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大病原体戦争  作者: Kaito3237
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それでも彼は英雄だった

〔俺の名前は、青葉海叶。ごく普通の一般人だ。今、この世界ではパンデミック…つまりウイルスの世界的大流行が起きている。そのウイルスは、感染した母体の体を侵食し、全身をウイルスに変えてしまう。そして、分裂しきったら空気中に出ていく、という特徴を持っている。〕

20XX年ー世界的に流行った植物にのみかかる感染症、GS-000が猛威を振るい、それに対抗するため植物用の特効薬を作成したところから「それ」は始まった。



《本日の感染者数は、全世界で9億5000万を超え、政府はー》

そうして俺は、テレビを消した。

今は、月1の検診のため、外出の準備をしている。


ーそもそも、あの時既に間違っていたのだ。よく感染症の特徴も調べず、変異の速度も舐め腐っていた。その分裂速度も、人間に対する害も、なにもかもー


だから俺は、この世界が嫌いだ。何かがあれば、直ぐにその障害を消し去ろうとする。3年前に起きた、テロだってそうだ。日本の首都である東京で起きたデモを鎮圧しようとした結果、そのデモがテロ化した。その理由は単純明快、動員された警察が、手に持っていた拳銃を発砲したのだ。そして、デモ集団の大半が重症を負った。結局は、その報復だったのだ。後先考えず、目の前の障害を潰そうとした結果は、壮絶だった。各地でそれぞれが「テロ行為」を行い、日本の様々な部分が機能停止に追い込まれた。政治家の暗殺が行われ、汚職が当然のように行われていた証拠も記者たちによって挙げられた。…他にも、色々だ。


「…やっぱり、悪い所しか見れないな。」


…この世界は、良くも悪くも平和そのものだ。全ての人間は平等で、苦労することも何も無い。たとえ弱くても法が守ってくれる。生活出来ないほど困窮していても、それさえ把握ができれば金が出る。…俺が生きてきた世界とは、まるで違う。だからこそ、俺はこの世界に慣れることができない。大学を卒業できる頭は既に持っていたから、とりあえず適当な場所を受けてそれ以前の経歴は偽装した。…なぜ、そんなことをするのか。答えは簡単、金がいるからだ。



ーもう、あの頃とは違う。力だけでは、生きてはいけない。世界は変わった。



 …そうだ、世界は大きく変わったんだ。無常にも、2人の人間だけを置き去って。

(' . '/作者だよ〜!

新作です!

もうね、今回言うことはこれに尽きる。書くことないんです。

でもなんかね、次回予告?とか入れようかなって思ってます。とりあえず今作では入れませんが、ぼちぼち他の小説には入れて行こうかなと思っております。

あとは、自分の書いてる別作品とかに質問とか来てたらあとがきのところで返そうかな、って思っています。

…え、でもコメント来てないって?…この世界には触れちゃいけないものもあるんだよ。

(Kaito3237、SANチェック1D3or1D5)

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