21.レッツ!クッキング~クレープ~
ということで、調理場に来たのはいいんだけど、まずは材料をチェックして作れるものを探さないと駄目ね。
「お兄様、使えそうな物があったらどんどん出していってください!」
「任せて!」
――数分後――
「だいぶ集まりましたね。
この中の物だけですぐに作れるお菓子…」
そう呟いてアリスは真剣に探し始めた。
「お兄様、決まりました!
これとこれとこれを使って、クレープを作りたいと思います!」
「クレープって家でも作れるの?」
「作れるんです♪
では、早速作っていきましょう!」
まずは、ボウルに薄力粉と砂糖を入れて混ぜます。
混ぜたら、今度は卵を入れてまた混ぜる!
そのあと、牛乳を一気に!ではなく、3回に分けて入れては混ぜてを繰り返します。
ここまでは、入れて混ぜるだけだったから割りと簡単だったけど、問題はここから!!!
フライパンに油を薄~くのばして火をつけます。
そしたら、先程作った生地をクレープ1枚分フライパンに流し入れます。
生地をよーく見て、端に焼き色がついたら生地が破れないようにひっくり返す!
ひっくり返して軽く火が通ったら、またまた生地が破れないようにお皿にうつします!
あとは、生地があるだけ作っちゃえばクレープの土台が完成です♪
出来立ては生地が熱々なので、ちゃんと粗熱を取ってから好きなフルーツやクリームを入れると自分だけのオリジナルクレープが出来るのです!
「お兄様。
お兄様も自分だけのオリジナルクレープ作りませんか?
ここにあるフルーツやクリームを入れてもいいですし、お野菜やお肉を入れたりしてもいいですよ!」
「え、楽しそう!
これは、何を入れたらいいか悩むやつだね…。
アリスは何にするの?」
「私は、バナナとクリームを挟もうかと思います。
絶対おいしいと思うんですよね!」
「いいね~!それおいしそう!
僕は、うーん。
お肉とかも捨てがたいけど、口の中が甘いものを欲してるんだよな~。
あっ!いちごとバナナとクリームってのはどうかな?」
「いいと思います。
それも間違いなくおいしいと思います!
それじゃぁ、決定ですね。
作りましょう!」
生地を破かないよう注意して黙々と作業すること数十分。
結局2人はフルーツ系だけでなく、おかず系のクレープも作れるだけ作ったのだった。
「では、お兄様。
お待ちかねの作った者だけが味わえる試食タイムですわ!」
「待ってたよ~!
早く食べよう!」
パクッ。モグモグ…。
「「おいし~!!!」」
「アリス、これすっごくおいしいよ!
生地は柔らかくてモチモチしてて、フルーツとクリームは甘くて、もう最高っ!」
「喜んでもらえてよかったです♪」
「あー、もう1つ食べてもいい?」
「駄目です♪
せっかくなので、みんなで食べましょう?」
「そうするか」
そして、家族みんなで食べることになったのだが、フルーツ系はもちろん、おかず系のクレープもきれいになくなったのであった。
「あー!!!」
「お兄様!
急に大声を出されたら驚くじゃないですか!」
「あ、ごめん」
「どうかされました?」
「いや、あの…
何のために作ったんだっけ?って思い出しちゃって…」
「あっ…レオに渡す分を忘れてました…。
えっと、また今度作って渡します!
今日作ることは伝えていないですし、きっと大丈夫です!」
「そ、そうだな。たぶん…(ボソッ)」
レオ、ごめんな…!
心の底からレオに謝罪したクリスであった。
面白いと思ってくださった方や、
続きが気になるなどと思ってくださった方は、
ぜひブックマークをお願い致します!
また、下の評価やいいね!をしてもらえると嬉しいです(*^^*)
みなさんの応援が力になるので、ぜひお願いします♪




