8、風邪って馬鹿でもひくんだね・・・・!!!
「・・・・・・・ん。ここどこ・・・?」
このセリフどっかでいった気がする・・・。
つーかここは?なんか見覚えが・・・・レオの部屋か!!ってことはココはレオのベッド?ナンデダぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!
「サツキ!!はあ、起きたか・・・。良かった、いきなりぶっ倒れるから驚いたぞ。」
「ぶっ倒れた?」
「あぁ、リランキルト様が叫んだ瞬間な。しかも熱まで出て大変だったぞ、リランキルト様は泣き始めるし、サラはあたふたして、アイムはすんげー不機嫌になるし。」
「ごめんね、め-わくかけ=バン!!=
「「「サツキ(ちゃん)!!」」」
「はい!?」
なんかいっぱい入ってきた、サラとリラとアイムと・・・誰?
ん~?眼鏡かけて白衣?ああ、医者か・・・。美形だね!!!!
あ~もうヤダ~!!立ち直れなくなる・・(泣)
「調子はどうですか?吐き気や頭痛は?」
「いや、ないです。どっちかってぇと、いたって良好です。」
「そうですか、ちょっと失礼・・・」
おでこに手を当ててきた、なんすか?
あ~、手が冷たくて気持ちぃ~。
「まだ微熱があります、風邪ですね。今日一日は大人しくしててください。」
「は~い。あ、あたしサツキって言います。あの~まだ名前聞いてないんですけど・・・。」
「あぁダメじゃないですか、殿下。教えてあげなきゃ。」
「俺か!?俺が悪いのか!?」
「当然です。」
「即答だな!?」
「サツキ様、僕はウィルザード・シュベールと言います。」
シュベール?どっかで聞いた覚えが・・・・いやいやいや・・・・似ても似つかネーナ、なんかこー、オーラとか物腰が違うよね、うん。顔も・・・・・、
似てないよ、うん・・・・・・似てないy
「この城のシェフ長、エドワードは僕の愚弟です。」
マジでーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!????????
何?どこのDNAをどう組みかえたらこんなに違う性格になるの!?
あたしそれが知りたい!!!!!
「サツキちゃ~ん?どうしたのぉ?」
「い、いや!ナンデモナイヨ?」
「そう?」
「そう!」
「DNAを組みかえたら変わるのは性格どころではないとと思いますよ?」
「へ!?ななんのことですか?」
「顔に書いてありますよ?面白いですねェ。」
え、Sだ!!どSだ!!
クスクス笑い怖い!!敬語攻め怖い!!!!!!!!
「す、すすすすいません!!」
「いえいえ気にしてませんよ?どちらかというとこっちが謝らなければいけませんね、すいません。」
「は、はい!!」
し、心臓に悪い・・・。こわいよ~この人苦手だ!!
「それでは失礼します。」
やっと出てった、あぁ疲れた。でも、風邪かぁ・・・・・(いまさら)
「風邪か、馬鹿でも風邪はひくんだな。」
「そうだn・・・しっつれーな!!!あたしが馬鹿だとでも言いたいの!?」
「ん?今の言い方でわかんないのか?やっぱり馬鹿・・・・・
うわぁ!?お、落ち着け!サツキ!!落ち着け!?」
「人のことをよくもばかにしたわね、成敗してくれる!!!」
「うわぁぁああ!?ば、おま!!おろせ!!んなもん持ちあげんなあああ!?」
「うっさーい!!!」
「どぅわ!?病気じゃねーのか、お前!!テーブルなんか持ちあげんなって!!
どわ!!投げるな!!」
「だぁまぁれぇ!!死ねぇぇぇレオ!!!」
「うっわ!」
=ジャキン!!!!ドサッ・・・=
「あっぶね~・・・。お前!!俺が切らなくて当たったら即死だぞ!?」
「だいじょぶだよ。・・・・・・・・チッ!!」
「え!?何今の音!?チッって音したんだけど!?」
「えっ?気のせいじゃない?・・・・・・・・チッ」
「あ―――――――ナニモキコエナイ―――――――!!!」
ちょっとイジメすぎたか。まぁいっか☆
そーいや、おなかすいたなあ・・・。
「今何時?」
「えーっと、午後二時です。」
「あたしそんなに寝てたの!?」
「えぇ、四時間ほど倒れてましたわ。心配しましたのよ!!」
「うん、ごめんね。」
「いつの間にそんな仲良くなったんだ?!」
「「朝」」
「あ、そ~・・・・・・・・・。」
どしたん?レオ?あ~お腹すいた。
「サラさん、俺おなかすいちゃったなあ?」
「かしこまりました。サツキにも持ってきます、皆さんの分も。」
「よろしく~」
あ~お腹すいた。
よんでくださりありがとうございます!!
ウィルザードは黒髪桃色目、身長190cm性格わかんに―です・・・。
今回はリラとサラとアイムの出番が少なかったですね。エドワードに限っては0ですね。次回は登場人物紹介です。次回もよろしくです。