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アレア山で

少し遅れました。

_____サッサッサッ


鎖帷子を装備し、その上から動きやすい服装をしている彼女は、草地を駆けるように歩く。

彼女は俊敏で有名で、その自慢のスピードで数々の獲物を屠ってきた。

また、彼女の慎重な性格のおかげで特に危険を冒すことも無く、冒険者をやってきた。


彼女…カナは依頼を受けた際、ギルドからあるものを借りていた。

それが採集依頼なのに駆けている理由である。

美しき宝玉シラ・クローフ・グリードでは採集依頼の際にとあるマジックアイテムを借りることができる。名を”魔納の袋”と言い、空間魔法が込められている。その能力は、空間に物を収納できるのだ。更に重さも加わらないため採集には最適と言えるだろう。しかしこの最小サイズの魔納袋でも値段はおよそ15万セルかかるため無くしてしまうと…とんでもないことになるだろう。

因みにこの魔納袋は大体1トンほど収納できる。


アレア山は都市から近く、歩きで1時間程で麓へ到着するだろう。

しかしカナのスピードだと…30分程で着く。

粘鉱石は麓で採掘されるし、少し掘るだけでホイホイと採れる。しかし最近は数が減ってきたり、モンスターが増えてきたりと、だんだん依頼が多くなっている。











暫く歩いたカナの眼前には立派な山が見えてきた。

詳しい標高を測る術はこの世界にはないが、冒険者、国家機関の推測からおよそ2000メートルなっている。その山には未だ多々鉱石類が眠っており、またモンスター達の恰好の住処となっている。

やがて山の麓へと到着したカナは、索敵を開始する。

戦闘社会で最も大切なのは情報だと誰もが言う。

勿論中には戦闘能力が一番や、装備品が一番などの考え方をする者もいるが、それを否定はしない。

しかしカナは情報が一番という考え方を持っていた。それを述べる必要はなかろう。


敵が周辺にはいないことを確認したカナは、事前にマークしたポイントへと向かう。最近は開発された採鉱場も閉じてきてしまっているので、多少中に入ることは避けられない。

採鉱場とは言っても、粘鉱石は柔らかく、素人でも採ることができる。


やがてポイントに辿り着き、カナは腰に差してある細剣レイピアを構える。

警戒を怠らず、少しずつゆっくりと小さな洞窟へと入って行く。…ここが採鉱場の一つだ。


そして中に入った。

___刹那、地面が揺れた。

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