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掌編小説集1 (1話~50話)

終わり

作者: 蹴沢缶九郎

未来では宇宙へ行く事が当たり前の時代となっていた。


仕事で海王星へ行く者、日帰り旅行で火星へ行く者と様々だ。


そんな時代、ある時、


「広大な宇宙に無数に散らばる惑星の数は一体いくつあるのか?」


そんな謎に挑んだ学者がいた。学者はスーパーコンピューターに、宇宙のありとあらゆるデータと計算式を打ち込んだ。コンピューターは打ち込まれたデータに従い、計算を始める。


長い歳月が過ぎたがやがて、コンピューターは計算を終え、とうとうその時がやってきた。


しかし、学者の顔は浮かない。そんな様子の学者を見て、助手が聞いた。


「どうしたんですか?計算に長い時間はかかりましたが、とうとう結果が出たんですよ。」


学者が言った。


「うむ、確かに一応の結果は出た。惑星の数があまりにも多すぎてこれ以上数える事が出来ない。つまり、数字が終わってしまったのだ。」

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