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退魔師の二度目の生は幽霊少女と  作者: 尾多 悠
第一部 死に損ないの再生者
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05 「黒き獣」

「もしかして、この方は知り合いだったりしますか?」


 柄支の姿を見た後の真の反応を目聡く察知し、現が訊ねる。


「安心してく良いですよ。気絶しているだけですから」


 が、返答を待たずに一方的に言葉が続けられる。その間に真は状況を呑み込む努力をした。

 柄支とは今日会ったばかりだが、容姿は特徴的だったので見間違いではない。それにはハナコも同意する。怪談話をネタにでもしようなどと言っていた気もするので、この手の場所に現れるというのも多少無茶があるが理解できる範囲だろう。

 だが、今話をしている女の存在は許容範囲外だった。


「あのー、話を聞いてくれていますか? それと、あなたの持っているそれ、物騒だからしまってもらえないですかね?」


 黙って警戒の視線を投げ続ける真に対し、彼が右手に持つ短刀を指して現は言った。


「見た感じ学生さんのようですが、非行少年ってやつですか? ここは遊び場じゃないですよ」


 短い金髪をかき上げながら、現は目を細めて笑みを作る。わざとらしい挑発だと真は感じた。


「そういうあんたは、ここで何をしているんだ?」

「私は仕事です。それで、私の質問には答えてくれないんですか?」


 現は肩を竦めて苦笑し、ようやく口を閉ざして真の返答を待った。

 黒のロングコートを着た金髪の麗人。異様な雰囲気を放っていることからもそうだが、真はそれ以上に彼女が普通ではないことを確信していた。


「あんた、どうやってここまで来た?」

「結局質問ですか……しかし、変なことを訊きますね。普通に階段を上ってですけど?」


 睨むように目を細める真に、現は苦笑する。


「冗談ですよ。階段を使ったのは本当ですが、あなたの質問の意図は理解していますとも」


 そこで現は真の背後に視線を向け、笑みを濃くした。


「なので、そちらの彼女も見えています。珍しいですね。人格があるのですか?」

「……こっちの質問の意味が解るってことは、あんたはただの霊感が強い人ってわけじゃないんだろ?」


 射抜くような視線にハナコの表情が強張る。真はハナコを庇うように立ち位置をずらし、質問を重ねた。


「そんな質問をする時点で分かっているんでしょう? 余計な牽制は必要ないってことですか」


 小さく笑い声を漏らしながら、現は視線の焦点を真に合わせる。


「では、問答はこれくらいでお終いとしましょうか。で? あなたはどちら側なんですか?」

「どちら側?」


 現の質問の意味が解らず真が問い返す。その反応が意外だったのか現も首を傾げた。

 少しの間の沈黙。二人の間で何か認識の食い違いがあるようだった。


「あんた、退魔師じゃないのか?」


 ハナコが見える霊感とこれまでの意味深な発言から、真は現のことを同業者ではないかと睨んでいた。

 今までそういう人物には出逢ったことがないため正確な判断ができず、思わずそう訊ねてしまっていたのだが、誤りだったのだろうか。


「退魔……あぁ、なるほど。そちらの方でしたか」

「……どういうことだ?」


 しばし考える素振りを見せた後、一人納得する現に真は内心苛立ちを覚えて訊ねる。そんな彼の心中を見透かしたように彼女は笑った。


「大丈夫。概ねですが、あなたの見解は合っていますよ。しかし、私はあなたの同業者なのでしょうが退魔師ではありません」


 そして、現は自分の事情を語り出した。


「半年前からこの街で霊の浄化が行われていると報告されていましてね。簡単に言うと、私の目的は縄張りを荒らされているようなのでその不届きな輩を懲らしめることなんです。それって、きっとあなたのことですよね?」


 いきなり不穏なことを告げられ、真は警戒に腰を落として身構える。

 退魔師としての経歴は浅いが、そんな縄張り争いは今まで聞いたことがない。

 それに、自分は市長の依頼に基づいて霊の浄化を行っているだけだ。難癖をつけられるいわれはない。


「ええ、あなたの事情は知っています。市長の新堂氏の依頼で霊の浄化を行っているんでしたっけ。ですが、そんな表の事情は関係ないんですよ」

「そう言われてもな……大体、霊を浄化するなら結果的に誰がやっても同じだろう。そこまで目くじらを立てることじゃないはずだ」

「はぁ、なるほど。あなたはこの世界の事情を詳しくは知らないようですね。では、お言葉に甘えてこれは頂きますよ」


 そう言って現は、コートのポケットに右手を突っ込むと何かを取り出した。

 思わず真は目を見張る。

 鈍く揺らめく球体のそれは、何者かの魂だった。


「ここに居た霊は私が仕留めましてね。こうして魂を拝借しているわけなんですが……」

「真さん……わたし、凄く嫌な予感がします」


 小声でハナコが真に言う。ここで現の行動を黙って見ていていいのか不安になるのも無理はない。だが、否定をする材料もないため動けなかった。


「分かっている……お前は先輩の様子を見ていてくれ」


 真はいつでも動けるように身構え、現の動きを観察する。未だに目を覚まさない柄支も気掛かりだ。

 霊気に捕らわれなくなった魂は自然とこのまま消滅するはずだ。現が手を放せば、それで浄化の工程は終了する。

 そのはずなのに現が魂を手放す気配はなく、それどころか胸に抱くようにした。


「さあ――来てください」


 静かに言葉がは吐き出され、現の白い顔に酷薄な笑みが浮かぶ。

 そのときの彼女の手に生じた色を見て、真とハナコの感じていた嫌な予感は膨れ上がり確信へと変わった。


 短刀を持つ真の右手が知らず汗に滲む。彼女の行為を問い質すこともせず、真は床を蹴っていた。

 霊気で強化した脚力が発火装置のように爆発し、彼の身体を風に変える。

 現を眼前に捉えた真は短刀を横に薙ぎ払った。一切の躊躇いはなかったが、現は足元の柄支を空いた左手に抱くと後ろに飛んで避けて距離を取る。

 魂を握る現の右手は霊気を纏っていた。ただし、その色は真やハナコのものとは異なり、夜より深く輝く黒色だった。


「危ないですね。いきなり何をするんですか?」

「あんたこそ、その魂をどうするつもりだ。霊気を消したなら解放してやれ」

「それは無理ですよ。浄化なんてもったいないことするわけがないじゃないですか。この魂は、私のものです」

「何を……」


 現は胸に抱いた魂をそのまま強く押し当てる。すると、魂は吸い込まれるように彼女の身体の内側へと沈んでいった。

 苦しそうに彼女の表情は歪むが、それもすぐに治まりをみせる。そうなると、むしろ先ほどよりも覇気のある表情になっているようだった。


「ああ……これは結構きついですね。ですが、あなたの苦しみと絶望は受け入れましたよ……」

「あんた、一体何をしたんだ!」


 理解できない光景に真は声を荒げる。対する現は笑みに余裕を滲ませて、舌で唇をなぞった。


「捕食ですよ。あなたが魂を浄化する者のなら、私は捕食する者なんです。この世に居座る霊を葬るという点では一緒ですよ」

「あ……う――」


 平然と語る現の姿に本能的な恐怖を覚えたハナコが喘ぐ。彼女は震える身体を掻き抱いて、真の背後で蹲ってしまった。


「ハナコ落ち着け! 一旦引け」

「うう……すいません……すぐに復活してみせますから……」


 真を見上げて気丈にも笑みを見せ、ハナコの姿はその場から霧散するように消えた。


「うん、やっぱり珍しいですね」


 その二人のやり取りを物珍し気に観察していた現が、興味深そうに頷きながら言う。


「その霊はあなたの霊気で創られているんですか? 霊気の形成で人型を創って動きにある程度の法則性を持たせることはできるとして……ううん、解らないなあ」


 彼女は一頻り考え込んで唸ったものの、「まあいいです」と次の瞬間にはばっさりと思考を切り捨てた。


「理解できないことを考え続けても答えは出ませんからね。とありあえず、あなたの魂に直接聞いてみるとしましょうか」


 抱いた柄支を再び足元に横たわらせ、現は真を見据える。

 細められた瞳は獲物を狙う捕食者の気を帯びており、右足を後ろに下げて前屈みに腰を落とす構えは疾走する前の獣を想起させるものだった。


「ちょっと待ってくれ」


 が、今にも飛び掛かろうとする姿勢の現に真は待ったをかけた。


「なんですか今更。先に手を出したのはそっちでしょう」


 確かに衝動的にとはいえ、真が現に攻撃を仕掛けたのは言い訳のしようもない。だが、真の言いたいことはそこではなかった。


「その人とあんたはどういう関係なんだ?」


 真が指したのは柄支だった。現は彼女を一瞬見下ろし、顔に薄い笑みを貼り付ける。


「ここまでの道案内を頼んだだけですよ。ここに出るという霊とそれにまつわる事件について興味があったようなので。ついでに霊視をさせてあげたのですが、あっさり気絶されました」


「霊視だと……? じゃあ、まさかあの光景を見せたのか!?」


 真が階下の入り口で見た火事の幻覚。あれは霊気の扱いに長けた真だから退けることができたと言って良いものだ。

 仮に失敗し呑まれていたなら、真の持つ霊気は炎に焼かれて壊されていただろう。

 霊気は肉体を動かす生命力だ。それが直接削られれば持ち主も無事では済まない。霊気が消え、その奥にある魂が傷を負えば最悪死に至る可能性もある。


「大丈夫ですよ。さっきも言いましたが、死んではいません」


 最悪の想定へと向けられる真の思考を遮るように、現は笑みのまま言う。


「ですがまあ……そうですね。ではこうしましょう。私に勝つことができれば、この子をあなたに渡すということで」


 そして、臨戦態勢のまま、何の権利があるのかそんなことを提案した。


「別に蹴ってもらっても構いませんよ。どの道、この先を通す気はありませんから」


 その言葉を皮切りに、彼女は更に姿勢を低くする。次の瞬間、その身体は真に向けて飛び出していた。

 前傾姿勢からのその軌道は、速度重視の単純な直線。下手に避ける選択を捨て、真は両手で短刀の両端を支えるように持って正面に構えた。


 そこに、振り被った現の右手による掌底がぶち込まれる。


 黒と青の霊気の飛沫が舞い散り真の全身が衝撃に揺れた。短刀は真の霊気で覆って強化しているため折れることなく、なんとか耐えることに成功する。

 しかし、現の攻勢は終わらない。

 現の右腕は完全に伸び切ってはおらず、身体を左に捻りながら掌底を上向きにして突き上げた。力の向きの変化に対応し切れず、真は短刀を弾かれて体勢を崩す。

 捻った反動を利用した彼女の左膝が、すかさず彼の脇腹に打ち込まれた。

 真の身体は一瞬宙を浮いてから勢いをつけて吹き飛び、背中かからコンクリートの床に激突する。


「そんなものですか?」


 現は追い打ちをかけることなく、倒れた真を悠然と見下ろした。

 挑発に答えることができず、真は喉に詰まったモノを吐き出すように息をしながらなんとか立ち上がる。柄支との距離は更に離れてしまった。


「……ハナコ、大丈夫か?」


 真は口元を拭いながら小声でハナコに呼び掛ける。すると、すぐに応じる声があった。


「はい……なんとか持ち直したと思います」


 彼の中の霊気と一体となり姿こそ見えないが、ハナコの声ははっきりと耳へと届く。


「なら頼む。俺が時間を稼ぐから、お前は先輩を逃がすんだ」

「わたしがですが?」

「お前だからできるんだ。行ける範囲でいい。そしたらなるべく早く戻れ」


 柄支を戦いには巻き込みたくはない。勝負云々は向こうが勝手に言っていることだ。馬鹿正直にこちらが付き合う義理もないと真は断じた。


「合図を出したら動け。頼りにしてるんだよ」

「……わかりました」


 そう言われてはハナコに断る理由はなかった。現の存在を恐ろしく思う気持ちは拭いきれないが、ここで訳も分からずに引き下がるというのなら最初からこんな場所に居たりはしない。

 それは真にとっても同じことだ。


「気合はまだ足りているようですね。では、もう一度行きましょうか」

「ああ……行くぞ!」


 身構える現に応じて、今度は真から現の右脇の方向へ突っ込んだ。

 初回よりも真の速度は増している。霊気による身体強化の段階を上げた効果だ。


 現は彼の動きから、狙いは自分を通り過ぎて後ろの少女の身柄を確保することだろうと予想する。まともに戦うことを避ける程度の冷静さはあるらしい。

 それを素直に評価すると同時に、つまらなさも感じた。

 だからといってそのまま素通りさせるわけもなく、現も真の進路を妨害するために右に飛ぶ。相手の姿を捉え、さっきと同じく突きを繰り出すため右腕を大きく振り被った。


 二人の視線が交わり、ぶつかり合う。


 真は一歩大きく右足を踏み込み、己の速度にブレーキを掛けた。そして、そのまま現に背を向けるように上半身を捩じる。

 そこで現は敵の意図を読み違えていたことを理解した。


 ……こちらの動きを誘導したカウンター狙いですか!


「行け! ハナコ!!」


 直後、遠心力を利用した真の短刀の横薙ぎが現の掌底を打撃する。勢いを相殺することができず、現の右半身は弾かれ後ろに流された。

 そこへすかさず更に踏み込んだ真の短刀による突きが、彼女の胸の中央に繰り出される。

 咄嗟に空いている左腕で突きを受け止めたが、体勢の整わないままの防御は不完全だった。微かではあるが、現の表情が痛みに歪められる。


「――な……!?」


 しかし、彼女は痛みよりも驚くべき事態を目の当たりにしていた。気絶していたはずの柄支が立ち上がり、走り出していたのである。

 驚愕する現の隙を逃さず、真は柄支の姿を隠すように回り込んで更なる連打を繰り出した。

 一度崩された体勢の立て直しと混乱による意識の乱れが、現の動きから精細さを欠く結果となり、真は一気に攻勢へと転じて逃げる柄支から彼女を遠ざけていく。


「ちょっと待ってくださいよ! あの子は今の今まで気を失っていたはずですよ! それがどうしていきなり真っ直ぐに逃げ出せるっていうんですか!?」


 仮にタイミングよく目が覚めたとしても状況把握に多少の時間は使うだろう。それが一目散に屋上から階下へ逃走するルートをとっている。

 それも、真が攻撃を仕掛けた瞬間を見計らったかのようにだ。


「もしかして、さっき見えていたあなたの霊の仕業ですか!?」


 現は一時柄支から意識を外し、正面から打ち込んで来る真と正対する。距離を取ろうと後ろへと飛ぶが、真はすかさず追い縋るように詰め寄り、何も答えずに攻撃を繰り返していく。

 無言は単に言葉を発する余裕を真が失くしているためだった。現は柄支に気を取られながらも真の攻撃を凌いでいるし、焦りは見せているものの余力を残している。


 一見優勢に見えるが、実際は気を許せば一気に持っていかれる状況だ。


 それを証明するように、真の攻撃を捌く現の防御には反撃の拳が混じるようになってきていた。まだ牽制程度のもので躱すと同時に攻撃に移ることができるが、これが一進一退の攻防となれば次に押されるのは自分の番だ。

 だから、真は握る短刀へ注ぐ霊気を更に燃やす。短刀を覆う青の輝きは更に強化にされ、破壊力を増幅させた。


「まったく……! あなた、後先考えなしの力押しですか!!」


 戦闘経験は現の方が明らかに上回っている。小手先の戦い方で凌げる相手とは思えなかった。

 ならば、時間を掛けて削られるよりかは一気に全開で攻め続ける。その間に柄支を逃がすことができれば上出来だ。


「退魔の方というのは皆そうなんですか? それとも、単にあなたが特別なだけ?」


 迫る短刀と弾く腕が交差する度、青と黒の閃光が迸る。真からすれば息をするのも苦しいほどの間隔で、もはや振り回しているような状態だ。それでも、現は彼を揶揄するように問い掛けを続けてくる。


「――ッ!」


 真は短刀を左から右へ薙ぎ払う。それを現が上体を仰け反らせて躱して見せた。

 その攻防の隙に真は柄支の方へと視線を向ける。屋上から走り去る彼女の後姿が見えた。まだ安心はできないがこれで彼女をこの場の戦いに巻き込むことはなくなったはずだ。

 そう思って真が一度大きく息を吐いた瞬間を、現が見逃すはずもなかった。

 上体を仰け反らせた体勢のまま、現はバク転の要領で身体を回転させ、その勢いを利用して真に蹴りを放つ。眼下に彼女の踵が迫り、真は反射的に身を後ろへ引かせた。

 辛うじて躱すことができたが、目の前を黒い軌跡が一閃して彼の前髪を揺さぶる。現は着地と同時に大きく後ろへと飛び、今度こそ真と距離を取ることに成功していた。


「やれやれ、逃げられてしまったようですね」


 現はコートを軽く払いながら、口で言う程残念そうな表情を見せずに言った。


「それにしても、あなたも酷い人ですね。素手の相手に武器を振り回すなんて」

「……心にもないことを言うなよ。まだやる気なのか?」


 柄支をひとまず逃がすことができたのなら、ここでこれ以上戦う意味合いは薄れている。

 そう思って真は訊ねたのだが、それは自分にとっての理屈でしかないことは彼自身にも十分に分かっていた。


「ダメですよ。あなたはまだ私に勝っていないじゃないですか。もちろん勝負は続行ですよ。ですが、その前に――」


 現は構えを解いて両手を下げて棒立ちのような状態となった。一度深く息を吸った彼女は、それを吐き出しながら両足を開き、拳を握る。


「こちらも武器を使わせてもらいますよ」


 黒い霊気が現の両手両足を覆い、厚みと鋭さを増していく。彼女が拳を開いたとき、その形は猛禽類を彷彿とさせる鉤爪へと形を成していた。

 歪に揺らめいてはいるが、現が腰を落として足を踏み込むと、床が砕ける鈍い音がする。それだけで、それが鈍重な破壊力を有していることは明白だった。


「耐えてくださいね」


 黒い獣と化した現が短く宣告し、破砕音を撒き散らしながら肉迫した。

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