっ」
「主に言葉にしない思考とかですわ」
「おっとっ」
そうでした、シュエリアさんには思考も読まれるんでしたね。うっかりです。
別にシュエリアさんに読まれるのを前提でちょっと「言ってやったぜ!」とか思ってないです。本当です。
「アイネ、凄いですわね、なんか」
「そうですかっ?」
褒められました。えっへん。
「そういえば、アイネと二人っきりってあんまり無いですわね?」
「そうですねっ。大体兄さまかトモリさんと一緒ですからねっ」
「ですわよねぇ」
まあ、たまに姉さまとも密会してますけど。あそこでしてることは人には言えないようなことですからね。
「そうなんですの? どんな?」
「あの、さも当然のように思考に言及しないでくださいっ。兄さまが居たらツッコまれますよっ」
「大丈夫ですわよ。ユウキも大概慣れてきてるから、最近ツッコむどころか、敢えてわたくしに読ませてくるくらいですわよ。なんならたまにツッコみ放棄してますわ」
「流石兄さまっ、適応力が凄いですっ」
「アイネってユウキのことなら何でも褒めそうよね……」
それってどういう意味でしょう。褒めそうというか、褒めたたえますけど。なんで若干疑う余地があるんでしょうか。
「シュエリアさんは兄さま褒めないですよねっ」
「褒めたら負けな気がして」
「プライドの塊ですねっ……」
まあでも、敢えて褒めたりしなくても、シュエリアさんが兄さまにデレデレなのって分かりやすいので、別にいいのかもしれません。見るからに好きですからね、兄さまの事。
「でも、シュエリアさんだって兄さまに褒められたら嬉しいのではっ?」
「どうかしら……まあ、物による気がしますわね」
そう言ってシュエリアさんは「うーん」と唸っています。物によるってなんでしょう。
「褒められても嬉しくない事ってことですかっ。例えばどんなのですかっ?」
「そうですわねぇ……美しいとか、可愛いとか?」
「えっ……あれっ?」
それって普通に嬉しい誉め言葉だと思うのは、私だけでしょうか……。
「もう百年以上言われ続けてきているから、今更言われても『知ってる』ってなもんですわ」
「うわあ……事実だけどなんか引きますねっ……」
「でも事実ですわよ」
まあ確かに事実、シュエリアさんは美少女だけど、でも、うーん。
「兄さまに言われたら嬉しくないですか? 知らない誰かに言われ慣れてても、兄さまに言われたらドキドキしませんかっ?」
「……しますわね?」
「ですよねっ」
よかったです。シュエリアさんもちゃんと兄さま大好きですね、うんうん。
「他に無いですかっ、褒められて嬉しい言葉っ」
「……? 面白れぇ女、とか?」
「少女漫画の読み過ぎではっ?!」
そんなこと言う人、居ないと思います。居たらその人も読み過ぎです。
「いえ、アイネ。もしかしたら乙女ゲーのやり過ぎという線もありますわ」
「どっちでもいいですっ!」
でもシュエリアさんがどちらかを嗜んでいるのを見たことが無いので、もしかしたら単純にシュエリアさんが乙女脳なだけかも知れないですね。
「言われて見たいですわねぇ」
「そうですかっ……?」
私は別に言われたいと思わないのでよくわかんないです。面白れぇ女より可愛い子だと思われたい私です。
「えぇ。いつか寄席に来た人すべてに『面白れぇ女』と思わせて見せますわ」
「なんか私が思ってたのと違いますっ?!」
あれ? 言われて嬉しい言葉って、あれ??
「恋愛の話では?!」
「言われて嬉しい言葉の話でしょう?」
「……ですねっ!」
そうでした。うっかり恋愛に関連付けして考えてましたけど、そもそもそういう話でした。
「アイネは無いんですの? そういうの」
「やっぱり可愛いって言われたいですっ」
「いつも言われてるでしょう……それこそ慣れるんじゃないんですの?」
「そんなこと無いですよっ、微妙な音程の違いで全然嬉しさが違うのでっ」
「可愛いって言葉に敏感過ぎて怖いですわよ……」
なんかシュエリアさんが引いてます。何ででしょうね。
「怖くないですよ。好きな人に言われた言葉なら、何年何月何日に言われたってだけでも全然違いますっ」
「アイネ、若干シオンうつってますわよ」
「にゃ?」
姉さまがうつるって何でしょう。
「まったく、姉妹揃って兄弟好きの困った変態ですわね」
「大丈夫ですっ、兄妹ですが義理なのでっ、結婚もできる萌える妹ですっ!」
「もうこのセリフが完全に姉妹ですわ……」
「にゃんっ?」
もしかして姉さまも同じ様な事を言ったのでしょうか。被ってしまいましたね。
「それにしても、なんでアイネ、今日はわたくしに絡んできたんですの?」
「えっ、そんなにガラ悪かったですかっ?」
そんなオラオラ系のヤンキーみたいなことした覚えが無いですが。
「いえ、あのね。不良が吹っ掛けるの以外も絡むって言うんですのよ?」
「そうなのですかっ……はっ。えっちなスライムも絡むって言いますねっ?!」
「……そうですわね……」
「??」
なんだかシュエリアさんが目頭を押さえているのですが、どうしたんでしょう。まさか私の天才的な発想に泣けてきましたか。
「アイネ、アシェに近づいたりして無いですわよね?」
「う? 近づいては無いですねっ」
「変な事教わってないですの?」
「変な事は教わってないですがえっちなことは教わってますっ」
「アシェも絞めておかないと駄目ですわね……」
「にゃっ?」
アシェさん絞められるんですか……何をしたんでしょう? まあいつもの事ですけど。
「それで……そうですわ。なんでわたくしに、構って来たんですの? いつもならトモリと遊んでいるでしょう」
「兄さまにシュエリアさんの事頼まれましたからねっ」
「あぁ……そういう……」
私の言葉に納得したシュエリアさんは、ふいっと視線を逸らして軽く溜息を吐きました。
兄さまの事想ってるんでしょうか。
「一応言っておくと、私は兄さまに頼まれなくてもシュエリアさんの事気に掛けたかと言われると、多分気にせず過ごしてシュエリアさんが変なのに気づくのが遅れて一日は過ぎてたと思いますっ」
「わたくし頼まれなかったら放置されてるんですのね……凄い素直ですわねぇ……」
「普通の人なら『ちょっと今日は変だな』ってなるかもですがっ、シュエリアさんはいつも変な人だから分かりにくいんですよっ」
「さらに抉ってきますわね……」
なんかシュエリアさんがげんなりしてます。シュエリアさんでも疲れたりするんでしょうか。
「でも、シュエリアさんが変だってわかったら、絶対放っておかないですよっ」
「そうですの?」
「そうですっ。兄さまみたいに予めシュエリアさんの変化が起きる前に対応とかはできませんけど、異変に気づけば皆、気にしますよっ」
「皆……ってトモリとか、アシェですの?」
「そうですよっ、シュエリアさんがしてくれるように、私達だって、シュエリアさんに出来ることをしたいんですよっ」
「……ん? わたくしなんかしたかしら……」
おやおや、シュエリアさんわかってませんね。マジですか。この人考え無しに生き過ぎでは?
「なんか今ディスられた気がしますわ」
「気のせいですっ」
「そう……」
危ない危ない。思考を読まれたらアウトでしたね。
「トモリさんはシュエリアさんにここに連れてきてもらったの、感謝してますよ」
「……思い付きで引っ張って来ただけなのに、妙ですわね……」
「アシェさんも兄さまとシュエリアさんに助けてもらったの、嬉しそうに話してましたっ」
「あれ、わたくし隣で笑ってただけですわよ……?」
「姉さまは……あー……いつも笑ってるから大丈夫ですっ」
「なんかシオンだけめっちゃふわふわしてますわね」
「そして私は異世界で兄さまと私の命を救ってもらったことにとても感謝してますっ」
「そ、そうですの?」
「まあ、正直キレたシュエリアさん滅茶苦茶怖かったし、たまに悪夢にうなされますけどっ」
「ガッツリトラウマ植え付けてますわね……」
「兄さまも取られちゃったしっ」
「あれ、わたくしアイネに敵視されてもおかしくないですわね?」
「でも感謝してますよっ。シュエリアさんに対する感情は四割くらい感謝ですっ」
「わたくしに対する感謝半分切ってますわね……残りは何ですの」
「五割が恐怖で一割が羨ましいですっ」
「それ半分恐怖に支配されてますわよねぇ!?」
「シュエリアさん大好きですっ」
「嘘くさいっ!」
シュエリアさん、元気だなぁ。うんうん。
「はぁ、なんか、ユウキってホント、周りに変な子多いですわね」
「シュエリアさんはその筆頭だと思いますけどっ」
「……ですわね」
シュエリアさんより変な人っていないと思います。天然発揮したときのトモリさんは完全に変な人ですけど。
「ユウキ、早く帰って来て欲しいですわ」
「そうですねっ。私もシュエリアさんを一人で相手は疲れ……大変……苦労するので兄さまには早くシュエリアさん当番に戻って欲しいですっ」
「アイネ、色々漏れ出てますわ」
「にゃんとっ」
これはまたついうっかりです。うっかりうっかりです。
「……あ、わたくしユウキに付いて行けばいいんですわ」
「え」
「行ってきますわ」
「えっ?!」
なんで急にそういうこと思い付いちゃうんでしょう。というか、え、一人で行っちゃったんですけどあの人。
「……はぁ。シュエリアさん、自由過ぎます」
その後、シュエリアさんは早めに仕事を終わらせた兄さまと一緒に転移で帰ってきた後、ずっと上機嫌で兄さまに絡んでいたのですが、私も連れて行ってくれなかった報復として、兄さまが居ない間のシュエリアさんの恥ずかしい姿をお話しして気分を晴らしたのでした。
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