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どうにかなるよね!てか何が何でもどうにかする!!!  作者: 彩
新しい場所(異世界)での生活
6/47

6、お茶会でバトル!!

え~現在お城の中庭にいます。広い!広すぎる!こっちに来てから何度このセリフを言っただろうか・・・・!!なぜこんなに広いの!?


「サツキ?お~い。だいじょぶか?」

「・・・ハッ!!なんで!!ねえなんで!!?」

「な、何がだ!!ってゆーか手ぇはなせ!!く、首が絞まってる!!」

「ああごめん、無意識にやってた。」

「ゴホ、ゲホ!!ぜえはあ・・・。気をつけろ!!無意識とか恐ろしすぎるぞ!?」

「まあいいじゃん、レオ。次期国王がそんなんじゃ駄目だよ?ね、サツキちゃん」

「そうそう!!話それるんだけど、これおいしいね!!なにこれ!!」


レオとアイムがちょっとしゃべってる間に3品目ぐらい食べてたあたしがおいしいと言ったのは、チーズみたいのをカリッカリに焼いてその上にトマトソースっぽいのをのっけたピザっぽい形状のもの。味もチーズとトマトを合わせた感じ


「それはクリンという食べ物だよ。ペグという固形乳製品を溶かしてカリッカリに焼いて、ツイルーという果物をペースト状にしたのをぬったやつ。その上にこれのっけるとうまいよ。」


アイムが渡してきたのはバジルみたいの。

それを一つまみクリンにのせて食べる。


「おぉ~いしぃ~!!」

「でしょ?」


バジルみたいなやつはピリッと辛くてクリンのおいしさを引き立てる。

いや~うまい!!あたしがクリンをもう一枚食べようとしたその時・・・・


「うわっ!!」どたーーん!!

「「「えっ!?レオ!?(殿下!?)」」」


レオの方を見ると

「レオナルド様!!会いたかったですわ!!!」

すんごい綺麗なお姫様がレオに抱きついてた。レオだいじょぶ??


「リランキルト様!!離してください!!」

「いやですわ、あたくしのことはリラと呼んでください」


アイムはうわーみたいな顔してるし、サラはあらあらみたいな顔してる・・・。えーと話が読めない・・・。


「あら?そちらはどなたですの?」

「人に聞く前に自分から言ったらどうですか?」

「これは失礼いたしました。あたくしは、リランキルト・ドルクス、隣国の姫ですの。そして、レオナルド様の妃候補ですの。あなたは?」ニッコリ      

わぁ黒い笑み、あたしに怒ってんのかしら?


「あたしは燈堂沙月、サツキがファーストネームでトウドウはファミリーネーム。好きなように呼んでください。」

「身分は?」

「は?身分?」

「まさか身分がないなんて言いませんわよね?レオナルド様やアイム様、メイド長のサラまでついているのに。さあ、身分は?」

「レオ、あたしの身分って何?」

「サツキの身分?俺の友人だ。」

「レ、レオナルド様!?その娘のことを呼び捨てにしてるんですの!?ファーストネームで!!!なぜあたくしの事は呼び捨てにしてくれないのになぜこんな娘のことを!?こんな貧相で地味で図々しい娘のことを!!」

「リランキルト様!!」

「リランキルト様でしたっけ?」

「え、えぇそうよ、でも気易く呼ばな「あんたに、こんな娘呼ばわりされる筋合いねーよ」

「「「「・・・は?」」」」

「だから、あんたにこんな娘呼ばわりされる筋合いないって言ってんの。さっきからキーキー、キーキーうるさい、身分がなんだー、呼び捨てがなんだーって。

その上人のこと図々しいだ?貧相で地味なのは認めよう、でも図々しい奴に図々しいとか言われたくない。」

「ぶ、無礼ですわよ!!あたくしを誰だと思ってるの!?あたくしは」

「世間知らずでKYで図々しくて自己中心的で考えなしのお姫様。」

「・・・・・・・・。」


リランキルト様は顔真っ赤にして涙目で震えてる。ちっと言い過ぎたかな?

まぁ、このお姫様にはいい薬でしょ。


「うっ・・・ひっく・・・」

「あ~泣いちゃった。」

「他人事みたいに言ってるけどお前が泣かせたんだぞ?」

「あたしも言い過ぎたかな?謝っとくか。」

「うぐっ・・うぇ・・」

「リランキルト様、言い過ぎました、ごめんなさい。」

「うぇーーーーーーーーーーーん!!!!」

「「「「えぇ!?」」」」


余計泣いてしまった・・・。どうすれば泣きやむかな、好きなものあげるとか?

・・・好きなもの?たしかリランキルト様はレオが好きだったはず・・・


「レオ!!ちょっと来て!!」

「ん?ああ」

こしょこしょ

「はあ!?なんで俺がそんなことを!!」

「いいから早く!!さっさとしないといつまで経っても泣きっぱなしだよ、あのお姫様。」

「俺が泣かせたわけではないだろう!!」

「あんたの妃候補でしょーが!!」

「ぐっ・・・・・わかったよ・・・」

「いってらっしゃーい」


レオはリランキルト様の近くへ行って耳元で囁いた。

「リラ、泣きやんでくれ。」

「っ・・・・・・・!!!!は、い?」

「リラ、泣きやんでくれないのか?」

「い、いえ!!泣きやみました!たった今!!」


リランキルト様は首がもげんばかりの勢いで首をぶんぶん振っている。

目ぇまわんないのかな、脳震盪起こしたりしないといいけど・・・。


おっ、レオが戻ってきた。え!?リランキルト様をお姫様抱っこしてる!!

そんなに仲良くなったのか、良かったね!リランキルト様!!


「泣き疲れて寝オチした。」

「え~なんだ~2人がラブラブになったのかと思ったのに・・・」

「なっ!?俺はなぁ!!」

「わかった、わかった。その姫さんのこと苦手なんでしょ?知ってるよ。」

「・・・・・わかってねぇ・・・・・・!!!!」


あれ?レオの元気がない。どうしたんだろう・・・。まぁ明日になれば直ってるよね。


読んでくださりありがとうございます!!リラは金髪でエメラルドグリーンの目です。

身長は160cmです。身長はサツキより小さいですが胸はサツキよりでかいです(笑)

次話も読んでくださるとうれしいです。


アイム:「いや~相変わらずサツキちゃんは鈍感だなぁ~」

レオ:「まったくだ。こっちの身にもなれっつーの」

アイム:「俺もあんだけ鈍感だと大変だ(笑)」

レオ:「まさかお前、サツキのこと・・・」

アイム:「次回もよろしくね!」

レオ:「お前ってやつは・・・!!」

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