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終焉の光  作者: Ryou
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プロローグ

時は今、二十五世紀。テレビでは、タイムマシンや、どこでもドア、なんてものが作られているが現実は違う。だいいち、ありえない。                   

だが、世界では大変な事が沢山、起きていた。

まず、石油資源の消滅。地球、温暖化現象。温暖化現象にともなって、北極、南極の氷が融け、多種生物の絶滅や、また降水量の増加によって、大陸の沈没。千葉県や神奈川県は、軽く呑まれてしまった。(このとき役に立ったのが長年の一大計画、スーパー堤防だ。最初は百五十年かかると想定された途方も無い計画だったが、意外と早く完成した。もちろん全国に配備された)外国でも、海に近い沿岸部は、ほとんど沈没。

更に、新種のウィルスによる疫病の流行。(これには、中国が大ダメージを受けた。食糧管理が不十分だった為、食物から感染するタイプが大流行してしまった)少子化による人口の激減。まだ、数え切れないほどある。二十一世紀に懸念されたことが、すべて起こっているのだ。

だが、そこに世界を揺るがす事態が二つも起きた。

日本の突然の鎖国宣言である。理由は他国の病原菌を持ち込まれないようにする事、漁業権の争奪によるテロ行為の停止させる為(この時、広がった海の漁業範囲をめぐって、中国と北朝鮮、韓国と言い争っていた。陸上生物のほとんどの絶滅によって、魚は貴重な食量だった。人口の多い中国にとっては死活問題だ。その為か、国内でテロじみた行為が行われた。また外国人にしか感染しないウィルスも現れたからだ)のためと内閣は発表した。外国人も強制退去を命じられた。

普通ならば、国際的批判の声が各国から来るハズだが、世界の国々は、自国のことで忙しかった。自国の人民のために食糧の確保などしなくてはならなかったし、イランでは、テロ行為、ロシアでは再革命を阻止しなければならなかった。

無論、日本もリスクを負った。漁業権の大半を各国に渡したのだ。この事から、鉱物資源の乏しい日本は、武器など造れないから、第二次世界大戦のように独立国家としての戦争は無理だし、(それ以前に憲法第9条はまだ残っている)自国での生産力にも乏しいので、早期に自然消滅、又は開国すると思われたので、その申し出を了承した。

だが、日本には生産力を補える切り札があった。

それが、世界を揺るがす、もうひとつの事態。だが、その事は日本内部でしか知られてなかった事で、外国はもちろん一般人も知らなかった。

その、切り札こそが人類史上最大の発見であり、人類史上最大の失敗だった。だが、失敗だとは気付かないまま、人類は破滅への一歩を歩んでしまった。

その鍵を握る人物、鬼神 蒼真すらも、知らないまま日常を過ごしていた


RYOUです。これからもどうか読んでやって下さい。

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