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31、脳みその量

「ちょっと付き合って下さらない?・・・ってお茶に?」

「・・・そんなわけないでしょう。わかっているのにとぼけているのかしら?それとも、考える脳みそが少ないのかしら?・・・クスクスクス・・・」


あ~らら?今までになく挑戦的な・・・。

なんなんだろーね~、まったく。

いやんなっちゃうよ、・・・・・・ねぇ?


「考える脳みそがないんじゃなくて、考える必要もないだけです。っていうか疑問形だけど・・・断ってもいいんですか?」

「ダメに決まってるじゃない!!ドルーム様が言ってるのよ!?」

「落ち着きなさいな・・・。サツキ嬢、このお誘いは断らないほうが身のためよ?しっかりとお考えになって下さらないと」

「はいはい、付き合えばいいんですよね。どこで話します?あ、移動めんどくさいんでここでいいですか?場所選ばないといけないような内容なんですか?」

「・・・・・そうね、あなたのお部屋でしましょうか。」

「あ~、遠慮なしですね。わかりました、逝きま・・いえ、行きしょうか?」

「え・・・えぇ・・・。」


あたしとしたことが、変換間違えちゃった。

わざとじゃないよ、ちょっと本音がね?

よーし、今回の・・・この・・・え~・・・ど、ドル・・・・$嬢としよう。

$嬢はどう対処しようかな~?なんか妙に落ち着いてて困るんだよね、居心地悪いっていうか?

取り巻きも3人いるしぃ・・・・・・メンドくさ!!



・・・・・・とかなんとか言ってる間に到着。


「どうぞ。」

「「「「「失礼いたします」」」」」

「いらっしゃいませ・・・。いま、お茶を」

「あぁ、サラ。お茶はいらないよ。」

「え・・・ですが・・・」

「サツキ嬢はお茶の一つもお出しできないのかしらっ・・・・・・?」

「え?だってさっき、お茶のお誘いかどうか聞いたら、違うチックなこと言ってませんでした?」

「・・・・・お茶をお願いしますわね。」

「こりゃ、失礼。わざわざお願いさせてしまって。サラ、お茶をサラの分合わせて3つ頂戴?」

「わ、私たちの分は「あぁ、あんたら出てって?邪魔。」

「っ!!失礼にもほどがあるんじゃありませんこと!?」

「言葉わかりますか~?こちとらあらぬ疑いかけられて、時間削って話聞いてんだ、文句聞いてんだ。関係ないうえにキャンキャン吠えるだけの人がいても邪魔なだけ。自分の意見しっかりできたらお相手するよ。さぁ、出てけ」

「「「失礼いたしましたっ!!!」」」=バンッ=


彼女たちはドアを荒っぽく閉めてった。壊れたらどうすんだ!!


「失礼しました、少々気性が荒い方たちが多いもので・・・。」

「(お前もな)いえいえ、ああいうのには慣れてるんで・・・あなたも含め。」

「そう。まぁ、あたくしの場合はお願いではなく、強制なのよ?」

「はぁ。」

「ここから出ていきなさい。そして、レオナルドの前に二度と現れないで。」

「なッ!?ドルーム様!!何を「メイドは黙ってなさい。」・・・ッ!!」

「サラ、向こうの部屋に行ってて?・・・・・ここに来た人には言ってるんですけど、国王様にもちゃんと許可を得てここに住んでるです。だからそのお願いは~・・・・・む・り・★」

「・・・・・。」


怒らせてかなぁ・・・まあ、いいや。どうにかなるさ。


「では、この国への皇石の輸出を止めようかしら・・・?」

「は・・・?」

「そうなったら大変よねぇ!?さぁ、どうするの!!身分も品も美貌も何もない小娘さん!?」

「あの~」

「なにかしら出ていく覚悟は決まった!?」

「コウセキって何?」

「はい?・・・・あなた皇石も知らないの?」

「えぇ」

「くッ・・・・クスクスクス・・・無知・・・無知ねぇ!?あはははははは!!」


うっぜ!!なんだこいつ。・・・落ち着け、あたし・・・!!


「ですから聡明な・・ど、$・・・ゲフン!!ごほごっほ!!あなたに教えていただきたいですね~。」

「仕方ないわね。皇石というのは侵入者を防ぐために城の周りに無色透明な壁をはるときに必要不可欠なエネルギーを発する石よ。この国は資源に恵まれなったのね、ほとんどないのよ。だから、皇石がたくさん取れる我が国から輸入してる。」

「へ~、輸出先ってアーノイド王国だけですか。」

「えぇ、聞く限りでは」

「輸出してるのは皇石だけですか・・。」

「えぇ、それくらいしかない・・か・・ら」

「それ、輸出やめたら国成り立たなくなりませんか・・・?」

「・・・・///そうね・・・。」

「じゃあ、そのまま立って。」

「?」

「回れ右。はいさよーならー。」=パタンッ=



あ~疲れた。

よんでくださりありがとうございます。

ドルームはアホなんでしょうか・・・・。


次話もよろしくお願いたします。

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