16、そうだ、✕✕✕へ行こう その2
現在、ベランダにいます、アイムと。
なんで、てめぇがいるんじゃボケぇ!!邪魔じゃボケぇ!!消えろやボケぇ!!
・・・・失礼しました、あたしとした事が取り乱しちゃった!!てへ☆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ほんと、すいません。調子ノリすぎました!!ごめんなさい・・・・・。
それより!!
「アイム・・・・近いよ!!!」
「いいじゃんいいじゃん!!サむいんだもの!!」
「じゃあ、中入れよ!!つーか、レオの護衛はどうした!!護衛はぁぁぁぁぁぁ!!!」
「え~と・・・・・サボり?」
「サボり?じゃねーし?なにやってんの?早く戻れやこのヤロウ!!」
「そんなにレオが心配?」
「え・・・・・」
いきなり真顔で聞いてきた。いやいやいや・・・・・なにいっちゃてんの、この人。
んなわけないじゃん・・・・・。そんなわけ・・・・。
「なんちゃって。」
「・・・は?」
「冗談だよ、もう本気にしちゃった?まさかの!?ま~さ~か「バキッ!!」グフォ!!」
「あ~星が綺麗だな☆」
「何その話の逸らし方!?」
「復活早いね・・・・・・・・ちっ・・・・。」
「ん~?なんか今舌打ちが「気のせいじゃない?脳みそ老化してんじゃない?耳くるったんじゃない?」
「…軽くひどいな・・・・。」
「あ~月が綺麗だな!!・・・・」
あ~でも寒いな・・・。やべ、くしゃみが・・・・・・
「は~くしょい!!ちくしょ~め、ぶぁっくしょい!!」
「もうちょっと女の子らしいくしゃみでお願いしいます・・・・・。」
「いいじゃんいいじゃん!!気にすんなって!!」
「はぁ、まったく・・・。」
うるさい小姑だな、こりゃ。
=フワッ=
「ん?・・・なっ!?」
「この方があったかいでしょ?」
「うん、まあ・・・、じゃなくって!!なんでそこでこんなにくっつくかな!?」
「抱きしめるとかいう言い方できないの・・・・?」
どっちでも意味同じだろ!!(←違くね? by作者)
てか、意味とかどーでもよくて!!
なんで背後から抱きしめるかな!?びっくりするじゃん!!
なんなの!?この子!!
「ん~、サツキちゃんはいいにおいするね。」
「・・・変態?」
「ひど!!そういうこというと・・・・」
「お~い、アイム~。どこだ~?」
「チッ・・・・。同僚の声だ・・・・。」
「??(でもこれで解放される!!)」
「じゃあね、サツキちゃん。・・・・・」
「何?」
アイムがあたしの手をとった。何をする気だろう・・・!!
「んな!?なにすんの!?」
「ん~?手の甲にキ」
「聞きたくないィィィィ!!」
「あれ?口のほうが」
「うっせぇぇぇぇぇぇぇえ!!どっかいけぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!」
「はいはい。」
アイムはてを振りながら、余裕綽々、といった感じで去った行った・・・。
何この、デジャブ感・・・・・・。