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17.レオとアリスのデート①

次はいよいよデートという名のお出掛けです!

2人はちゃんと話せるのか!?

アリスが準備を終えて玄関ホールまで降りて行くと、すでにレオが待っていた。


「レオ、遅くなってごめんなさい」


「あ、ううん。大丈夫だよ。

それじゃぁ行こうか?」


「えぇ」


何だか、レオの様子が変…?

いつもなら、もう少し嬉しそうだし服とかも褒めてきたりするんだけど…

今日は何て言えばいいのかな?

何かそわそわしてる感じがする…


「レオ?」


「ん?」


「大丈夫?何かあったの…?」


「えっ…?僕、何か変かな?」


「よくわからないけど、何かいつもと違う気がしたから…」


「大丈夫だよ。

心配してくれたの?ありがと、アリス」


「うん」


このときのレオは平静を装っていたものの、内心はすごいことになっていた。


――うっそ!え、やばいって!アリスが俺の心配とか!

しかも、何か珍しく会話が続いたんどけど!?

クリスーーー!!!

アリスが天使っ!可愛いっ!俺幸せ!――


など、とてもアリスには聞かせることの出来ない想いが爆発していた。


「そんなに心配しなくても僕は大丈夫だよ。

ね、アリス。

それより早く出掛けよう?

どこか行きたいところはある?」


「あの、私小物が売っているような所に行きたい」


本当はポールの奥さんがしているお店に行きたかったんだけど、さすがにレオと出掛けるのに食品売場はなしよね?

それに、私この世界の小物見てみたかったしちょうどよかったわ。


「うん。

それじゃぁ、僕のおすすめのお店があるんだけど、そこでいいかな?」


2人は馬車に乗ってレオおすすめの小物店に行くことにした。

馬車に乗っている間は、レオが話しかけてアリスがそれに答えるという形だったが、ポツポツ会話も出来た。

おかげで、馬車の中が気まずい雰囲気になることもなく、無事に目的地に着くことが出来た。


「さぁ着いたよ。

ここが僕のおすすめのお店だよ。

さぁ、アリス。

お手をどうぞ」


「ありがとう」


何か今日のレオは落ち着いてて優しくてかっこいい…。

何か昔のレオに戻ったみたいで嬉しい。


レオに手を引かれてお店に入ってみると、アリスだけではなく、ほとんどの女の子が好きそうな小物がたくさん置いてあった。


うわぁ、ここすっごく可愛い…。

レオってば、こんな素敵なお店知ってたのね!

でも…

私とは来たことないし、他の女の子と来たのかな…?

そう考えたとき、アリスの胸がチクッとした気がしたが、アリスはそのことについて深く考えることはなかった。

いや、正確には考えたくなかった。


一方、レオはそんなアリスを見て、

やったぞ、アリスが喜んでくれてる!

あれ?でも今度はちょっと落ち込んでる…?

え、このお店駄目だったのかな!?

頑張ってアリス好みのお店を探したのに、もしかして好きじゃなかったのか!?


とレオが考えている様子を見たアリスは、

あ、何か嬉しそう。

でも、何かすごく焦ってるわ。

もしかして、他の女の子と来たのが私にバレそうになったから焦ってるのかな…?

大丈夫だよって伝えてあげたほうがいいかな?


「レオ、素敵なお店に連れて来てくれてありがとう。

とっても嬉しい」


と、笑顔で伝えると


「そうか?

アリスが喜んでくれたなら嬉しいよ」


と、レオも嬉しそうに笑った。

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