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20、変態さんはお断り

「もうすでに帰りたい・・・。」


もーやだ!!さっきから昨日の嬢さん方+新しい嬢さん方に質問されてばっか!!

「あらあら?昨日の方じゃありません?・・・・・貧民の出の。クスッ・・・。」だの

「もしかしてまだレオナルド様と知り合っていませんの?」だの

「まぁ、眉間にしわが寄ってましてよ?ブスな顔がよりブスに・・・クスッ・・・。」だの!!

うるせーっつーの!!!!!!何なんだよぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉお!!!!!

うぜーーーーーーー!!!殴っていい!?蹴っていい!?罵倒しまくっていい!?!?!?!!??!?

はぁぁぁぁぁあーーーーーーー・・・。疲れた・・・。

なんであたしがこんな目に・・・・・・ダメだ・・・、思考がネガティブな方向に・・・・・・。


「お、そこの君!!一緒に踊んない?」


すげーなぁ、どこの人呼んでんだろ?あんなイケメン(チャラ男とみた!!)にダンス誘われるなんて

美人なんだろ-なぁ。ど・こ・か・なぁ!!あたしも見てみたいなぁ!!


「君!!そこのブルーのドレスの君!!ねぇ!!マーメイドドレスの!!」


ブルーのマーメイドドレス?あたしと同じ?ど・こ・か・なぁ?


「きみだって~~~~~~・・・・ば!!」=ぽん=

「うわぁ!!」


な、なに!?さっきのイケメン!?


「さっきから呼んでるのに!!ねぇ、一緒に踊んない?」

「あ、あたし?」

「うん、踊んない?てか、おどろーぜ!!」


=ぐいッ=


はッ!?手ぇつかむんじゃねーよ!!引っ張んじゃねーよ!!踊んねーよ!!ハ・ナ・せぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!ダメだ!!・・・・丁寧に、丁寧に・・・・・。


「あの!!あたし、ダンスとかできないんで(嘘!!一通りリラとサラとアイムにおしえてもらった)!!」

「嘘だね。」

「なんでですか?(なんでだよ!!!)」

「だってさっき、踊ってたじゃない?」

「え・・・・・・?」


あたし、おどったっけ?うーーーーーーーーーん・・・・・・・・・・!!!!!!

あれかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!


=数分前=


「ねぇねぇサツキちゃん!!一緒に踊んない?」

「あぁ、うんいいよ!!練習もかねて~~~~」

「じゃ、おどろっか!!」

「うん」


♪~♪~♪~♪~♪♪~♪~♪~♪


っていうことがあったんだった・・・・・・!!

ちくしょ~!!アイムの馬鹿!!(ヤツあたり)


「ね?思い出した?だから、うそついてもむーだ!!!」

「で、でもダンス下手なんで遠慮します!!」

「だーめ!!」


・・・・・ぎゃーーーーーーーーーー!!!抱きついてくんな!!!!!

きもい!!変態!!痴漢!!セクハラ!!馬鹿!!あほ!!マヌケ!!(?)


「うわー、かわいそう、あの子。」

「ねぇー、あの有名な女たらしに捕まっちゃうなんて。」

「「ねぇー。」」


じゃぁ、助けろ!!コノヤローーーーーーーー!!!!!!


「は、離してください!!!」

「だーめ、離してほしかったらおど・・・・・・!!!」

「離してほしかったら、なんです?」

「レ、レオナルド王子!!」

「どうしました?フィーン殿」

「い、あ・・・えっと・・・その・・・」

「申し訳ございませんがこちらの姫君には・・・手を出さぬようお願いします。」

「は、はい!!」


フィーンドノとかいう奴はどっかにいてしまった・・・・・、ものすごい勢いで。

・・・・・・つーかね、うん。後ろにね、すごいね、冷たいね、空気がね、あるんだよ。

うん、気のせいかなぁ?あはははははHAHAHAHAHAHAHA・・・・・・(;一_一)


「す、すごいね!!あんな一言二言で退治(?)するなんて。」

「そうか。」


か、会話ストッパーレオ!!会話が続かん!!!うーわー!!!

空気が重いよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!!


「サツキ。」

「!!な、何?」

「ちょっと来い。」

「え?な、なに!?ちょ、ま!!」


いきなり手を取られ引っ張られベランダに連れていかれました!!

誘拐じゃね?きゃーーーー!!!っていうキャラじゃねーな。

ん?


「うぉわ!!な、何!?何すんの!?」

「抱きしめてんの。」

「し、しっとるわ!!そんなこと!!っじゃなくて!!何でこんなことしてんの!!!」

「お前が悪い。」

「な!?あたしの何が悪いのよ!!顔か!?スタイルか!?性格か!?」

「・・・・・・・ぜんぶ違う。」

「じゃあ、何よ!!」

「お前があんな奴に優しく対処するから、手を取られて、抱きつかれるから。」

「は?」


何?じゃあ、そんなことでこんな状況にあたしはおちいってる、と。

はぁ、くだらん。つーか、何でそんなことで怒るの?


「そりゃあ、お前・・・」

「読心術!?」

「声に出てた。」

「なるほど。続きは?」

「え?」

「だからぁ、そりゃあ、お前・・・、の続き。」

「あぁ、それか」

「うん。」

「わかんないのか?」

「うん。」

「ホントにか?」

「だからさっきからそう言ってんじゃん。」

「はぁ・・・・・。」


なんなのよ!!みんな!!やっぱりあたしだけなの!?知らないのって!!

サラとかリラとかアイムとかが言ってたのと同じことだよね!?レオが言ってんのって!?

あれか!!あたしが危なっかしいとか、暴挙にでそうとかそういう感じ!?だいじょぶだよ!!

・・・・・・・・きっと。


「あのな」

「うん。」

「俺な」

「うん。」

「・・・・・・」

「・・・・・・・・・・なに?」

「ふー、やっぱなんでもねー。」

「は?」

「この問題片付いてからにする。」

「問題って婚約者候補のこと?」

「あぁ、ちゃんと片付いたらこの事話すから、待っててくれないか?」

「・・・・・・・。」


こういうのはちゃんと信じていいんだろうか、信じた方がいいんだろうか。

レオをちゃんと見た方がいいんだろうか。

色んな思いが頭を過ぎて行ったけど

やっぱり

あたしは・・・・・・・





「うん、待ってるから。待ってるからさっさと問題片付けなさいよね?」

「・・・・・あぁ。」





fin


「「じゃねーつのッ!!!」」

「何勝手に終わらせてんのよ!!」

「まだ重要なところがのこっってるだろーが!!!」

「そうよ!!まったく!!こないだも同じような手ぇ使ってきたくせに何また使っちゃってんの?」

「こないだもつかったのか・・・・・。」

作:「いいじゃないか!!同じ手をつかったって!!」

「「よくねーだろ!!!」」

「読んでくれてる人たちに謝りなさい!!!!!!!」

作:「同じ手を使ってしまい、申し訳ございません!!!!」

「よし、じゃあ解散な。」

「ん、ばいばーい」


作:「また次回!!」

読んでくださり、ありがとうございます。

今回は同じ手を使ってすいませんでした!!ネタがなかったんです!!

・・・・・はい次から気をつけます!!!

次話もよろしくお願いします!!!(見離さないでください!!)

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