２２、最終兵器、再び！！
最終兵器の出番は少ないです。
「お、落ち着いてください！！」
「落ち着けるわけがないでしょう！！あなたみたいな小娘に馬鹿にされたのよ！？」
「はぁぁぁ！？馬鹿にした覚えなんてないんスけど？」
「馬鹿にしたでしょう！！３分間ぐらい無視し続けて！！ふざけないで頂きたいわ！！！」
そりゃ、こっちのセリフだっつーの！！
考え事してたんだからしょうがないでしょーが！！あんたが突然来たからその対処法を考えてたんでしょーに！！
「まぁ、この事は許してあげるわ。あたくし話聞きたい事があってここに来たのよ」
「はぁ」
さっさと言えよ！！本題に入ったと思ったらつっかかってきやがって！！
ま、いいや。さっさと終わらしてリゾット食べるんだからねー。
「あなた、身分はどうなの？」
「レオ・・・ナルド様の友人ですけど、なにか？」
「なんですって！？友人としてここに住んでるってこと！？」
「は、はい」
「っていうことは知り合いってことなのかしら？」
「はい。」
「・・・・・・・！！！！！」
なにこの鬼気迫る勢いは！！こわいぃぃぃぃ！！しかも上品な恐ろしさ！！ひぃぃいい！！お蝶〇人だ！！お〇夫人！！・・・・わかっちゃうね、この書き方。
「このパーティーで知り合ったのかしら！？」
「いえ、もうちょい前ですね・・・？」
「あたくしでさえ、まだ顔を合わせてもいないのに・・・、知り合いですって・・・？」
「は、はい・・・（怖いよ―――！！）」
「・・・・ぃ・・・！！」
「は？」
「・・・・しい！！」
「え？」
「くやしぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ！！！！！」
＝キーン＝
「う、うるさ・・・・・耳が・・・・！！」
「・・・！！・・・・・！・・・・！！！」
「サラだいじょぶ？」
「な、なんとか」
＝バタバタバタバタ・・・＝
「誰かきます。」
「え？誰？」
「この短い間に駆けつけて来れるのは・・・殿下お二人とアイム様、リランキルト嬢です。」
「え・・・・！！」
この状況はマズいんでないの？
マズイポイント１、婚約者候補（ガーネット嬢）が床に座り込んで泣いている。
マズイポイント２、なんかもう部屋ん中ぐっしゃぐっしゃ（ガーネット嬢が暴れた）。
マズイポイント３、ガーネット嬢が着替える前に来て着替えるから待てと言ったがいいといったから洋服が寝巻。
ヤバいなぁ・・・・ま、どうにかなるよね！！
＝バン！！＝
「「「どうした！？」」」
「あ～まぁ、色々あった？」
「リランキルト様は？」
「「「え？」」」
「ぜーぜー・・・・・・・、お三方とも早いんですのよ！！」
「「「す、すいません！！」」」
リラ、目が怖いよ・・・・？
そーだ！！レオが来たんだし・・・・。
（レオ、ちょっと来て）
（え？何だよ。）
（ねぇねぇ、リラんときのやって）
（はぁ！？ゼッテーやだ！！）
（レオ、この間この問題にカタつけるって言ったよね？）
（・・・・・わかったよ！！やれば良いんだろ！やれば！！）
（うん、うん！！）
「ガーネット様？レオナルド様がお迎えに来てくれましたよ」
「え・・・？ほ、んとに？」
「ええ、お姫様だっこでお部屋まで連れて行ってくれるそうです。」
「はあ！？んなこと聞いてね・・むぐ！！んん！！もがー！！」
アイム！！ナイス！！
「レオナルド様、ガーネット嬢をよろしくお願いします。」
「・・・・・・・・おぼえてろよ。」
「・・・・・・・・。」
レオ怖いよ―――！！！
まぁとりあえず、平和が戻ってきた！！
さぁ、リゾットたーべよ！！
読んでくださりありがとうございます<(_ _)>
次回！！ちっとラブがはいるかもです（笑）
次回もよろしくお願いします！！
