唐突な転生
第0章 生まれ変わった僕
最初に見たものは、シャンデリアのようなものだった
次に見えたのは、瑠璃色の髪のヨーロッパ系の女の人と、またもやヨーロッパ系の男の人。 今度は赤髪だ。
その2人の周りには、日本の人のような顔立ちの人たち。 簡単に言うなら、昔行ったことのあるメイド喫茶のメイドや、たまにドラマなどで見る執事だ。
「тмхуунэумэьухэу!」
「тоютймэунэунхэст!」
ん? 何を言っているんだ?
僕は、自分で言うのもなんだが、結構頭がよくたくさんの言語を覚えたが、こんな言語は知らない。
『なんて言っているんですか?』
よし、とりあえず英語で聞いてやったぜ
これで、「My name is~~」と答えてくれたらいいんだが、そう簡単にいくはずもなく、、、
「игйййохмхюслоцъ?」
「техтигэсвмэтохэ!」
ほら出たよ謎言語。唯一分かるのは、女の人は嬉しそうに泣き、男の方は無理やり興奮を抑えてなのか、少し涙が貯まってこちらを力強く見ているくらい。
まったく知らない人にこんな風に見られている。
あれ?この感じはドラマとかアニメで見る【出産なのでは?】と思い自分の手を見てみて悟った。
この手は赤ちゃん特有の小さな手。いや、おててか?
まぁいい。
簡単に言うならば…
僕、転生しました