14、手を出すな
今回はレオ目線です!!
「あの子がサツキちゃんか?レオ。」
「・・・あぁ。」
よりによってこいつに見つかるとはな・・・。
めんどくさい事にならなければいいがなぁ~、こいつの目がランランに輝いてるから、メンドウ事がおこる確率は・・・高いな・・・。
「可愛かったな・・・、俺のタイプだ。」
「っ!!なんだと!?サツキは・・・!!」
「俺のモノ、とでも言いたいの?残念だけどあの子の気持ちはお前に向いていないみたいだけど?それとも、渡さない、とでも言いたいの?」
「・・・・・・。」
くそっ、正直に言えればいいが絶対にからかわれる・・・。
でも、こいつにだけは渡したくねぇ・・・・・・!!
「いや~黒髪は綺麗だし、スタイルもいいし、顔もちょっと童顔だけど可愛いし、今度会いに「・・・すな。」
「なに?」
「手を出すなと言ってるんだ。」
「なぜ?」
「好きだから。」
「・・・随分、はっきり言うようになったねぇ、レオ。まあ、それが聞きたかっただけだけど。」
「・・・は?」
「だから、あの子のことレオが好きっぽかったから確認しようかと思っただけだよ。」
「じゃあ、タイプとかって言うのは・・?」
「う・そ・(笑)」
「な、なんだとぉぉぉぉぉお!!」
「いやさ、最近執務ばっかでつまんなくてさあ、ちょっと遊びに出たらレオたちいたから楽しそうだな、と思って。」
「お、お前・・・!!」
「なんていうかさ、どっちかっていうとあのボインちゃんの方がいいんだよね、お嬢様っぽい方ね。」
「・・・・ふ」
「ん?」
「ふ・・・・ふ、ふ・・・ふふふ、ふ」
「え、何。ついに頭おかしく「ふっざけんなぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁああ!!!!!!!!!!!!!!!!」バキッ!!「ぐふっ!!」
「なにが、う・そ・、だ!!気色ワリー!!第一知りたいならまわりっくどく言わずにちゃんと聞きに来ぉぉぉおい!!!!!」
「い、イイパンチだ。」ガクッ・・・。
なんなんだあいつは!!まったく!!!!
・・・・・とりあえず、だ。サツキは渡さん・・・。
読んでくださりありがとうございます!!次話もよろしくお願いします!!
ライラス:「今の聞きました!?読者のみなさん!!サツキは渡さん、だってさ!!
うっわー!!ハッズハッズ!!」
レオ:「うるさい!!今のお前の方が恥ずかしいだろ!宣言だからいいんだよ!!はずかしくっても!!」
ライラス:「顔赤いぞ!!自分でも恥ずかしかったんだろ!!」
レオ:「そんなことねぇ!!」
ライラス:「じゃあもう一回言ってみろ!!」
レオ:「あぁ!!言ってやる!!」
ライラス:「3,2,1キュー!!」
レオ:「・・・サツキは渡さん・・・。///」
サツキ:「レオ、人の事物扱いしてんじゃないわよ!!」
レオ:「うぉわ!!サツキ!?い、いつの間に!?」
サツキ:「今さっき。まったくいい加減、はけなさいよ。」
ライラス、レオ:「リョーカイ(;一_一)」