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開始

「これがVRか〜...」


俺はそう感慨深げに呟き、

専用ヘルメットを被り、ゲームを起動させた。

学校の友達がみんな遊んでいるVRを発売日に買えなかった俺は、1ヶ月ほど待ってやっと手に入れることができた。だが、ちゃんと友達は遅れた俺にも配慮してくれ、これからたまに一緒にプレイできることになったのだった。


そうこう考えているうちにゲームが起動し、視界が一瞬暗転した直後、俺は真っ白な空間にいた。ゲームをやるにあたり、予習をしたから別に驚かなかったが、なにも知らずにやったら、大半は驚く等ではないだろうか。この空間は、始まりの間。ここで現実世界の姿を、少しだけ美化させたり、あまりいないが醜くさせたりすることができ、他にもいくつかの設定ができる。。目の前にあるメニューウィンドウのボタンをタッチして、設定を始める。俺は、容姿がいいとも思わないが、特段悪くはないので目の釣り上がり度や、顔の輪郭、髪の長さを少し変え、一瞥しただけでは俺だとわかりにくくしておいた。


「あとは、最初のスキルの設定だったな」


このゲームは現実では、味わえないファンタジー、をコンセプトにしたゲームで、剣と魔法の物語になっている。よってよくラノベ小説にもあるように、スキルというものがある。これは、初期設定の後も変えられるが、ゲーム内通貨が多く必要になるため、はじめにいいスキルを取っておくに越したことはない。俺は後から参加したため、ネットで調べ、自分でスキルを考えてきたためここでは深く考えずに決めてあったスキルをとった。尚、このスキルは初めに三つ取れ、その後はキャラのレベルが10上がるごとに一つ増やすことができる。


「これで初期設定は完了だなっと。じゃあ始めますか!」


そういって俺は1人なぜか気合を入れウィンドウ内のゲームスタートのボタンに触れるのだった。

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