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*番外編*レオとアイム

「今日からお前を第一王子の専属騎士に任命する!!」

「は・・・・?親父、自分で何言ってるかわかってる?」

「あたりまえだ!!・・・とりあえず王城へ行くぞ。」








=数十分後=



「うわぁ・・・・・でけぇ・・・」

「そうだろう・・・つーかお前言葉遣いどうにかしろよ、第一王子の騎士になるんだからな。」

「・・・・何でオレになったんだ?オレまだ10歳なんですけど?」

「あぁそれはな、元は第一王子の騎士はお前じゃなかったんだ。だけどな王子が『側近にするなら年が近い奴じゃなきゃ居心地悪い。年が上過ぎて話が合わん』っつってな、年が近くて剣の腕がいい奴ってなったらお前くらいしかいなかったんだよ」

「ふぇー・・・」


自分の剣の腕がそれほどいいとは知らなかった・・・。

騎族きぞくだから剣が使えて当然で姉貴の練習相手にさせられるからできなきゃケガが絶えない・・・・そりゃあもうあり得ないくらい・・・姉貴が馬鹿みたいに強いから。


「おい、着いたぞ。」

「うぃー・・・。」

「そうそう、王子の名前はレオナルド・アーノイド、年は7歳だそうだ。」

「りょーかーい・・・・・・・誰か上にいる・・・。」

「あぁ、よく気づいた・・・なっ!?殿下!!んなとこで何してんですか!!」

「ちっ!気付かれたか・・・。」

「あれがお前の主人だ。」

「嘘だろ・・・・」


おれの主人はどうやら王城の塔から塔へ飛び移るお方なようだ・・・・。

・・・・高さが5mはあり、塔から塔までは3mか?・・・次期国王よ・・・そんなんでいいのか・・・。

しかも、飛び降りてきたよ・・・・ははは・・・。


「アラン、隣の者は息子か?」

「はい、私の息子であり、殿下の15人目の側近です。」

「じゅっ!?」

「そうか・・・名はなんというだ?」

「アイム・アイオライトです。」

「年は?」

「今年で10です」

「そうか、俺はレオナルド・アーノイド、7歳だ。よろしくなっ、アイム。」

「よろしくお願い致します、レオナルド殿下。」


マナーは親父に一通り教えてもらったから平気だった・・・・・が


「・・・・・レオで良い、あと敬語も無しだ。堅苦しいのは嫌いでな!!」

「殿下!!それはさすがに・・・」

「アラン、何のために年齢が近い奴を側近に選んだと思ってるんだ。話しやすいのと話が合うのがいいんだ。」

「・・・・ほんじゃあ、遠慮なく!!よろしくな、レオ!!」

「おま!?アイム!!失礼だろうが!!」

「いいんだよ、主人のメイレイなんだから」

「「なー?」」

(いつの間にこんなに仲良くなったんだ!?)






=8年後    レオ:15歳 アイム:18歳=



「アイムーーーーっ!!お前毎度毎度、新人メイドに手ぇ出すのやめろよな!?苦情は俺に来るんだぞ!?」

「いいじゃんいいじゃん!!可愛いちょっかい出して何がいけないんだよー」

「ちょっかいってわかってるならするな!!まったく・・・何がどうなったらこんなに変わるんだ・・・。」

「え~っとね~、11歳でレーンでナンパされて12歳で自分の容姿の良さに気付き13「説明はいらん!!」そう?」

「あぁ・・・。」

「レオ・・・・、こっちに来い・・・。」

「どうし「早く!!」あ、あぁ」


木の陰に誰かいるな・・・、弓持ってこっち見てる・・・。

刺客か・・・?


「木の陰に誰かいるんだな?」

「分かったのか?」

「アイムの方から見たらだけどな。」

「よし、そのままオレの後ろに隠れて下がれ。」

「お前がやられたらどうすんだ!!」

「誰が一人で行けって言ったよ、オレも行くっつーの!!」

「なんだ・・・・じゃあ行く「レオッ!!」




=どすっ=





「ぐっ・・・。」

「アイム!!」

「へっ!!上から来るたぁ思わなかったろ?意外と簡単だったなぁ・・・さぁ、レオナルド殿下、死ぬ覚悟をしてもらおうか・・・・・・なんだその目は?立場わかってんのか?」

「ふざけるなよ・・・。次期国王の側近に手を出しておいてタダで帰れると思ってるのか・・・・?」

「はっ!!こんなガキが側近だ・・・と・・・・!?・・・・・お・・まえ・・・死んだん・・・じゃ・・・」

「あんな甘い刺さりかたで死ぬわけねぇだろ・・・。」


=ドサッ=


「アイム・・・!!お前なんで・・・!?」

「おーぅ・・・、毎日伊達鍛えてないぜー・・・。」

「・・・おい!!そこのメイド!!医者を呼んでくれ!!」

「え?殿下・・・具合が悪いんで・・・!!わかりました!!呼んでまいります!!」

「近衛も頼む・・・!!」

「はい!」

「アイム!!大丈夫か!?しっかりしろよ!!」


あぁ、わかってるよ・・・レオ・・・あぁ、気絶するか・・・・?


「アイム!?・・・アイ・・・・イム・・・・しろ!!・・・・・!!!」




目を開けたら医務室だった。

そんでレオに叱られた・・・。(この年になって年下に叱られるとは・・・。)

親父にも姉貴にも叱られた・・・いや・・・殴られた・・・。

この3人に共通した言葉は・・・



「無茶すんなッ!!」



だった・・・。

読んでくださりありがとうございます!!

なんかゴチャゴチャしてましたね・・・・はい・・・・。

すいません・・・・。

次話もよろしくお願いします!!

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