29、始動
side:satsuki
「あぁ!!もう!!」
ここどこ!?なんかバラが以上に多い・・・。バラ園か!!バラ園だからか!!
な~るほどね!!(←あほ? By作者)
でもどうしよう・・・すごい全力で逃げちゃった・・・・・。
誰か来るかな・・・来ないでほしいな・・・・バラの棘で顔やばいから・・・・・!!
もうこれね!!すっごい痛いの!!こけて顔面からバラ園に突っ込んじゃってさぁ・・・!!
「サツキ~!!どこだぁ!?」
ビクドッキ―――――――――ン!!!!!
やばい・・・・レオだ・・・・・・・・・!!見つかったらやばい!!逃げなきゃ!!
side:Leonardo
「サツキ~!!どこだぁ!?」
あいつどこ行ったんだよ・・・。いないなぁ・・・。
「サツキ~!?」
いね~なぁ・・・・・!!どっか別のところに移動したのか・・・?
移動する<ガサッ!!>!!
「誰だ!?・・・動いたら即座にたたっ斬る・・・」
俺は剣を抜き音がしたほうに近づいた。だんだんと姿が見え・・・・・
「サツキ!?お前ここにいたのか!?」
「~~~~~~~ッ!!ごめん!!」
「は?何が<ブツッ>うおッ!?・・・な!?なんだこれ!?」
「ホントにごめんね!!」
サツキはどこからか調達してきたロープで仕掛けを作ったようだ・・・。
俺は今バラ園で逆さに吊るされている!!
しかし・・・!!
一国の王子たるものこれくらいでへこたれてたまるかぁ!!
「いよっと!!・・・ふぅ・・・。」
俺はどうにかしてサツキの作った仕掛けから抜け出した。
この日から始まったのだ。
俺と
サツキの
本気の鬼ごっこは。
読んでくださりありがとうございます!!
いや~!!始まっちゃいましたね、鬼ごっこ!!!レオの問題片付けきってないのに・・・。
次話もよろしくです<(_ _)>