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28、バラ園が遠い

「ふぁ~あ・・・、ねむ・・・」

「寝不足ですの?サツキ。」

「ん?あ~まぁ・・・そうだね!!」

「寝不足はお肌の敵でしてよ!!肌の老化はとうの昔から始まっていて・・・」

「サラ~朝ごはんまだ~?お腹がすいて死にそう・・。」

「ただいまお持ちいたします。」


お腹すいてっていうよりも昨夜の件がが恥ずかしすぎて死にそうなんだけどね!?

なに!?なんなの!?レオ・・・・意味わかんないよ・・・・あーもぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!!

死に値するよね、マジで・・。唇ぎりぎりにさぁ・・・キ、キ・・・キキキキキキキキ・・・・!!

・・・・・・するなんてさ!!うん、自分でも何が言いたいのかさっぱりだね。


「おはよう。」

「レオナルド様!!おはようございます!!」


ドッキ~ン!!!

き、き、き・・・・・・・・・・・





気まずっ!!


なんだこれ!!気まずすぎる!!なんか気のせいだと思いたいくらい微っ妙な空気があたしとレオの間に流れている!!


「お、おっはよう!!レオ!!」

「あ、あぁ、おはよう。なんかテンション高くないか?」

「ソ、ソンナコトナイハズ!!」

「うん、片言でハズってついっちゃってるからな?そんなことある感じだからな?」

「そうなんでござるんでわないでしょうか!?」

「・・・・・そか・・・。」


自分でも何言ってるかわかんない・・・・。なんかなんかなんか・・・・気まずいよ!?

レオがあんなことするからだよ・・・。レオがいけないんだよ・・・。

レオの・・・・レオの・・・・レオの・・・・


「レオの・・・」

「え・・・?」

「レオのバカヤロォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!」

「えぇぇぇぇぇぇぇええ!?」


気が付いたらあたしは部屋を飛び出していた・・・。

何やってんだか・・・・・・!!


side:Leonardo


「レオのバカヤロォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!」

「えぇぇぇぇぇぇぇええ!?」


なんかいきなり罵倒された!?

つか・・・・


「サツキ!?どこ行くんだ!?」


サツキがいきなり部屋を飛び出しすごい勢いで走って行った。

俺がしたことを知っているんだろうか・・・。それはひっじょーーーーーーーーに!!・・・・マズイ!!


「殿下?サツキになんかしましたね?」

「あ~あ・・・レオ、いけないんだ~」

「アイム様!?どこからわいて出てきたんですの!?」

「わいて出てきてないし、ふつーにドアからです!!・・・レオ、こーゆー時はどうすんの?」

「くそっ・・・・!!」


俺は必死でサツキを追っかけた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いねぇ!!どこいったんだよっ・・・・・・!!


「おい!!そこの近衛!!そう!!おまえ!!」

「な、なんでしょうかっ!?」

「サツキみなかったか!?」

「あ、えと・・・」

「どこ行った!?知ってんだろ!?10秒以内に言え・・・。いわないと切る・・・10、9、8・・」

「は、はいィィィィィィ!!バラ園のほうに行かれました!!」

「そうか、ありがとな。仕事おつかれさん!!じゃあな。」

「はっ!!」


バラ園!!・・・・バラ園・・・バラ園!!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・遠いんだよ、バラ園!!

つか、サツキ足ハヤくねぇか!?体力ありすぎじゃねえ!?もう10分は走ってるぞ・・・・!!

まだつかないのか・・・・バラ園・・・・・
































遠いんだよ・・・・・・・・・・・バラ園・・・・・・・・・・・







あと



























サツキ・・・・・お前が!!
















早く着けよ・・・・!!・・・・バラ園・・・・・!!

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