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t  作者: taskusu
2/2

死神との契約

※あらすじ


主人公蒼間優人(そうまゆうと)は新しい生活をはじめるために格安アパートを契約

だがそこには多分自殺であろう幽霊が住み着いていた。


そして自分は死神との契約者をしていると阿海に伝えたのだった。

「死神と契約?何ですかそれ何かの末期ですかね」


馬鹿にしてるのか疑問にしているのかよくわからん顔をされた。

言うのもあれだが自分でいうのも普通に恥ずかしい。


「あれだな・・・実際見せた方が速いか。」

俺は目をつぶり、深く息を吐いた。


「こい、死神!」




・・・・・あれ?おかしいな?

呼びかけに応じないって仮にも俺主だぞ?


「あの・・・何もいませんけど・・・」

不安そうな顔でこちらを見てくる。やめろ、俺まで不安になっちまうだろうが。

つかおかしいな、いつもなら普通に出てくるんだが・・・なにかトラブルでもおかしたんだろうか?

って死神だぞ相手。んな事起きるわけないと思うのだが。


「ごめん、もう一回やってみる。・・・」


すうと息をすって読んでみる


「死神ぃ!ででこ」

「うるさい。」


突然お腹あたりに激痛が走ったと思ったら地面に倒れてた。

「え、ちょゆうとさん大丈夫です!?」

突然起きたハプニングに対応できてないご様子。てんぱってるのがなんか可愛い。

「ったく、今何時だと思ってやがる?お前が寝てる時間は呼ばないつったくせによ?おおう?」


黒いボロボロの布をはおり、背中に大きなかまを背負いそれはあらわれた。

「えと、あなたは?私の同族?」


前言撤回。阿海(あみ)ちゃん普通に状況適応力ありました。てんぱってんじゃなくて分析してたみたい。


「同族だぁ?俺は幽霊なんかじゃねーよ。魂を扱うれっきとした死神アトレアちゃんだ。」

そう、コイツこそ俺の契約相手で死神、アトレアだ。


「あのよぉ、そうわ言ったが非常状態は別って言わなかったか。」

痛みも完全に消え立ち上がる俺に再びボディブローをかましてきた。

がふっと膝から崩れ、また倒れる俺。正直こんな体でも痛みには弱いんだよ。


「これのどこが非常事態なんだ?せっかくゆっくり寝てたのによコラッ」


「い、やな・・・そのこに、お・・まえをみせ、ようかと・・・」


激痛のあまりとぎとぎにしか言葉が出ない。ものすごく痛すぎ。

ふんっとそっぽを向いてアトレアは阿海(あみ)の方に話しかけた。


「このバカはほっといてお前、阿海(あみ)と言ったな?なんでこんなとこで地縛霊になってんだ」


「なんでって言われましても私にも良くわかんないです。なんで名前知ってるんです?」


「俺はコイツと記憶をリンクさせててな、大体何が起きたかわかるんだ。」


阿海はへぇとうなずき、俺に目を向けた。


「なぁ死神、この子どうだと思う?」

正直幽霊なんざ怖くない。人間の方がやばいからね。

俺がこの部屋を頼んだ理由は、なんでここにこの子が残留しているかってこと。

別にいわく付きならどこでも良かった。悪霊ならさっさと片付ければいいしな。


「ん?まぁ、普通のタイプじゃないな。普通なら恨みとか未練とかで残るが、この子の場合名前はとか以外はなんでこんなとこにいるか分かって無いみたいなんだよな。記憶が無いみたいだし、ほんとに自殺した幽霊かも怪しい」


何も喋ってないのにあの子の事すぐわかるとは、さすがは死神と言ったところだな。

「なぁ阿海ちゃん。なんでここにいるか思い出せないか?成仏したいなら手伝うぞ。」


阿海は戸惑いを隠せないようだ。それもそうだいきなり俺に殴られ、目の前に黒い布羽織ったやつが出るんだ。戸惑うのは当たり前だ。


「あの良く分からないんですけど、詳しく聞かせてくれないですか?ちなみにあなた方の話も。」


そう言えばちゃんと話さず流してたな。改めて紹介してまとめよう。


「俺はさっきも言ったが死神契約者、蒼間優人だ。んで死神のアトレア。俺はただ一人暮らしでこっちに来て、格安物件を探してた。」


「格安物件ですか。いわく付きっぽいやつ?」


「それはおまけだな。いてもいなくても住む気だった。悪霊みたいなやつだったら片付ける事ができるし、君は悪霊なんかじゃないみたいだが、未練とかの記憶を失っている珍しいタイプなんだ。大体地縛霊は恨み、嫉妬、未練とか残るんだが君は記憶がないのに残れてる。これがほんと珍しいんだよ。」


「私みたいな幽霊がですか。」

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