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始まり

――社会の治安を守っている警備隊『剣備』。


俺の父親は昔はその剣備にいた。

同じ班の仲間なのだろう、仲間と笑顔で映っている写真があった。

家に道場があったが門下生を取るわけでもなく父親が鍛錬する用の場所だ。

剣備は子供の憧れの職業だ。

剣で悪者を退治し、捕まえ、社会の安全を守る。まるでヒーローだ。

だが、俺は別に剣備になんか興味がなかった。

父親が剣備にいたから子供も同じ剣備になるわけでもない。それに争いごとも好きじゃなかった。



しかし、俺は剣備になる決意をする。


俺の人生を壊し、変えた、ある事件を切っ掛けに……



「絶対に、俺が…………殺す!」

はじめまして、白水 泉です。

この度初めて投稿させていただきました。

読んでみて感想等をいただけたら幸いです。

連載小説ということで、これから続きの話を投稿していく予定なので、長くお付き合いお願いします。

投稿ペースは決まっていないので、遅くなったりすると思いますが、なるべく早く投稿できるよう頑張ります。それと、途中でやめる予定はないです。

誤字脱字等は広い心で見ていただけるとありがたいです。

それでは、これからよろしくおねがいします。

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