表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/8

退魔銃――スネーク

八話目







 すねーう。と、幻聴が聞こえてきた。

 どれほどの時間を暗闇で過ごしたのか、既に僕自身分からなくなっていたが、聞こえてきたそれは昔のおチビの言葉で知らず知らずのうちにあの時のおチビを求めているのかと思うと、自分に吐き気がした。

 ガチガチと音を鳴らしながら首を嚙んでくるおチビの父親に変化はなく、一人になってようやく彼は死んでしまったのだと理解した。

 

 自分が今どこにいるのか分かっていない。というのも、呆然と移動したのは覚えているが、どの建物に入ったのか等は一切記憶になかった。

 もしかしたら、ここから出た時には三人は姿を消しているのかもしれない。


 別に一人が嫌なわけではない。

 面倒事が消えるし、現在進行形で外を徘徊する者達は一切脅威にはならない。

 ただ、おチビの笑った顔をもう見られないのかと思うと、外に出ることを体が拒絶していた。


 辺りを見回しても、地下にでも入ったのか光はない。

 夜目に頼って場所を把握しようとするが、暗闇の中ではそれも叶わなかった。

 もしかしたら夜なのかもしれない。と、他人事の様に考え、変わらず噛んでくるヴィクトル様にため息が漏れた。

 

 睡眠も食事も必要としない便利な体だったが、今は少しだけ憎たらしかった。

 眠った数で日付を把握することも出来ない。空腹度で時間を把握することも出来ない。

 不幸中の幸いでもあったが、僕の精神を蝕んでいる気がした。



 ヴィクトル様を放置しながら、僕は離れる前のおチビの言葉を思い出していた。

 変に賢い所があるとはいえ、被害妄想の線を捨てきれないのは、自分が彼の方に忠誠を誓ったからだろうか?


 おチビは言っていた。

 いつか自分を妻にしようとしていたのが気持ち悪かったと。そんな事あり得ないと思いつつも、記憶の底で歪んだ笑顔を見せていたヴィクトル様がいた。

 少女である事を望む姿が何よりも気色悪かったと。そんな事ないと思いつつも、いつまでも幼い天使だと笑っている彼を思い出した。

 頭では理解していた。ずっと違和感に気付いていた。

 それでも心では否定したかった。崇高なるヴィクトル様で在って欲しかった。


 おチビの言葉はどれも真実だと、今更ながら理解していた。

 分かったのならはやく彼を殺して合流すべきだと分かっていても、彼を殺そうとするたびに誤作動を起こしたように動けなくなった。


 ここに来てからずっとおチビの元に戻りたかった。

 それは本心だし、この先もこの想いが消えるとは思えない。

 もし、この場におチビがいたら、彼を即刻処理して駆け寄れるのだろう。

 だが、彼女はいないし、姿を見せることもないだろう。

 僕自身に委ねられたそれはあまりにも残酷だった。



 彼女達が既に発っていたら、僕はどう足掻いても三人を見つけられない。

 クッキーの鼻があれば追えただろう。マギーの外れない直感を持っていたら追いつけただろう。

 だが、僕にはどれも持ち合わせていなかった。あるのは異様に発達した視力だけだった。


 仮に僕が後を追っても、クッキーの鼻が接近を妨害する。マギーが痕跡を全て消し去ってしまう。

 ずっと見てきたからこそ分かる二人の行動に再度ため息が漏れれば、首を噛んでいた彼が腹を噛もうとしていた。



「ヴィクトル様。くすぐったいよ」



 そう話しかけたところでまともな返事が貰えない事は分かっていた。


 彼は死んだ。

 それは変えられない事実であり、受け入れなければならない事だった。

 それに抗おうなんて考えていた置いて行かれる前の自分が馬鹿らしく思える。


 情けない。

 長い月日生きてきて、大勢の人間と接してきた自分が傍観者の立ち位置を忘れてしまうなんて。

 そんなあってはならない事が起きるほど、自分は彼に感謝していた。




 彼は、おチビを守ってやってくれと約束を一方的に押し付けてきた。

 三人を頼れとおチビの命運を僕たちに委ねた。

 ヴィクトル様の最期の願いを叶えるのが最大の供養になるだろう。


 いつまでもこうしていられない。

 そう思って立ち上がれば、だらりとぶら下がっているヴィクトル様が今度は足を噛み始めた。



「おチビの為なら、命は惜しくないよね。ヴィクトル様」



 それに答える声はなかった。

 彼に指を向ければ、差し出されたそれを噛み千切ろうと必死に口を動かしていた。



 


 一人になって、彼と過ごしてきた日を思い出していた。


 六年前、おチビが生まれ、彼は舞い上がっていた。

 五年前、おチビの母親が彼の浮気を口実に離婚して家から去った。

 同年、新しい女がおチビの母親になった。

 こう振り返ってみるとヴィクトル様は相当の女好きだったと思う。


 彼は毎日別のメイドと寝室に消えていった。時には乳母やベビーシッターですら手に掛けた。

 そして夜になれば夫婦の寝室から嬌声が聞こえてきた。

 これにはマギーも呆れていた。

 朝から晩まで交尾を続けていた彼の匂いで察した産みの親は、元々庭師と浮気していたこともあり、全てを彼のせいにして屋敷を去っていった。

 人間というのは本当に欲望を抑えきれないものだ。



 そんな彼だが、僕たちの事は丁寧に扱ってくれた。

 毎日メンテナンスを行い、錆びた部分を根気よく磨き続けていた。

 優しく隅々まで磨き続ける彼に情を持つなという方が無理な話だった。

 多分、彼が好きだった。一人の人間として、尊敬していた。


 過去の持ち主たちは彼ほど丁寧に磨き上げてくれなかった。

 時には錆びて、時には不調に襲われ、それでも彼らは新しい銃を手に入れるまで使い続けてくれた。

 ヴィクトル様は決して使用しなかったが、別の使い方に心が温まっていた。


 それはマギーも同じだと思っていたが、僕より美しい造形の銃は尽くされて当たり前だったようで、心を惹かれることはなかったようだ。



 本当に情けない話だと思う。

 こうならない限り、僕はヴィクトル様の正しい姿を認識できず、おチビの事をただの子供だと勘違いしたままだった。

 自分を大切に扱ってくれるのはヴィクトル様ではなく、自由を許してくれるおチビの方だった。

 クッキーはそれを分かっていたのだろうか?

 そうだとしたら納得だ。彼がいつまで経ってもヴィクトル様に懐かなかったのは染みついた女の臭いだったのだろう。

 おチビはヴィクトル様が望んだ通りピュアな幼女を演じてみせていた。変な臭いが染みつくこともなかった。



「スネーク」



 突然響いてきた声は幻聴かと思った。

 差し込んだ光を背負いながら一つの人影は相も変わらず足音を立てず忍び寄る様に近付いてきた。

 置いて行かれたと思っていた僕の鼓膜を揺らしたその声に頬が緩むのを感じていた。



「姫ちゃんが、最後に様子見に行って来いって……」



 そう言って姿を見せたクッキーは僕の指を噛むヴィクトル様を見てため息を吐いた。



「ソイツ殺してないならここでお別れだね」

「……見て分かんないかな? もう殺すよ」

「なに? 一週間丸々使ってようやく踏ん切りついた?」

「そうだね。コイツは、おチビを苦しめた“男”だったって思い出したよ」

「……ま、姫ちゃんを苦しめたのはコイツだけじゃないけどね」

「……なら、そいつ等も変異してたら殺さなきゃね」



 僕の返答がお気に召したのか、クッキーは適当な瓦礫に腰掛けて今日までの事を簡潔に説明してくれた。

 

 僕を置いておチビ達は近場の一軒家で過ごした。

 僕に何かあってもすぐに対応できるようにとおチビが気遣ってくれたらしいが、その家は今までの住処と比べると随分と目立ってしまっていた。

 寝る暇もない襲撃の数々。王国は僕がいないと知るや否や、三大欲求を無視してとにかくおチビを手に入れようと藻掻いていたらしい。が、幸運な事にマギーは僕同様どれも必要としていない。

 疲労困憊な襲撃者たちは全員マギーの手で葬られていった。

 やがて一週間経ち、出発をしようと荷物を纏めてからおチビが僕の様子を見てきて欲しいとクッキーに頼んだらしい。

 おチビなりにマギーと居た方が安全だと理解していたのだろう。



「マギーもお前いねぇと面倒が増えるって言ってたぞ」

「……なんだ、僕がいないとみんなダメなの?」

「お前の銃の腕は無きゃダメだろ。俺達、遠距離型じゃねぇし」

「マギーは自分が突っ込んでいくタイプだもんね」

「アイツ見かけによらず脳筋だよな」

「……コイツ殺したら、戻っても良いの?」

「……姫ちゃんから伝言。戻りたいなら戻っておいで。だってさ」

「……おチビは甘いなぁ」

「でも、俺達が違うのは分かるよな? ソイツ殺さねぇなら戻さねぇから」



 俺達、というのはクッキーとマギーの二人を示しているのだろう。

 忠誠心を見せろと言うのなら、ソレをしなければ二人は確実に僕を切り捨てる。


 僕の指を嚙み続けるヴィクトル様を見て、僕は「ばーん」と呟いた。

 頭に穴が開き、脳が飛び散る光景を見ても、何も感じなかった。

 僕のような物にとって、情なんてものは簡単に消え去ると忘れていた。

 クッキーの様に元から生物であれば話は違う。マギーの様に元は生物であれば話は違う。

 僕だけが物であり、作られた物だった。

 物に情はいらない。あっても邪魔なものだった。

 人を殺す道具である僕は、こうも容易く人を切り捨てて殺すことが出来る。心を痛めることもなく。

 それは、僕が持っている唯一の強みだ。








「スネーク。おかえり」

「……ただいま、おチビ」



 クッキーに案内されて二人と合流すれば、おチビは前と変わらない反応を見せてくれて肩の力が抜けるのを感じた。

 自分が思っていたよりもずっと彼女に捨てられることが怖かったのだと、今更自覚していた。

 マギーとクッキーがアイコンタクトを取れば、マギーも口を開いた。



「スネーク。さっそくだが仕事だ」



 そう言ってマギーは顔を動かした。

 彼に続いてそちらを見れば、瓦礫の山を掻き分けるように王国の連中が迫ってきているのが見えた。

 疲労が隠しきれていない彼らは必死に僕たちを殺そうと武器片手に千鳥足で走っていて、正直このまま死んでいく彼らが哀れにも思えていた。

 だが、相手が誰であれ、僕のやるべき事は主人の魔を滅することのみだ。

 それが自分が作られた理由なら、そうしない理由はない。


 指を差し出してお馴染みの言葉を呟けば、即座に人間達の足が吹き飛んでいった。

 運が良ければ生き残れるだろうが、この場所でそのレベルの怪我をすれば全滅するのは目に見えていた。

 その意図に気付いたのか、クッキーとマギーも何も言わなかった。



 人間は生きた仲間を救おうと動く。

 どれほどの致命傷であっても、生きているのならそのまま持ち帰ろうとする。

 それは彼等の足を遅め、食料を尽きさせる。

 戦場において必要なのは人を殺すことも最もだが、相手にどれだけ物資を使わせるかだ。

 その意図に気付いたように最後尾にいた猫の悪魔が悔しそうに顔を顰めているのが見えた。



「お前は、口を塞がれたら何もできないだろう」



 余程腹が立ったのか、猫の悪魔は僕の口を塞いだ。

 霧の様になって素早く動ける悪魔ならではの移動の速さに感心しつつ、僕はそのまま猫の悪魔に身を委ねた。


 彼は振り返っておチビに来るようにと告げた。

 悪魔がプライドを捨てて人質を取ってまでおチビを求めているのかと思えば、何があってもおチビを苦しめることはしないだろうと思った。

 振り返った先にいる三人の顏に焦りはなかった。



「おい、聞いてんのか!? 殺すぞ!?」



 猫の悪魔が耳元で騒ぎ始め、それが耳障りだった。

 苛立ちを感じると同時に僕の背後にいる猫の悪魔は血を吐き出した。



「あれ? 腹だったか。心臓だと思ったんだけどなぁ……」

「な、何故っ、撃てるっ……?!」

「僕がいつ、口にしないと撃てないって言ったよ。腐っても僕は退魔銃だよ? これからお前を殺すって意味で呟いてるだけで、本来であれば言葉も指も何もいらないんだ」



 ふざけるな。なんでわざわざそんなこと。と、腹を押さえながら後退る悪魔に笑いが込み上げてきた。


 これは僕が自我を持ち、人型になれるようになってからの敬意だった。

 人間はどう足掻いても銃である僕に勝てない。

 どれほどの実力者であっても人間は兵器に勝つことは出来ない。

 だからこそ、僕は殺すときにその縛りを付けていた。


 今からお前を殺すと宣言する様に指を指し、弾を撃ち出すタイミングが分かる様にバンと呟いた。

 殺す覚悟があっても殺される覚悟はない人間達への、せめてもの優しさだった。

 指をさし、呟くだけで、寸前まで抗っていた兵士たちも諦めがついたように頬を緩ませていた。



「あ、そうそう。今撃ち出したの、退魔弾だからはやく取り出さないと腐って死ぬよ?」

「ニャンを奪いたいのなら、もう少し賢く動くことだな」

「っていうか、殺すって宣言してる時点で悪魔失格って俺ちゃんと教えてたでしょー?」

「三人をどうにかしないと、私はそこに行かないよ」



 おチビが言い切った事により、猫の悪魔は怒りを発散させるように叫んだ。

 そんな彼に興味をなくした僕たちはケルベロスに姿を変えたクッキーに跨り、襲撃者達を放置して走り去った。








 走り続けていたクッキーが足を止めた。



「そろそろ姫ちゃんのご飯だから、ここで休憩な」



 律儀に時間を守る忠犬に呆れつつも僕たちはクッキーの背から飛び降り、辺りを見回した。

 瓦礫が積み重なって死角の多いここではいつ襲われるか分かったものじゃないが、その辺はマギーが一通りカバーできるだろう。それにクッキーの鼻を欺けるとも思えない。

 今回僕は役立たずだなと思いつつも見回りに向かった。

 マギーは僕とは反対方面に歩き出していたが、その顔には警戒が滲み出ていて、ガラの悪い人間がこの辺には多いのだろうと思った。


 とりあえず、クッキーならおチビを守れるだろう。

 その考えがあった僕は見かけるなり襲い掛かってきた人間達を殲滅して回った。

 マギーの方もこうだとしたら、ここはコイツ等の住処ではないかと思えたが、クッキーがそんなヘマをするとは思えない。

 だが、あまりにも多い人間にコミュニティが近いのは僕の中で確定していた。


 練り歩いていればおチビが好きそうな缶詰を見付けて回収した。

 おチビには必要な救急セットもあって、それも回収した。

 意外にも物資が転がっているが、その分人間も多い。それに釣られたようにゾンビ達も着々と数を増やしてきた。

 はやくおチビ達の元に戻ろうと踵を返した時だった。

 どこからか大きな爆発音が響いた。

 入り組んでいるここではどこから鳴り響いたのか分からず、僕は急ぎでおチビ達のいる場所に向かった。



 足が重く感じていた。

 それでもようやく辿り着いた場所で、マギーが驚いたように黒い煙を見ていた。

 近くにいた人間達は僕たちの登場に驚き銃を乱射し始めたが、瞬く間にマギーが彼等を殲滅した。

 その内の一人に手を伸ばしたマギーは首を絞めながら持ち上げていた。



「どうしてニャンを連れて行った?」



 マギーの言葉に頭が真っ白になった。

 恐る恐る煙が上がっている場所を見れば、クッキーが顔を顰めながら傷を治していて、そこにはおチビの姿がなかった。


 マギーに恐れを成した人間は語った。

 可愛らしい少女なら、成長すれば立派な胎になってくれる。だから、性別が女なら自分達のコミュニティで可愛がる為にいつも連れ去っている。あの子が特別なわけではない。

 その言葉の数々に怒りが込み上げれば、視界の端にいるクッキーや人間を追い詰めるマギーですら怒りを露わにし始めた。


 はやく迎えに行かないとおチビが汚される。と、クッキーを見れば彼は既に鼻を鳴らしていた。

 一方に視線を向けたのを見て、僕はそっちの方角におチビがいるのかと理解し、マギーに歩み寄った。



「マギー。はやくおチビを迎えに行こう」

「……ああ」

「マギー。自己嫌悪に陥んのは姫ちゃんを助けてからにしろ」

「……そうだな」

「ま、僕たち全員大戦犯だし、みんな仲良くおチビに怒られよっか」

「賛成。俺は気付いたのに姫ちゃん守れなかったし、マギーも気付いてたのに見逃したし、スネークは気付けなかったし」

「ちょっとクッキー。僕は特別な力とかないんだからしょうがないでしょ」

「ってことは、俺達の中で一番役立たずって事じゃん」

 

「……ありがとう。クッキー。スネーク」

 


 クッキーと僕がいつも通り口喧嘩をしていれば、マギーが珍しく頭を下げてきた。

 今日は本当に珍しい事もあるものだと僕はマギーを引いて、クッキーに飛び掛かった。

 即座にケルベロスに変異した彼は文句を言いつつも、マギーに方角を聞いていた。

 自分の鼻とマギーの直感を照らし合わせ、やがて普段以上のスピードで走り出した。


 風を切る音と共に破裂音に近い何かが鳴り響く。

 彼の焼けている毛を掴み後ろを見れば、瓦礫等が吹き飛んでいくのが見えた。

 ソニックブームを起こせるのは聞いてないな。と思いながらも、これならおチビを早急に救出できそうだと笑った。




 

Nola、カクヨムにて多重投稿してます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ