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3.婚約者

甘々の婚約者を書いて見たかったんですけど、甘々というよりは変?な婚約者になってしまいました(>_<)

「アリス~、レオには連絡したのか?」


レオとは、私の婚約者で同じ公爵令息であるレオナルド様で、私の3つ上のお兄様とはお友達なのである。

お兄様に言われてようやく連絡していないことに気が付いた私は、急いでサラを呼ぼうとしたとき…


「呼んだっ?」


ドアからひょこっと身を乗り出して、レオが現れた。


――え、いつ来たの?――


そこにいた全員が思った。

ここは、やはり私が代表して聞かなければ!


「レオ?あなた、どうしてここにいるの?

私はまだ目覚めたことも伝えてなかったと思うのだけれど…」


「え?そんなに言われなくてもわかるでしょ?

だって、アリスのことだよ?」


――すごく怖い――


またまた皆の意見が一致した。

そう、レオは普段は文武両道で見目麗しく性格もいいときているが、アリスのことになるとダメダメになるのである。

所謂アリスバカというやつだ。


「えっと…レオ、ありがとう?」


「どういたしまして。

でも、本当はアリスが目を覚ますまでずーっと隣で待っていたかったんだよ?

でも、さすがにそれは駄目って言われたから、いつアリスが目が覚めても大丈夫なように心の準備をしておいたんだ!」


心の準備とは何か気になったが、聞いたら最後な気がしてアリアは聞くことをやめた。


「さぁ、アリスはまだ目が覚めたばかりだ。

色々と疲れただろうし、もう少し休みなさい。

私達は行くから、ゆっくり休むんだよ」


「ありがとう、お父様」


「それじゃぁ、僕はここに…」


「レオ~、行くよ~」


お兄様っ、ありがとう!



ガチャ。

バタン…。



「ふぅ…何か疲れた」


「お嬢様、私達も出ていくのでごゆっくりお休みください」


「何かあればお呼びください」


「えぇ、ありがとう。

サラ、ジュード。」



ガチャ。

バタン…。

シーン………………。


やっと1人になった。

ものすごく疲れたわ。

やはり、まだ体力が戻ってないのかしら?

お言葉に甘えてもう少し眠ろう。


「すぅー。すぅー…」


疲れていたのか横になった途端一気に眠気に教われて眠りについた。

誰かが部屋に入ってきたのにも気付かず…。



ガチャ…。

バタン…。

トテトテ…。

さぁ、入ってきたのは誰だ?

ヒントは、最後のトテトテ!

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