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25、キ、キレた・・・!?

「おいしい!!何これ・・・。」

「あぁ、それはディーンといって酒が入ってるケーキだが・・・、お前いくつだ?」

「え?18だけど?」

「ならだいじょぶだね。」

「あたくしはまだ食べられ無いので残念ですわ・・・。」

「ん、あんたのデザートはこっち。」

「・・・あなたにあんた呼ばわりされる筋合いはなくてよ!?」

「俺が作った飯の前で騒ぐなっ!!」

「~~~~~~!!!・・・ふぅー、しょうがないですわね。」

「わかればいい。」


・・・・・なんであの二人はあんなに仲が悪いんだろう、そしてなぜ人が食べているデザートはおいしく見えるんだろう!!いいなぁ~あのチョコケーキみたいの・・・、食べたいなぁ~・・・。

でも・・・・・・・。


「・・・なんだ?サツキもあれが食べたいのか?」

「えっ!?あ、えっと・・・いや・・・・・はい・・・」

「エド、サツキにもリランキルト様と同じものを。」

「あいよ~。・・・・・はい、どうぞ」

「あ、ありがとう・・・。」

「「「「「・・・・・・・・・。」」」」」

「あ、おいしい・・・・・ってみんなどうしたの?」

「いや、逆におまえこそどうした・・・?」

「そうだよ、いつもなら『あ~~~!!リラのヤツもおいしそう!!エド!!あたしにもチョウダイ!』

とか言うのに。」

「アイム・・・あんたはあたしを何だと思ってるのかな?」

「え~?食いしん坊な可愛い子?」

「「「殴っていい?」」」

「なんでレオとエドもなの!?」

「「なんとなく?」」

「そんなことは今どうでもいいですわ!!サツキ、なにかあったの?あたくしで良かったら聞きましてよ?」

「私もお聞きいたします。」

「え~と、話したいのは山々なんだけど・・・婚約者さんが・・・・・なぁ・・・・・。」

「殿方はそっこー出てって下さいですの!!」

「俺はいいだろ、婚約者候補がらみなんだし・・。」

「レオナルド様でもだめです!!」

「今回は殿下もダメです、女子会なので。」

「「「女子会・・・?」」」

「「さぁさぁ!!出てった出てった!!」」


なんか、二人とも何かに対して俄然やる気・・・。

そしてサラから女子会という言葉が出るとはおもわなかった・・・・!!


「で、何があったんですの?」

「私が思うにお昼後に来た方の事かと思うんですが・・・」

「ふぅー、サラ勘がいいねぇー」

「恐れ入ります」

「あたくし話についていけないですの・・・。」

「あ、えぇっとですね、そこは私がご説明いたします。今日の昼間・・・昼食後なんですけど、殿下の婚約者候補のエメラー・ルディ嬢が来られたんです。それで、まぁ最初は普通にいい方かなとと思ってたんですがいきなり『・・・・では、本題入りますわね』っと言ったと思ったら」

「サラ、こっからあたしが話す。」

「・・・・承知いたしました。」

「で、本題入ったと思ったら『女らしくない、品もない、地位もない女がレオナルド様に近づかないで』

っとまぁこう言って去って行ったわけさ。」

「それがどうしてさっきのような状況につながるんですの?」

「あぁ、えっとねぇ・・・女らしくないのと地位がないのはしょうがないけど品がないのは自分でどうにかできるかなぁって思ってさ・・・。」

「そんな!!・・・・・サツキは十分女性らしいですし品もあります。」

「そう言ってもらえるとうれしいんだけど・・・ねぇ・・・。実際、性格は男っぽいし口調荒いし暴力的だし?あんまり品があるとは言えな「ふざけないでくださいませ!!」・・・え・・・リラ?どしたの・・・?」

「どうしたもこうしたもありませんわ!!いつものサツキは何処へ言ったんですの!?言われたら言い返す、やられたらやり返す、それがサツキでしょう!!そんなバカ女にちょっと言われたくらいでへこたれて!初対面であたくしだって同じ事言ったでしょう!?あの時の威勢はどうしたんですの!?・・・・・同じようなこと言ったあたくしが偉そうに言えないですわね・・・ごめんなさい・・・。」

「・・・・・・ぶっ・・・・く・・・・も、だめ・・・・はははははははは!!あ、あは・・・ははあはは・・・」

「「え??」」

「い、いやごめん・・・くっ・・・なんかリラがこんなに本気でキレたの初めて見て・・・・ぶっ・・・そんで、こんなにちゃんと悲しんでくれる人とか怒ってくれる人とかいるんだなぁって思ったら自分が何で悩んでたのかわかんなくなってきちゃって・・・そしたらなんか笑えてきた・・・。あ、笑い収まった。」

「じゃあ、もう大丈夫なんですか?」

「うん、リラとサラのおかげで元気百倍!!アン〇ンマンだよ!!」

「アンパ〇マンは何かわからないですけど、元気になってなによりですわ!!」

「ん、二人ともありがとう!!」

「いえ、復活して頂けてなによりです。」


あ~疲れた、次誰か来たら・・・・・10倍返しだなっ!!


「お~い、もういいのか?」

「あ、うんいいよ!!」

「・・・結局なんだったんだ?」

「う~んとねぇ・・・、それは」

「「「ひ・み・つ(です)(ですわっ)」」」

(なんでそんなに息ぴったり・・・・?)




読んでくださりありがとうございます!!

ん~なんだか最近話を作るのが難しくなっております・・・・。

何かいれてほしい小話などありましたらリクエストください!!

お願いしまっす!!



ちなみに虹の方の作品もよろしくです・・・。

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