69.夢にまで見る程に
「ノア………全く。しでかしてくれたね。力ずくで抱こうとして、抵抗でもされたの?」
父親の退室した自身の書斎で、ルーカスは、未だ壁際で俯いている弟に、吐き捨てた。
「少しの間、鎖に繋いでおくだけのつもりでしたが……その……つい───」
「いやいや。それもどうかと思うけど。言い訳になって無いよ。」
弟の、斜め上を突き抜けた返答に、ルーカスは呆れてため息をついた。
「父上も退室したし………ノア、こっちに座りなさい。少し話をしよう?」
そして、ソファーに腰掛けると、弟に手招きし、向かいに座る様促した。ノアは兄の指示に大人しく従い、向かいのソファーにゆっくりと腰を下ろした。
「まぁ……これ以上、今回の件は問い詰めないよ。さっき父上にも言ったけど、話はついたからね。家の女医に診せたけど、彼女、処女だったし……別にこちらは手出しした訳じゃないんだ。だけど、ノア、あまり彼女を怒らせると、まずい事に──ん?どうしたの?顔が赤いよ。」
ルーカスの話を聞きながら、ノアは子どもの頃の様に、頬を赤らめている。
「兄上、あまり……その……彼女について直接的な事を言うのは止めてください……」
そして、両手で顔を覆いながらそう言った。
「はあぁ⁈ノア!あんな事しといて何言ってるんだよっ!情緒が不安定どころの騒ぎじゃないよ⁈」
「乙女なのですね。彼女は………」
「まあ、診断結果的にそうだと分かったけどね。違うと思ってたの?」
「いえ、そういう訳では……ですが、直接尋ねた事も無かったので……」
頬を赤くする弟に、ルーカスは頭を抱えた。
「ノア、あのねぇ…だったら尚更彼女にこんな事したら───いや、これはノアだけの責任じゃないな。君の思考がこうなってしまったのは、アイゼン家の責任だ……」
ルーカスは、少年の様に頬を染める弟を前に、頭を抱え眉間にしわを寄せていたが、思い付いた様に、ゆっくりと顔を上げた。
「ノア、ブライアンが、また近く君の軍事基地に仕事で顔を出すと言っていたよ。ブライアンにさ…遊び方を教えてもらいなさい。」
兄の発言を聞いて、ノアは目を見開いた。
「兄上っ……!一体何を仰っているのですか⁈私は彼女に対して、遊びのつもりはありませんし、例え遊びでも、彼女以外の女性と関係を持つ等、考えただけで吐き気がします───」
「ノア……真面目な話だよ。君が彼女に対して遊びで無い事は、理解している。だけどね…このまま、ノアに想いをぶつけられたら、彼女はいつか壊れそうだ。」
「そんな事は………」
「端的に言えば、彼女は、男性と関係を持った事は無い訳だからね?もっと優しくしてあげないと。ノアがどう接すれば良いか分からないんじゃ、駄目でしょう?」
「………ですが……」
「その点、僕等の幼馴染、ハワード家の頭脳、ブライアン・ハワード助教授は、遊び慣れてて、女性に対する接し方は完璧だ。何しろ、婚約者と良好な関係を保ちつつ、娼館通いが出来る程だからね!悪い事は言わないから、一緒に娼館に行っておいで!」
ルーカスは、あはは!と笑ったが、ノアは笑う気にはなれなかった。兄が心配しているのは分かるが、あの幼馴染と共に娼館遊びする等、どう考えても自分には無理だ。
「兄上……どう考えても、私はブライアンとは──」
「あはは!思い出しただけでも、凄い奴だよね、ブライアンは……まあ、そう難しく考えずに、今度ブライアンに会ったら相談しなさい。」
「兄上っ………私は本当に──」
「あー、笑った!で、ノア。本題だけど……」
「………」
「今回の件、どうしてこんな事したの?流石に、何か理由があったんでしょう?」
ルーカスは真面目な顔で、向かいに座る弟を見た。自分にそっくりの、愛する弟を。
「父親は未だに何一つ、軍人で在る以外の君を、理解したがらない。彼自身、優秀な軍人なのだろうけど……我が子を知ろうともしない、その考えは、俺は気に入らないよ。まぁ……でも、もしかしたら似ているのかもね。ノアと父親は……」
「兄上───」
「で、どうなの?ノア。」
穏やかに自分を見る兄に、ノアは一度俯いて考え込んだ。
そして、自分でも確信が持てずにいた、その考えの端を掴んでみると、絶対だとは言い切れないが、行動の理由に足る気がしてきた。
「森で………聞いて…しまったのです。彼女が…話している事を……」
「ん?……森で聞いた?野営訓練中の森?……何を聞いたの?」
「彼女が、以前ベネット公爵子息と婚姻を結ぶつもりであったと。そして、それは破談になったと……」
「………その話か───ごめん、それは事実だ。俺が君に教えていなかった。」
「ジゼルは……破談になった事を悔やんでいました。夢にまで、見る程に。」
「ノア───」
今でも、他者との婚姻を望む彼女の心を知った、向かいに座る弟は、自分自身が深く傷付いた事に、気付いていないのだろう。
だがそれは、例え弟が、彼女と婚姻を結んでいようとそうでなかろうと、あまりに一方的な傷心だ。
彼女を傷付けて良い理由にはならない。
「兄上は、ご存知だったのですね。彼女と、ベネット公爵子息との事を──」
「うん。軍の関係者でない貴族の間では、割と有名な話だったからね。少し調べて知ってはいたよ。ごめん、事前にノアに教えておくべきだったね。」
「いえ……」
「だけどね、ノア。彼女が今でも破談になった事を悔いているのは……ベネット公爵家との婚姻が、ガルシア家に掛けられた王命を撤廃出来る可能性を、有したものだったからだ。」
「私もそうだと、考えていますが……」
「違う。ノアは…自分に対して自信が持てなくて…分かっていないんだよ。」
「兄上………」
「彼女はベネット公爵子息と破談になった事を悔いているのでは無い。ベネット公爵家と破談になった事を……ガルシア家を救う機会を逃してしまった事を、悔いているんだ。それこそ、悔やんでも、悔やみきれない程に……分かるね?」
「……………」
「まあ、そのうち分かるよ。」
そして、自分自身も、彼女との関係を変えられなければ、ベネット公爵子息と同じ様にしか、見てもらえないという事も───
「道具にしか過ぎないんだよ。ノアも、ベネット公爵子息も。まぁ、本来政略結婚というものは、本質はそうだと考えるべきだろう。後は、本人同士の問題だ。」
「……道具………兄上、私は決して彼女と政略結婚がしたい訳では───」
「それは分かっているよ。彼女から見れば、の話だ。」
「……………」
「それはそうと、彼女が話しているのを聞いたのでしょう?彼女、どうして破談になったのか、言ってなかった?ガルシア男爵家とベネット公爵家は、今も仲が良い。それなのに、破談にした理由が知りたい。」
ノアは、自分が盗み聞きをした、破談に至るまでの経緯を、兄に説明した。
「なるほどね。そういう事か。確かに、ベネット公爵家としては、主軸である事業の半分を手放すなんて、そう簡単には出来ない。そして、王命を撤廃出来ないとなれば、ガルシア男爵家も、婚姻という大切なカードを切る訳にはいかない。破談になるのは当然の流れだ。そうか……それで破談にした後、ベネット公爵子息は王族と婚姻を結ばされたのか───」
ルーカスは、もはや失恋しました…と言わんばかりに覇気の無い、目の前の弟を見据えた。
ノアの奴…落ち込む程傷付いているのは、彼女の方だと思うけど。何様のつもりだよ。
可愛い弟には違いないけど…父上の言う通り、彼女の事になるとポンコツ過ぎて、一周回って笑えてくる。
「兄上、何が可笑しいのですか?」
「ふふ……いや、ごめん。何でもないよ!ごほんっ……えっとね。今回、ノアの話を聞いて、かなり学びを得られたと思うよ。まず、婚姻前に、下手に、国王に言うのは愚策という事だ。」
「確かに…そうですね。ベネット公爵子息は、ジゼルとの婚姻を破談にした直後、王族から縁談を提示されています。」
「その通りだ。」
そしてノアは、もし王族から同じ様に縁談を提示されても、絶対跳ね除けるだろうからな。そうなったら、アイゼン家も非常に困った事になる。
「本来なら、王族から縁談が来れば喜ぶべきなのだろうけど、今回ばかりは厄介だ。そもそも、ノアは嫡男では無いし、結婚に際して、わざわざ国王に報告する必要も無い。何も言わず、さっさと結婚しちゃうのが、最善だろうね。」
そう告げると、ノアはこちらを伺う様に、チラッと視線を向けて来た。一度遠のきかけた彼女との婚姻に、再び希望が見えて来て、少し元気になった様だ。
こういう所は、可愛げがあるんだけどなぁ……
「そして、王命の撤廃の可否が正式に決まる前に、ガルシア家には婚姻を決断させなければいけない。王命の撤廃が出来ないから、婚姻を取り止めると言わせない為だ。ガルシア家には申し訳ないが、こちらは別に王命の撤廃が出来なくても良いのだからね。褒賞で王命の撤廃を願い出るのは、ノアと彼女が正式に結婚をした後だ。」
「兄上、その件なのですが…確かに私は王命の撤廃を目的にしていません。しかし、可能な限り、王命が撤廃出来る様、動きたいのです。他に、手はありませんか?」
「ノア………そうだね。だけど、正直他に良い手は無いと思う。あ!確か、今回ノアが褒賞を貰うにあたって、父上も褒賞を貰えそうな運びらしいんだよね。決まったら、父上にも、褒賞を手放して、王命の撤廃を願い出て貰おう!将官と佐官、二人分の褒賞と引き換えとなったら、叶いそうな気がするなぁ。」
「本当ですか⁈よろしくお願いします。」
「任せて!父上には言っておくよ。」
こうして、ジョセフは自らの知らない所で、愛する愚息の為に、褒賞を手放す事が決定した。
「ノア、お茶どうぞ。」
一安心したルーカスは、書斎に置いていた茶葉で、自分と弟にお茶を淹れた。
「ありがとうございます、兄上。」
「これ、料理長から貰った、東方のお茶なんだけど、なかなか美味しいね!ノアが仕入れる様頼んだのでしょう?」
「ジゼルが好みそうだと思いまして。」
カップの中で、ゆらゆらと揺れる金色のお茶を、ソファーに向かい合って座りながら、ルーカスとノアはゆっくり口にした。
「そういえばノア、今日は紫煙草全然吸ってないね?どうしたの?いつもはずーっと、右手に持ってるのに。まさかとは思うけど…禁煙⁈」
「いえ……今、ジゼルが家に居るのですよね?彼女は紫煙草の匂いが嫌いですから、家で吸わない様にしているだけです。出来れば禁煙したいと考えてはいるのですが…流石に難しいので…」
「うっそ………!あのノアが禁煙を検討するなんて………いやぁ、甲斐甲斐しくて、微笑ましいよ!純粋な気持ちって、こういう事なのかな〜。」
ルーカスは以前父親が、例え見合いの席であろうとも、終盤不機嫌そうに紫煙草を吸い出したノアに、先方が激怒し、母親は泣き崩れて収集が付かなかった、と嘆いていた事を思い出した。
「ノア…もしかして…頭突きしたせいで、頭がおかしくなった訳ではないよね?」
「え?」
「いや、いいよ。忘れてくれ。人間、きっかけがあれば変わるものなんだねぇ……」
ルーカスは、感心した様に、東方の茶を飲んだ。
「ノアと2人で、こうしてゆっくりお茶を飲むのも久しぶりだねぇ。」
「そうですね。」
「ノアは、普段なかなか家に帰らないし──そういう意味では、彼女に感謝すべきなのかな。あはは!」
ルーカスは、柔らかく微笑んだ。
「ねぇ、ノアはさ。彼女に、婚姻を申し出るつもりだという事は伝えているの?」
「はい。それとなく……伝えてはいますが……先日、彼女と家で夕食を食べた後、彼女を部屋へ送り届けた時に告げました。少なくとも、私が彼女に対して、遊び等で無い事は、伝わっているはずです。」
「それは……どういう風に言ったの?」
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「少佐も、軍務に戻られるのですか?」
ジゼルはそう言いながら、開けてやった扉から、ちょこちょこと私室の中に入っていった。
リアムに邪魔をされたり…いろいろあったが、彼女は今回、アイゼン家の料理を気に入ってくれた。彼女が家に来た事を、恐らく両親も喜んでいた様に思う。
今回の目的は、充分果たせたと言えるだろう。
「ああ。」
そう答えながら扉を閉めると、ジゼルは少し驚いた様に振り返った。
「………少佐……?」
少し、扉を強く閉めすぎたか。音が大きくて驚かせてしまった様だ。
「ジゼル、」
ジゼルは、暗がりの中でこちらを見上げている。
彼女と食べた、アイゼン家の食事は、驚く程美味しかった。こんなにも、美味しい物だっただろうか。料理長が、彼女が来るからと普段より力を入れてくれたのかもしれない。
彼女と、毎日食事を共にする───
そんな、穏やかで、贅沢な幸せを掴む事が出来たなら。
どんな気持ちになるのだろう。
──そもそもね、君も貴族の出なら、まず家に招いて家族と食事とか、そういう事からでしょ?普通──
悔しいが、あの既婚者の言う事は間違っていなかった様だ。
暗がりの中でも、水色の瞳が、水を湛えた様に潤み、揺れているのが分かる。
可愛いジゼル────
「君は……子ども相手だろうと、容易く変な約束をするな。」
「っ…………!!」
そっと、左手を彼女の頭に添えて、左頬の古傷に口付けた。
彼女に対しては、常に誠実でありたい。
「ジゼル………俺は決して、君に対して遊びのつもり等は無い。近く俺の両親が君の家に行く。」
「あ、あ、あわわわわ……」
「……………」
意を決してそう告げたが、彼女は何やら、あわあわとしか言わない。
どういった感情から、くるものなのだろうか……
もしかすると……両親が家に行くと告げた事に対して、戸惑っているのだろうか。
断られる──⁈
いや……今日、家での食事も喜んでくれていた。嫌がってはいないと思うが……
いや……しかし……万が一………
「えっと……えっと………その………あわわわわ……んむっ───!!」
彼女が何か言いかけた時、とっさに左手で口を塞いでしまった。
まあ…今は、彼女の答えがどうであろうと問題はないだろう。口を塞がれたまま、こちらを見上げる彼女も愛らしい。銀色の前髪を撫でると、パチパチと瞬きをする。
私室のベッドの上に、今日用意したぬいぐるみの山が見える。ガルシア家の彼女の部屋も、そうだと聞いたのだが…喜んでくれるだろうか。
「おやすみ、ジゼル。」
そして、彼女の私室を後にした。
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「うーん……それは、伝わっているのかなぁ?もしかしたら、先日父上と母上が、ガルシア家に謝罪に行ったけど、婚姻の申し出じゃなくて、その事だと思っているかもしれないよね?」
「そう言われると……そうかも…しれませんね……」
ノアは、また少し俯いてしまった。一体、どうしてこうも、言葉足らずなんだ。だけど…こればかりは、自分で伝えなければいけない事だ。
「はぁ……全く……それで、彼女は何て答えたの?」
「何も…ただ…あわあわと言っていました。」
「あわあわ?どういう事なんだろうか。」
「それが…戸惑っている様だったので…口を塞ぎましたので、はっきりとは分かりません。」
「口を塞……ノアっ!何でそんな事するのっ!」
またルーカスに叱責され、ノアは考え込んだ。
「彼女の返事を聞くのが……怖かったのだと思います。」
ソファーから立ち上がっていたルーカスは、弟の返事を聞き、ため息をつきながら、またゆっくりと腰を下ろした。
「まぁ…もう良いよ、今は。とりあえず、彼女にはゆっくり休んでもらう事が先決だし。」
「ああ、ノア。それとね、別件なんだけど、軍に戻ったら、調べておいて欲しい事がある。」
「はい、何でしょう。」
「バートン家、フォスター家、パルヴィン家の子息についてだけど。そこの子息は皆、前線で殉職している。記録されている経緯を確認しておいて。特に、彼女が、その時軍務に付いていたかどうかを調べて欲しい。」
「承知しました。ですが、何の意図でその様な事を?」
「率直に言えば、第三者から見て、彼女が関与していないという事実が必要だ。リー中尉の肩を持つと言った以上、必要なら尻拭いしないといけないからね……恐らく、彼女が独断でやっているのだろうけど……どうかな。綺麗にやり切っていれば良いのだけどね。」
「ジゼルがやったと、そう仰りたいのですか?」
「ノア、心配しないで。俺は彼女の肩を持つよ。ノアだって、せっかく手にした妻を、軍法会議に掛けられたくは無いでしょう?」
「……すぐに調べておきます。」
ルーカスは頷いた。
「ノア、俺が君に言いたい事は、以上だよ。だけど、最後に一つ。」
「はい。」
「さっき、父上の前でも言ったけど。彼女もただでは起きないみたいだからね。彼女の事は、ノアの好きにしたらいい。彼女は、今後何をされても、君に文句は言わないはすだ。」
「兄上、私は決して──」
「でもね、」
ルーカスは、真面目な顔で、弟を見据えた。
「彼女、泣いてたよ。ノアの、ベッドの上で。」
「っ……………」
ノアは、目を見開き、兄を見た。兄を見てはいるものの、その視線の先は、何か違うものを見ている様だった。
「泣いてなんかいないと思ってた?そうだよね。偵察班でも主戦力の兵が、ちょっと監禁されて、乱暴に扱われた位で女々しく泣くなんて。少佐の君は、いつもは鼻で笑うよね。」
「申し訳…ありませんでした……」
「謝るなら彼女に謝るんだ。俺や、アイゼン家や、ガルシア家に対してでは無い。」
ノアは、未だ茫然としている。
「ノア、君のお姫様は、一番奥の客室にいるよ。」
「兄上───」
「おでこにガーゼを貼った、君のお姫様はね。父上は、会うなと言っていたが、会って許しを乞いなさい。彼女がアイゼン家にいる間に。」
「はい。」
「彼女、薬を飲んで、多分まだ眠っていると思うよ。あぁ、眠ってたら、起こしたら駄目だよ?お茶でも持って、様子を見ておいで。」
「ありがとうございます、兄上。」
「いってらっしゃい。」
恐らく、生まれて初めて手にした感情を持って、書斎を後にする弟を、ルーカスは優しく送り出した。
お読み頂き、ありがとうございます。
不慣れな点が多く、時折改稿をしながらの投稿をさせて頂いています。
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