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読むこと 書くこと…3

作者: 耕路

今度の『スターウォーズ』の行方が気になります。

ルーカスが『スターウォーズ』を作ったとき、東宝映画から黒澤監督の何本かの映画フィルムを借りていった、というのは有名な話だが、もちろんルーカスは黒澤のコピーをしたわけではない。


ただ細かく映像のカットを比較すると、その影響が散見されるのだろう。ルーカスは当初から娯楽性を追求していたから、円熟期の黒澤作品を参考にしたとしても不思議ではない。


敬愛する作品への傾倒が感じられるエピソードだが、ルーカスは黒澤以上の成功を収めた。ハリウッド作品のマーケットは往年の日本映画の比ではない。


そのルーカスが『スターウォーズ』の権利をディズニーに手放した。理由は色々言われているが、これも時代の推移かも知れない。


映像SFは巨大な利益を産むジャンルなのだ。すでに過去の『スターウォーズ』作品の成功が将来性を保証している。このあたりの事情は不況と言われる活字のSFとは対照的だろう。


小説が映像と張り合っても勝ち目はない。むしろ、まったく異なるアプローチが必要とされる。『スターウォーズ』の亜流ではそっぽを向かれる。


映像は大金と多人数が必要とされる。一方、執筆は孤独な作業だ。ひとつ共通点をあげるとすれば、オリジナリティと創造力である。ペン一本で月世界を描写できる強みである。


地味な作業だが、あとは頭の中のアイデアを磨き上げていきたい。

読んでいただきありがとうございました。

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